手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

LCネットワークを作る その5

2018年12月10日 19時07分17秒 | スピーカー


 音の方はかなりいい感じだ。ついでにBMS 4540NDの隣で遊んでいるDYNAUDIOのツィターD21-AFをコンデンサー1個を介して配線した。クロス周波数は15KHz -6dBだ。
 かなりいい感じで鳴った。4540NDとD21-AFのアッテネーターを何度か調整した。
この部屋で鳴った音としてはBEST3に入るかも知れない。
これまで最高だと感じたのは金田式真空管DCプリ(イコライザ)を作ったときだ。2002年頃の発表だったか。
初段にEF86を2本使ったタイプだ。残念ながら指定のテレフンケン製ではなかったが、
ビックリする音が出た。当時はTADの1601+JBL375+jBL077という構成のSPだった。
だが、初段の球の残留ノイズが多くてメインなることはなかった。
 音の説明を言葉でするのは難しいが、定位がピタリと決まり、ノラ・ジョーンズの1stアルバムを聴くと眼の前に居るようだ。
ビル・エバンスの「Waltz for Debby」もピアノが部屋の右側の置かれているようだ。
アンプは6384ppだ。これにサブ・ウファーも加えると音場が決まるというか、ネットワークの調整(バランス)がピタリと「はまった」感じと言えばいいだろうか。
レコードで荒井由美のアルバム「ひこうき雲」から2曲目「くもり空」をかけてみた。
マイクに向かった顔が見える感じだ。これまでのベストの音が出たときは立って唄っている様子が見えた感じがしたものだ。床が見えると言った方がいいかも知れない。
 そのときは金田式DCアンプ(パワー)をBTL接続にしたものを2台使って鳴らした。
そこまでやるには、やっぱり38cm口径のウーファーが必要だろう。
今も30cm口径を小さな箱に入れて2発繋いでいるが、やはり力不足みたいだ。
ただしTADの1601+JBL375+jBL077の組み合わせでは、オーケストラの音がどうしてもいい状態で鳴らせなかった。

 いずれにしても、今回のLCネットワークの試作は上出来だと思える。
あとは、セメント抵抗をもう少しまともな物に変更することになるだろうか。




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