風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

軽量ダイニングチェア

2016-05-07 01:34:00 | 木工
ゴールデンウィーク中に開催された、丹波年輪の里の「座っ展」無事終わりました。
今回は、展示搬入当日ギリギリまで作っていたダイニングチェアを取り上げます。

以前から出来る限り細く軽く作ってみたいという思いがあったので、それを形にしました。
製図してから、5分の1の検証模型を作りました。
背もたれは3本仕様。

実は・・・展示会の1週間前まで、影も形もなかったのですが(^_^;)







この後、ストックのチェリー材を木取りです。




譲っていただいた小型帯鋸盤で曲線カット。


まずはほぞ穴から。


この後、反り足の加工。




ほぞの嵌めあいを確認してから、まず側から本組み。


時間が惜しいので一気に立体に組んでしまいました。


養生の合間に、座面削りをします。





こうして全体が見えてきました。
実際に座ってみると、かなり細いという事もあり、木のしなりを感じます。
慣れていない人はちょっと不安に感じるかもしれませんね。


搬入後。
展示会場ではこのような感じに展示していました。
写真奥側の、昨年製作した「ポルタティフを弾くための椅子」の方が、構造的には安定感があります。
今年から添え物もOKとなったので、譜面台も展示させていただきました。



とりあえず新作として出すことが出来たのでホッとしていますが、椅子としてはもうちょい考証の余地があるので、新たに作る予定です。

ククサ 完成

2016-05-06 23:39:00 | 木工
ヒノキのコブ材から削り出した、ククサが完成しました。
ペーパーで下地を整えてから、浸透性塗料を数度塗っています。
作ってみると、なんか取っ手要らないんちゃうか?と思ってみたり(^_^;)
となるとククサではなく、ぐい飲みになってしまいますね。

これを見た友人が「日本酒を飲みたい」と申しておりました。
また次回ククサを作るときは、もっと取っ手との一体感を出したいです。


工房えらむ

2016-05-05 21:20:00 | 木工
ゴールデンウィークもおしまいですね。
休んで遊ぶと言うよりは、展示して提示する側に立つ日々でした。
そんな中、限られた貴重な時間を割いて、知り合いの工房を訪ねました。
5周年イベントとして、オープンスペースをされた「工房えらむ」を尋ねました。
建物も手作りという、素敵な空間でした。
クロモジの木削り楊枝作りのワークショップと、木の器の展示販売、奥さんの手作り布作品の展示です。








えらむ工房のように、私の住まいと工房を訪ねてきてくれた人が楽しくなる空間にしたいなと思いました。

丹波年輪の里にて座っ展開催中

2016-05-03 10:36:00 | お知らせ
ゴールデンウィークはイベント目白押しです。
丹波年輪の里「木の館」ホール内では、丹波周辺の木工作家10名が集って、椅子の展示会「座っ展」が開催中です。5月5日まで展示しています。




実際に座ることも出来ます。
5月4日は展示会場に居ります。

どうぞお立ち寄りください。