6日 上三依水生植物園 ワタナベソウ(渡辺草)
↓種になっていました。
学名:Peltobykinia Wayanadei
科名/属名:ユキノシタ科 ヤワタソウ属 花期:6~7月
分布:愛媛県 高知県 九州 日本固有種の多年草
和名と種小名は発見者のへの献名
深山の林内に生える高さ40~60cmの多年草でヤワタ草に似るが
根性葉は7~9枚に中深裂し裂片は狭い。
花は花茎の先に数個付く萼筒は鐘形で花弁は淡黄色で
初め下を向いて咲くが後に上向きになる。
ワタナベソウの花
ワタナベソウの発見者
渡辺恊(わたなべなこう)氏は高知県名野川村(現仁淀川町)の小学校教師で
植物採集家でもあった。
渡辺恊(わたなべなこう)が同村で1889年(明治22年)に発見した植物。
1892年(明治25年)
矢田部良吉氏が渡辺に献名してワタナベソウ(渡辺草)と命名した。
※矢田部良吉氏は(1851~1899)
明治時代の日本の植物学者 日本への近代植物学の導入に貢献した科学者。
※2019年 レットリストではワタナベソウは
愛知県絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に分類される。