花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

アジサイ(紫陽花)

2023-06-29 13:27:23 | お出かけ
6月23日
  荻窪公園 紫陽花
  明日から家の模様替えが始まると言うので
  この日の昼過ぎにアジサイを見に出かけました。


ガクアジサイ 
 沢山咲いていて見頃でしょうか♡ 



 ヤマアジサイ?でしょうか。可愛い花です!


 カシワバアジサイ
  北アメリカ東部原産のアジサイで葉は大きくて深い切り込みが入り 
  その姿が柏の葉のように見えるところからこの名が付いたそうです。
 6~7月にかけて白い一重の装飾花を円錐状にまとめて咲かせます。
 花は咲いてから時が経過し古くなるとピンク色に変わります。


 紅葉も楽しめるアジサイで晩秋になると葉は深みのある赤色に色付きます。

アナベル
 アナベルは手毬の大きさが20cmほどになるセイヨウアジサイの
 園芸品種の一つで白い小さな装飾花が隙間なく咲く美しい紫陽花です。
    蕾の時は黄緑色で徐々に白くなります。
          ドライフラワーにも加工されます。















 ガクアジサイ 花が咲き始めています!
  ガクアジサイの花は中心部にある小さな蕾のような部分が「真花」
  と呼ばれる花で花びらと思っている部分は「ガク」が発達したもので
  「装飾花」と呼ばれています。
  装飾花の真ん中に小さな花がありますが雄しべも雌しべも
  退化しているので実は結びません。
 「ガクアジサイ」の名は「真花」を「装飾花」がまるで額縁のように
  縁取っている事から名付けられました。

  小さな蜂で 日本ミツバチでしょうか? お仕事中です♡

  気象庁が出すアジサイの開花予報では標準木の「真花」が
     2~3輪咲いた時を開花日とするそうです。




                       2023.6.23 荻窪公園の紫陽花
   ネムノキ(合歓木)にも花が咲いていましたので次回で


 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゴの実

2023-06-22 15:55:03 | 花の名前
6月17日 散歩で見たエゴの実

エゴの実
  エゴノキ科 エゴノキ属 落葉高木
  原産地:日本 朝鮮半島 中国  樹高:7~8m  開花期:5~6月
  エゴの実は夏から秋にかけて実ります。

  7月頃に直径1cm程度の卵形のグリーンの実を枝いっぱいに付けます。
  熟すに従い茶色く色付いていき最後には果実が裂けて中から黒に近い
  茶色の種子が出ます。エゴの実の果皮にはエゴサポニンと言う
  有毒成分が含まれていると言われています。

  エゴの果皮ではなく種子は脂質を多く含んでいてヤマガラなど
  野鳥が好んで食べるそうです。

  エゴノキの名前は果実を食べると苦味が強く喉にえぐ味を感じる事から
  付いたと言われます。

  他にも別名のロクロギと言う名前はエゴノキの木材がろくろ細工に
  使われたことに由来するそうです。

  若い実を水中ですりつぶすと白く濁って泡立つ事から昔から石鹸の代わり
  として使われてきました。
「シャボンの木」とか「石鹸の木」「サボン」と言った呼び名もあります。


↓ 実と混じってバナナの房の様な奇妙な形の物が混じっています。
 これは「エゴノネコアシ」と言います。
 何かと言うと「エゴノネコアシアブラムシ」がエゴの木に寄生して細胞が
 傷付いてできた「虫こぶ」です。猫の足に似ている事からこの名が付きました。
  この房室は長さ約20mm直径5mm程度です。
 この中に数十匹もの「エゴノネコアシアブラムシ」の幼虫がいます。
                  ↓2022.7.4 エゴノネコアシアブラムシ

                   
                  2023.6.17 散歩で見たエゴの実
コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コムラサキ(小紫)

2023-06-21 14:11:21 | 花の名前
6月21日

コムラサキ(小紫)
   クマツヅラ科 ムラサキシキブ属  落葉低木
   別名:コシキブ(小式部) コムラサキシキブ(小紫式部)
   高さ:1~1・5m  開花期:6~8月  成実期:9~12月
   原産地:日本 中国 韓国    花ことば:気品 知性 聡明  
 名前の由来:紫式部の仲間で小型な事から「小紫」という。

   枝を這うように伸ばし紫色の果実をびっしり付けるので
   観賞用として庭木や公園樹として植えられる事が多い。

  葉は小さく鋸歯や果実付き方が異なる点でムラサキシキブと見分ける事が出来る。
  暖かい地方の低層湿原などに稀に生える。

  花は葉腋より少し上から集散花序を出し薄紫色の花を密に付ける。
  花冠は小さく上部は4裂する。雄蕊と雌蕊は花冠から突き出す。

  葉は小型で細長く毛は無い縁の中ほどから葉先にかけて鋸歯がある。
  果実はしだれた枝の両脇から光沢のある紫色の実が2列に並ぶように
  沢山の実を付けて美しい。

  園芸店の鉢植えにムラサキシキブの名が付いているが殆んどはコムラサキらしい。
  自然観察会でもコムラサキをムラサキシキブと思っているいる人が意外に多い。
  その原因は名前の由来になっている紫色の実がコムラサキの方が
  圧倒的に多く目立つからからでしょう。

                           樹木シリーズから
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩の花(6/17)

2023-06-18 15:11:22 | 散歩(花)
6月17日
    ヒャクニチソウ(百日草)

 コブシ(辛夷)の果実
   モクレン科 モクレン属  日本原産  開花期:3~4月
   花ことば:信頼 友愛 愛らしさ 自然の愛 歓迎
   果実は長さ10㎝程度で握りこぶし状のでこぼこがあり
   この果実の形状がコブシの名前の由来です。

 ノウゼンカズラ(凌霄花)
  凌霄花は漢字から「凌(しのぐ)」「霄」は空の意味で
  蔓が木にまといつき天空を凌ぐほど高く登るところから付いた名前です。


 ハマナデシコ(浜撫子)?

 ヤマボウシ(山法師)

  ソヨゴ(冬青)の蕾の後にピンクアナベル!

 コムラサキシキブ?

  よそのお宅に万両の大きな実の付いた寄せ植えがありました♡

 
   

                             22023.6.17 散歩の花
  




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リョウブ(令法)

2023-06-17 14:00:53 | 花の名前
6月15日 
  道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡
        広場に咲いていたリョウブの木の花

 リョウブ(令法)    別名:ハタツモリ(畑守)
   リョウブ科 リョウブ属 落葉小低木   開花期:6~8月
   原産地:日本 韓国    花ことば:あふれる思い くつろぎ
 リョウブは日本 韓国原産で北海道南部 本州 四国 九州に
 広く分布して山林に自生りています。
  リョウブは幹が剥がれてまだら模様になり老木の樹皮には
   独特の風情が見られ庭木として観賞価値があります。
  リョウブは樹高3~10mになるリョウブ科の落葉小高木です。
  日本では6~8月頃に開花します。
  リョウブの幹は根元から分岐して株立ち状になり樹皮は
  表面が剥離して茶褐色で滑らかになるので「サルスベリ」と呼ぶ
  地方もあります。
  リョウブの葉は互生する単葉で枝先に集まり長さ5~15㎝ 幅4~10程の
  倒卵形で先端は短く尖り縁には細い鋸歯があります。
  裏面には細かな毛があり白っぽく見えます。
 秋には紅葉しますが寒い地域の方がきれいに紅葉します。
  リョウブの花は枝先に10~20㎝程度の総状花序を数個つくり
  白色の5弁の花を密に付けます。花弁は6~7mm程で雄蕊は花弁より
  長くなります。この花は蜜源植物として様々な虫が集まります。
  リョウブの果実は蒴果で径4mm程の球形になり密に毛が生えます。
  種子には長さ1mm程の扁平な楕円形です。




 リョウブの利用
  リョウブの芽吹いてすぐの若葉は「木の芽」と呼ばれあく抜きした物を
  ごはんと一緒に炊き込んで「令法飯」を作ります。
  昔は若葉を乾燥させて飢餓の救荒植物として貯蔵されたと言われいます。
  他には団子に混ぜて食べたり天婦羅にして食べられていました。


                         GREEN PIECEより
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする