6日 上三依植物園 ハナツリフネソウ(花釣船草)
学名:lmpatiens balfourii
科名/属名:ツリフネソウ科 ツリフネソウ属(ホウセンカ属)
別名:ゲンペイツリフネソウ(源平釣船草)
分布:日本 中国 朝鮮半島 東アジアなど (西ヒマラヤ原産)
花期:7~9月 草丈:50~80cm
北海道から九州のやや湿った所に多い。
高さ50~80cm 茎はやや赤みを帯び節が膨らむ。
葉は互生し長さ5~13cm幅2~6cm菱状楕円形で細かい鋸歯がある。
花序は葉腋から斜上し紅紫色の花を数個付ける。
花序の茎には紅紫色の突起がある。
花は長さ3~4cmで花弁が3個萼片が3個からなる。
萼片も紅紫色で花弁の様に見え下の1個は大きく袋状になり
その先端は細長い距になってクルリと巻く。この距の部分に蜜がたまる。
花弁は下の2個が大きく黄色の斑点がある。
雄蕊は5個で花糸は短く葯が合着して雌蕊を包み込む。
果実は肉質のさく果 長さⅠ~2cm 熟すとちょっとした刺激で果皮が
5片に弾けてクルクルと巻き種を弾き飛ばす。
1998年に札幌市で確認され冷涼な地域に帰化しています。
名前の由来は花の様子を吊り下げられた帆掛け船に見立て
この名が付いたとされます。
松江の花図鑑より