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花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

花の名前

2025-04-14 14:22:37 | 花の名前
4月12日(土)
  
 アセビ(馬酔木)
  ツツジ科 アセビ属  原産地:日本
  花ことば:犠牲 献身 清純な心 危険 あなたと二人旅をしましょう 
 万葉集にも詠まれるほど古くから日本人に親しまれてきました
 アセビは房状に白色の花で小さく壺形をした花を付け
 日本の山形県以南で自生しています 
 半日陰でもしっかり花を咲かせるので庭木や公園、街路樹として
 多用されています  良い香りも魅力の一つです
 アセビは2月~4月下旬にかけて開花します
 名前の由来 
  アセビの葉を食べた馬が酔った様に千鳥足になってしまう事
  葉にはアセチボンと言う毒素が含まれていてこの成分が馬を
  麻酔にかけた様な状態にします
 この事からアセビは危険な花ことばが付いたとも言われています
※アセボ アシビ ウシクワズ シタスクミ カンフジなど
 アセビは万葉集にも登場し地方名ではヒグンノキとも呼ばれます
 春彼岸の頃にアセビが花盛りで仏前の供養花にもされたそうです



 ハナモモ(花桃)
  バラ科 モモ属  耐寒性落葉低木  開花期:3月∼4月中旬
  花色:桃色 白 赤   
 バラ科モモ属の耐寒性落葉低木で花を観賞する為に改良されたモモです
 中国原産で日本でも古くから親しまれてきました
 花桃の由来
  花桃は電力会社社長であった福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が
  ドイツのミュンヘンで華麗に咲く三色の花桃を見かけ
  その美しさに魅せられ帰国木曾の発電所庭に植えたのが
  始まりと言われています
 花桃の名所 
  長野県阿智村「花桃の里」  群馬県みどり市「小夜戸・大畑花桃街道」
  高知県仁淀川町「上久喜の花桃」  道の駅・天龍相津「花桃の里」など



 カリン(花梨)
 バラ科カリン属の落葉高木で中國原産の果実です
 薬用や芳香剤として古くから親しまれており日本でも栽倍されています 

特徴
  花は3~5月に淡いピンク色の5弁の花を咲かせる
  果実は硬く生食は出来ないが芳香が良い
  10~11月に収穫され熟すと鮮やかな黄色になる
  ほとんど無農薬で栽培され耐寒性と耐暑性も強い
利用
 カリン酒 砂糖ずけ のど飴 ジャム ゼリー シロップ漬け
栄養成分 
 ビタミンC  タンニン  クエン酸 食物繊維
薬効
 咳止め のどの痛み予防 美肌効果  疲労回復 整腸作用

 カリンは果肉が厚く石細胞が多く含まれている為生食は出来ません
 またアメグダリンと言う毒性のある成分がふくまれているため 
 生の状態で多量に摂取すると吐き気や頭痛 目まいなどの症状が出る
 と言われています
                           AⅠによる概要



                     2025.4.12  運動公園で見た花木

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