手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

Monitor Audio SILVER RS1 について

2015年12月04日 00時25分41秒 | スピーカー


Subウーファーを導入したり、Scan Speak、DYNAUDIOのユニットを使ってみて思ったことだが、
昔のように15インチの重量級のウーファーを使わなくても良い時代になったみたいだ。
確かに15インチの出す低音は素晴らしいと思う。が、それは常識的な音量で8畳-16畳くらいの
スペースで使うものではないと思う。本来の用途は Liveステージや レコーディング・スタジオで
度デカい音でチェックするためのものだろう。
それ位の音量で本領を発揮する。JBLのD-130で聴く スネア・ドラムの音は他のスピーカーでは
出せないと思う。でも重低音は出せない。これをJBL 136Aにすると、重い低音は出るが
鈍くなってしまい、まるで別物の音になる。

もう家の外まで届くような非常識な音量を出す歳でもないのでそれなりの音量で気持ち良く
聴けるSPに替えようと思った。
かつ、Subウーファーがあるのでサイズは小さくても良い。
できれば、クラッシックのオーケストラの 1stバイオリンのセクションが気持ち良く鳴ってくれる
ものが欲しいと思った。

私の少ない経験、というか、この地ではB&WやDYNAUDIO、Monitor audio の類の実物を聴ける場所が無い
のだ。

ということで Net上でSPの評価を眺めてみた。たぶん普通に入手できるものとしては B&Wの
DIAMONDシリーズが良いのだろう。805Dとか。でも、それなりの値段だ。
数年前、リタイアする前だったら飛びついたかも知れない。
でも 上手く鳴らすにはきっと難しいだろうとも思った。

ともかく 小型になったSPの実力の程を聴いてみたくて オークションできになっていた
Monitor AudioのSILVER RS1 を入手した。

一聴して驚いた。結構、能率も良くて低音も想像以上に出て来る。入力端子がBiampに対応しているので
ツィターを切り離し、SCAN SPEAKに換えてみた。元気がいいだけの音から随分よくなった。
が、やっぱり Vocalものや Piano Trioとかで音像の前後感、実在感が出ない。
PAを通した音と言った感じ。Liveで聴くPIANOの音とは違うというところだろうか。

その点では今回の20W75 と BMS 4540NDの組み合わせで聴くオーケストラの音は、かなり良くなった。
コンサートホールの1階の中央付近より前方辺りで聴く音だ。ステージの高さと耳の高さが同じ位の
位置に感じられる音が出ている。

 


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