花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ワタナベソウ(渡辺草)

2021-08-17 13:27:43 | お出かけ

6日  上三依水生植物園 ワタナベソウ(渡辺草)

種になっていました。

学名:Peltobykinia Wayanadei 

科名/属名:ユキノシタ科 ヤワタソウ属  花期:6~7月 

分布:愛媛県 高知県 九州 日本固有種の多年草

   和名と種小名は発見者のへの献名   

深山の林内に生える高さ40~60cmの多年草でヤワタ草に似るが

根性葉は7~9枚に中深裂し裂片は狭い。

花は花茎の先に数個付く萼筒は鐘形で花弁は淡黄色で

初め下を向いて咲くが後に上向きになる。

 

   ワタナベソウの花

     

 

ワタナベソウの発見者 

渡辺恊(わたなべなこう)氏は高知県名野川村(現仁淀川町)の小学校教師で

植物採集家でもあった。

渡辺恊(わたなべなこう)が同村で1889年(明治22年)に発見した植物。

 

1892年(明治25年)

矢田部良吉氏が渡辺に献名してワタナベソウ(渡辺草)と命名した。

※矢田部良吉氏は(1851~1899)

明治時代の日本の植物学者 日本への近代植物学の導入に貢献した科学者。 

※2019年 レットリストではワタナベソウは

     愛知県絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に分類される。

 

  

コメント (4)
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