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台湾旅行記#09-日月潭の文武廟と玄奘寺

2011-02-13 10:47:27 | 台湾旅行記
↓日月潭を見下ろす文武廟(台湾)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2011年1月28日~1月31日


3日目

少し走ると、のどかな田園風景が広がってきました。
台北の近代的な風景から比べると、やっと私の中にある台湾のイメージです。




途中、運転手さんが小さなスタンドのようなお店の前で止まり何かを購入。
Sさんの説明によると、それは檳榔(ビンロウ)というもので、
覚醒作用があるため、長距離運転ドライバーなどが眠気覚ましに噛むのだとか。
口が真っ赤になり、体にもあまりよくないためイメージが悪く、
タバコのように一度やるとクセになるらしくなかなか止められないそうです。

 


日月潭は日の形と月の形をした半人造湖で、台湾で最も大きな湖です。
この周辺には台湾原住民サオ族が暮らしていて、
日月潭に浮かぶラルー(拉魯)島はサオ族の祖霊が宿る聖地とされています。

蛇行する山道を通り、まずは日月潭を見下ろす文武廟へ。
春節を迎えるため、普段はない飾りがしてあり華やかです。
廟門をくぐるとまず出迎えてくれるのが、巨大な一対の赤い獅子。
台湾の銅像はなんでみんな大きいのか不思議ですが、
これも例外ではなく高さが8メートルもあるらしい。

 


その間の階段を上がって境内の中へ進むと、
屋根から壁から細かな彫刻と鮮やかな色彩で目を見張る美しさです。
さらに階段を上って屋上へ出ると、
オレンジ色の文武廟の屋根の向こうに日月潭が広がる、
パンフレットなどにもよく掲載されている有名な風景が広がっていました。
残念ながら曇りであまり色が映えなかったけれど、人気のあるのがわかります。

 

 

 



 
パントマイムしている人がいた


バスに戻り、すぐ近くの玄奘寺へ。
こちらは西遊記に出てくる玄奘大師(三蔵法師)の遺骨が祀られています。
(Sさんは仏舎利と言っていた)
本堂に入ると玄奘大師の銅像があり、その脇に遺骨が安置されていました。
小さな覗き穴から覗いてみると、これまた小さな白い塊が見えます。
三蔵法師というと物語の中の人物というイメージが強かったですが、
こうして本物の遺骨を見るとやっぱり本当に実在していたのだと実感します。

 

 
玄奘大師の銅像 / 玄奘大師の遺骨が安置されている


外へ出ると、白い石が敷き詰められた庭園があり、
そこからも日月潭が見渡すことができます。

 


玄奘寺を後にし、バスが停まっている駐車場に行くと、
何軒かのお土産屋さんがあるのですが、
その軒先に殻ごと煮ているタマゴが売っていました。
私は食べなかったのですが、中国からの観光客に大人気だそうです。

 


再び山道を下っていきますが、蛇行が結構あるので、
車酔いしやすい人は酔い止めを飲んでおいたほうがいいかもしれません。
(実際酔ってしまった人がいた)

車のあまり走っていない道を快調に飛ばし、昼食のレストランへ到着。
台北とは違い、まわりには車も人も少なくとてものどかです。
時刻は13時半。日もだいぶ差してきて、今度は暑くなってきました。

 


今日の昼食は客家料理ということで、
チマキや海老のフライ、猪の炒めものなど、素朴で野趣溢れる料理でした。

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のどかな地域 (noraneko)
2011-02-13 19:07:37
この様な田園風景が広がるのどかな地域は良いですね。
バスの運転手は運転が荒かったのかな?
時間が迫っていなければゆっくり走って欲しいな~
Re:のどかな地域 (Kaycom)
2011-02-13 20:43:41
noranekoさん
運転はとても上手だったのですが、道自体が山道で蛇行していたので酔ったようです。(日光のいろは坂みたいな感じ)
台湾は田舎の方が好きでした♪

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