花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ハナツリフネソウ(花釣船草)

2021-08-18 14:26:45 | お出かけ

6日 上三依植物園 ハナツリフネソウ(花釣船草)

学名:lmpatiens  balfourii

科名/属名:ツリフネソウ科 ツリフネソウ属(ホウセンカ属)

別名:ゲンペイツリフネソウ(源平釣船草)

分布:日本 中国 朝鮮半島 東アジアなど (西ヒマラヤ原産)

花期:7~9月 草丈:50~80cm 

   

北海道から九州のやや湿った所に多い。

高さ50~80cm 茎はやや赤みを帯び節が膨らむ。

葉は互生し長さ5~13cm幅2~6cm菱状楕円形で細かい鋸歯がある。

花序は葉腋から斜上し紅紫色の花を数個付ける。

花序の茎には紅紫色の突起がある。

花は長さ3~4cmで花弁が3個萼片が3個からなる。

萼片も紅紫色で花弁の様に見え下の1個は大きく袋状になり

その先端は細長い距になってクルリと巻く。この距の部分に蜜がたまる。

花弁は下の2個が大きく黄色の斑点がある。

雄蕊は5個で花糸は短く葯が合着して雌蕊を包み込む。

果実は肉質のさく果 長さⅠ~2cm 熟すとちょっとした刺激で果皮が

5片に弾けてクルクルと巻き種を弾き飛ばす。

 

1998年に札幌市で確認され冷涼な地域に帰化しています。

名前の由来は花の様子を吊り下げられた帆掛け船に見立て

この名が付いたとされます。

     

                           松江の花図鑑より

 

 

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