LCネットワークを使って音出しをしてみた。
すんなりと音は出たが、高域のBMS 4540NDの音量調整がむづかしい。
なにしろ低域と高域のユニットの能率に大きな差があるからだ。
低域のDYNAUDIO 20W75 : 89-90dB
高域は、公称 114dBもある。なので、-20db~-25dBほど減衰させんくてはならない。
安物のアッテネータでは絞り切れない。
ということで、いつも参考にさせていただいている、こちらのぺージの記事を参考にさせてもらった。
http://d.hatena.ne.jp/platycerus/20150830/p1
BMS 4540NDと並列に入れる小抵抗は1Ωとしてそれにパラに8Ωのアッテネータを付けてみた。調整には扱い難さがあるが、なんとか使えた。ユニットにシリーズで入る抵抗は設計値と同じものがあったが、足が鉄みたいで気になる。
あらためて音出しをしてみた。
メイン・アンプは6384ppだ。
CDは「BLUS IN THE NIGHT」(New York Trio)、音がダイナミックでシステムの調整にはよく使う。特に音量を上げたときのチェックに向いていると思っている。
少しずつ音量を上げていくと、ピアノの高音部分で音が濁った。何となくクロスオーバー付近の音域のような気がしないでもない。
1,500Hzという設定が低すぎたのだろうか。それともアンプのせいだろうか。
でも、マルチ・アンプでは特に気にならなかったのだが。
これがLCネットワークのせいか判断がつかないので、パワー・アンプを替えてみた。
金田式でもう14-5年前に作ったものだ。
これまで2Wayの高域用に使い続けている。
単独で鳴らすのは初めてだ。6384とは音の雰囲気が違う。クリアで見通しが良い。
聴く音楽にもよるだろうが、こういうSPシステムのチェックには向いているのかも知れない。
気になる音量をいわゆる大音量まで上げたときの高音域はどうかというと全く問題ない。ということはLCネットワークのせいではなさそうだ。
6384ppも測定上は、40W近くまで出るはずだが、歪率まで測定したことがないので、実用域がどこまでかは把握していない。でも、これをこの数年、低域に使ってきたが気にならなかったのはなぜだろう?
でも今回は、金田式アンプの単独での視聴ができ、やはり「いいアンプ」であることが
再認識できた。
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