手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

アメリカ南部を聴く その5

2019年03月18日 01時18分05秒 | Music


メンフィス編 その2

Xmasイブをニュー・オーリンズで過ごして、25日の朝から、ホテルを出てレンタカーでメンフィスへ移動しました。

移動距離は約600Km。米国の高速道路はすごい。片側5-6車線ありました。巡航速度150Kmくらいでぶっ飛ばします。もちろん私が運転できるはずがありません。娘の夫君(米国人)が運転です。
ミシシッピ・デルタ地帯をひた走りました。途中、コンビニで休憩しようと思ってもXmasなので開いてなかったりします。
 6時間ほどかけて夕方近くにメンフィスに到着。
宿泊は、いわゆる民泊というか、まるごと一戸建ての家をレンタルするシステムを使って借りていました。

Xmasの夜なので、夕食を調達するのに、一苦労。レストランはもちろんのこと、スーパーもコンビニも営業していません。
かろうじて、中華料理の店で頼み込んでなんとか、ささやかな夕食を調達できました。
 翌日26日は、音楽好きの義弟を迎えに メンフィス空港へ向かい、昼食は本場のBBQを堪能。

夜は本命のDownTownへと繰り出しました。

<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/84/24978d6d4d44a1bec746b37ed79e7d17.jpg">

<< B.B King Blues Club >>

https://youtu.be/6NSI6g6Hrfc

日本では、聴けないような、DeepなBluesを聴くことができました。ステージの前のスペースでよれよれのおじさんが踏むステップがすごい。日本の酔っ払いとは違う。途中でベースが交替しました。白人ですが、スペイン系でしょうか。チョッパーを駆使するテクニシャンでした。私は、なぜなのかは、説明できませんが、こういうスタイルのベースは好きではないのでした。
こういうスペースで、スマホで録画することが、どうなのかわからなかったので、少し遠慮しながら撮りました。
今回の旅では iPhoneの画像処理の凄さを知りました。Lumixのミラーレスの一眼レフ・カメラを持って行ったのですが、出番はありませんでした。

今回、初めての経験でしたが、レンタルした家からDowntownまでの移動には、タクシーではなくて、日本でいうと白タクみたいな
サービスを使いました。これが、かなりシステム化されていて便利でした。法律的にどうなのかは、分かりませんが日本にも
乗り込んできそうなシステムでした。

 

 




アメリカ南部を聴く その4  メンフィス編

2019年03月16日 01時28分57秒 | Music

この旅はニューオーリンズに始まり、B.B kingを生んだメンフィス、そしてどちらかと言うとカントリーで有名なナッシュビルを訪れた旅でした。
予定では計9泊だったのが、帰りの便が出るダラス空港へ行くナッシュビル発の便が大幅に遅れて、日本行きの便に間に合いませんでした。それで予定になかったダラスに一泊するというアクシデントに見舞われました。もちろん1泊のホテル代は航空会社持ちでした。
 そういうアクシデントに現地の人はちっとも怒ったりした様子はなし。
慣れているのか?

 Memphisの音楽シーンは私が想像していたとおりでした。Chicago Bluesの原点のような店もあるし、もっとファンキーな店もありました。
2晩、足を運びましたが、素朴なBluesを演奏していた店が印象的でした。

https://youtu.be/8PixLH6LExg




 このBandのVocalは盲目の人でした。Bassも同じと言う人がいたので、そうかも知れません。Saxを吹いていた女性は、アマチュアの様でした。
演奏の合間に、赤いGibson ES-335を弾いていたギタリスと少し話をしました。
「私も同じES-335を持っているよ。B・B Kingが大好きだ」とか。彼は私と同じ年齢でした。記念にサインをもらいました。


アメリカ南部を聴く その3

2019年01月24日 01時29分21秒 | Music

 ニュー・オーリンズには4泊しました。
これは4日目の夜に行ったHotelの中にある Jazz Barです。
クリスマス前夜ということで、当然ながら予約しないと席が取れません。
そのあたりの段取りは、全て娘がやってくれました(感謝)。
2時間ほど居たと思います。最初はPiano Trioの演奏があり、それをBGMにしながら
軽くお酒を飲むという感じでした。
前夜までの感じだと、前菜みたいなにはあまり期待はできないと思っていたのですが、
ここのは違っていました。量が多いのには慣れていましたが、このチーズの味は絶品でした。








動画は次の URL で視聴できるようになります:

https://youtu.be/C2LqAxfo1bw

女性ボーカル


次は、杖をつきながら出てきた「おじさん」です。
これがまた すごかった。Jazzというのかどうかは 関係なくすごかった。
果たして私などがJAZZと思っているのとは違う、もっと根源的な音楽と思った。
Bluesと言ったほうが良いと思う。後ろにいる若いドラマーの音まで良くなった。

私の周りの客が皆立ち上がった!!

これが、翌日に行ったメンフィスでは、洗練されて Chicago Bluesに繋がるような音に変わったように思える。
いずれにしても、私にとっては 貴重な体験だった。
こういう Bluesの原点みたいな音は、とても日本人には真似もできない。




アメリカ南部を聴く その2

2019年01月22日 23時26分06秒 | Music


 好きな音楽を自分の部屋(スペース)で、誰にも気兼ねせずに聴けるのが趣味のオーディオではないだろうか。
 それで、つい「音」を聴くことにこだわってしまう。同じレコード、CDばかりを
聴いてしまう。
 ということで、気になっていたアメリカ南部の音を直に聴きたくて、現地へ行ったというのが、今回の旅だった。
最初の目的地のニュー・オーリンズでは、ホテルのBarで、よぼよぼと言っても差支えないボーカルを聴いた。これは、たぶん今ではニュー・オーリンズでしか聴けないだろう。
 というか、こういうボーカリストはもう居ない。
その動画は、後日ということで、もう少し軽い調子のデキシー・ランド・JAZZと言っていい 路上ライブを観たので紹介します。

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前日に聴いたバンドよりも上手かった。その証拠にチップがカバンから溢れている。
もちろん私もチップを入れました。

https://youtu.be/xypIxA8xNb0




アメリカ南部を聴く その1

2019年01月20日 23時59分11秒 | Music


 年末の21日から実質9日間ほど、アメリカの南部を英語が堪能な娘夫婦と私の奥さん+途中から義弟も加わり旅をした。
 もちろん目的は、私の「一度は南部のJAZZやBluesを聴いてみたい」ということが動機だ。。
 18年ほど「海外への一人旅」してきたが、下の娘からは「絶対に一人でニュー・オーリンズへ行ってはダメ」と釘を刺されていた。
彼女いわく「お父さんにはたぶん現地の英語は聴き取れないし、言っていることも、たぶん通じないよ」と言われていた。たぶん、そうだろうと思っていた。
 その気持ちを察してくれたのか、「じゃあ、連れていってあげる」と告げられたのが
ほぼ1年前だった。
行き先は ニュー・オーリンズ、メンフィス、ナッシュビルということになった。
ニュー・オーリンズ、はデキシー・ランドJazz、メンフィスはデルタBluesといことで
わかるが、ナッシュビルは私は興味のない カントリー、ブルー・グラスの街なのだが
と思ったが、そういうことは言わなかった。
 ということで、New Yorkなどとは、かなり違ったアメリカ南部を体験してきた。

まずは、路上ライブです。取り立ててうまい訳ではないが、日本では見れない風景だ。
残念というのか、意外というのか、現実がそうなのか、演奏しているのはBassを除き有色人種では
ない。