goo blog サービス終了のお知らせ 

~旅とアート~

世界の秘境巡りの旅行記と絶景写真。
各国料理レストランの食べ歩きレポートや旅行情報など写真満載で発信。

ブログを引っ越しました

ブログを引っ越しました。新ブログはこちら↓

~旅とアート~KaycomDESIGN

また、旅行情報サイトTravel.jpの「たびねす」でナビゲーターとして記事の寄稿もしているのでご覧ください。

関連リンク 引き続きよろしくおねがいします!

エベレスト街道トレッキング記#18-エベレストビューホテルでお茶

2010-12-13 21:34:00 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓エベレストビューホテル(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

7日目

エベレストの山並みの朝焼けを撮るために6時前に起床。
ホテルから少し歩いた開けた場所で、空が焼けるまで待機します。
風もないので外は思ったほど寒くなく、まっている間も辛くありませんでした。

だんだんと空が明るくなり、コンデリの山頂に太陽の光が当たり始めました。
まだ深い真っ青な空に白い頂が輝いています。
やはり早朝の山は天気も良くて気持ちがいい。

 

 

 


その後もしばらく待ちましたが、赤く朝焼けはしなかったので、
ひとしきり写真を撮ってからホテルに戻りました。
中へ入ると、食堂の椅子の上で
このホテルの番犬のヒマラヤ犬がいびきをかいて眠っていました。
あまりにかわいかったので動画で撮影。

いびきをかいて眠るヒマラヤ犬



7時、朝食。
ホテルの朝食もお粥でした。

 


9時出発。
今日は、この近くを散策します。
まず昨日登った丘から小さく見えたエベレストビューホテルにお茶をしに行き、
そのあとシェルパ族の里クムジュン村へ訪問です。

今日も快晴で、歩き始めると太陽の熱でホカホカです。
昨日も通った道ですが、途中、
ヤクが仲良く水を飲んでいたり、小さな花が咲いていたりまったく飽きません。

 

 

 

 
20分ほどゆるやかな道をのんびり歩き、標高3880mのエベレストビューホテルに到着。
エベレストを望む一等地に立派な建物が堂々と建っています。
このホテルは日本人が建てたもので世界一標高が高い場所にあります。

 


建物の中に入り、反対側にあるテラスに出ると、
目の前にヒマラヤの山々が現れました。
タムセルクの横には、今まで隠れていて少ししか見えなかったカンテガも出現。

 


カンテガ(6779m)


テラスにはすでに何組かの観光客がいてお茶を飲んでいます。
私達も空いている席に着き好きなものを注文。
そのとき同じメンバーの一人が、

ナムチェでピザをご馳走になったから

とケーキをご馳走してくれました。
エベレストを見ながら優雅にケーキと紅茶をいただくなんて、
人生生きていてなかなかできない贅沢です。




ここからはこのあたりで一番大きなタンボチェゴンパのある
タンボチェの村も遠くに見えました。


左の赤い建物がタンボチェゴンパ


タンボチェの少し手前からゴーキョピークとカラパタールの分岐になり、
エベレストBCへはカラパタール方面へ進むことになります。


右がカラパタール



にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#17-水牛ハンバーグとヒマラヤの星空

2010-12-12 12:59:45 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓シャンボチェの丘から見た星空(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

6日目

18時、1階の食堂で夕食です。
食べる前に血中酸素濃度を測ると、ついに80台に突入。
それでもメンバーの中では高いほうでした。
順番に計り終えると、なんだか部屋の外から奇妙な音が聞こえてきました。
なんだろうと思い近づいてくる音の方を見ると、
ジュージュー音を立てるステーキ皿が運ばれてきました。

その熱せられた鉄のお皿の上で焼かれていたのは、なんと水牛のハンバーグ。
焼かれながら来た見た目のハデさにメンバー一同大歓声。
昼間のオムライスにも驚きましたが、さらにビックリさせてくれました。
そのお味は、同じ牛仲間でもいつも食べている牛の味とは少し違うのがわかりますが、
これはこれでとてもおいしく、
水牛はモッツァレラチーズだけではないのだと知りました。

 

 


大満足の夕食を終え、次は天体観測です。
夕方までは雲に覆われていた空ですが、今ではすっかり晴れているとのこと。
カメラを持って庭に出ると、見事な星空が広がっていました。
テーブルにカメラを仰向けに置き、バルブで撮影を試みます。
若干ブレましたが、記念の一枚としてはいいでしょう。




冷えてきたので部屋に戻り、ホテルから支給された湯たんぽで温まりながら就寝です。





にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#16-山の天気は変わりやすい

2010-12-09 20:15:36 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓みるみる雲が湧いてくるヒマラヤ(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

6日目

シェルパの男性と別れて、
今度はさきほどの分かれ道のもうひとつの方へ行ってみることにしました。
丘を下り、少し戻って分岐点を右に入ります。




おそらくホテル・エベレスト・ビューへの道だろうとは思いましたが、
確信は持てないので、時間を見つつ早足に進みます。
ほぼ水平の崖っぷちの道をしばらく行くと、広くなだらなかな草原に出て、
その先に、やはりホテルがありました。
明日みんなとお茶をしにここまで来る予定だったので、建物のほうには行かず、
ちょっと手前のこいのぼりが立っているところまでにしました。

 

 


ここからは、さらに近くにエベレスト山群が見えましたが、
すごい勢いで雲が出てきたのでシェルパリゾートへ戻ることにします。

 


来た道を振り返ってみる


来た道を歩いていると、谷底からどんどんと雲が流れ込んできて、
あっという間にまわりの山々が隠れてしまいました。
あと少し戻るのが遅かったら、道の先もよく見えなくなっていたでしょう。
本当に山の天気というは変わりやすい。

15時。雲に包まれながらも無事到着。
お茶の時間に間に合ったので食堂へ行きます。
チャイを飲みながらメンバーが提供してくれたお菓子をつまみ、
みんなで旅の話などで盛り上がりました。

外はすっかり曇ってしまったので、もう出かける気にはなれず、
夕食までの時間は洗濯したり、髪をお湯ですすいだり時間を潰します。
今日の泊り客は私達だけのようでとても静かでした。



にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#15-360度ヒマラヤ大展望

2010-12-07 21:08:30 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓シャンボチェの丘(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

6日目

さて、お腹も一杯になったところで午後は自由時間。
天気のいいうちに、さっそくカメラを担いで近くを散歩してみることにしました。
ホテルの前がすぐにエベレスト街道なので、道なりに奥へと行ってみます。

 
ホテルの前の道 / 振り返ってみる


少し行くと分かれ道になったので、丘の上に続いているほうに進みました。
ここの標高は3800m。
少し登っただけでも息が切れます。

 
左の丘のほうに登る / この高度でも背丈の低い木が生えている


がんばって頂上までたどりつくと、そこには見渡す限りの絶景が広がっていました。
360度遮るもののない視界の中に、ヒマラヤの山々がぐるりと囲んでいます。
丘の向こうには有名な高級ホテルのエベレストビューホテルや、
クーンビラ峰の麓のクムジュン村も見えました。

 
もうすぐ頂上 / 山が見えた

 
ケルンも建っている / エベレスト山群(小さくエベレストビューホテルも見える)

 
エベレストシェルパリゾート / 細く続くエベレスト街道

 
クーンビラ峰とクムジュン村 / 登ってきた丘を振り返るとコンデリ峰が見える


そんな風景をコンデジの動画で撮ってみました。

360度ヒマラヤエベレスト山群


→他の動画はこちら


このときは、まわりには誰もいなく、この絶景を独り占めでした。
動画の中にちらりと建物が写っていましたが、
緑の屋根の建物が私達が泊まったエベレストシェルパリゾートです。

しばらくここからの絶景を楽しんでいましたが、
向こうの丘の方にタルチョや石碑のようなものを発見したので、
次はそちらへ行ってみることにしました。
そこには石碑が三つ並んでいて、そのひとつに、
「佐伯富男」と日本人の名前が彫られたプレートが取り付けてありました。
後日調べたところ、佐伯氏は南極の第1次越冬隊員の一人であり、
エベレストのスキー隊に加わったときにクムジュンのシェルパと出会い、
そこから交流が始まったとか。

 
タルチョとヒマラヤは良く似合う

 
石碑 / プレートには「佐伯富男」と書かれている


しばらく写真を撮ったりしていると、
クムジュン村から来たというシェルパの人に出会いました。
何をしているのかと聞くと、ただ散歩をしているとのこと。
そして私にここから見える村や集落の名前を教えてくれました。

 
クーンビラとクムジュン村 / 散歩するシェルパの男性



にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#14-世界の屋根の絶景

2010-12-06 21:25:42 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓エベレストシェルパリゾートから見える世界の屋根(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

6日目

時刻は10時。
2時間の予定が1時間半でシャンボチェの丘のホテルに到着しました。
入り口を入って庭に出ると、
目の前にエベレストをはじめとするクーンブ山群の山々が飛び込んできました。
パンフレットで何度も見たこのツアーのハイライト的風景です。

 
入り口 / ホテル


 

 


目の前右から
クスムカングル(6367m)、タムセルク(6608m)、アマダブラム(6812m)、
ピーク38(7587m)、ローツェサル(8386m)、ローツェ(8516m)、
エベレスト(8848)、ヌプツェ(7816m)、タウチェ(6542m)、
チョラツェ(6440m)、クーンビラ(5761m)
と連なっています。




庭にある案内板


シャンボチェの標高が3800mなので、
富士山の頂上よりも高い場所から見ているわけですが、
それでもこんなに高く見えるとはさすが世界の屋根です。

しばらく中にも入らず眺めていると、庭で望遠鏡を覗いていたシェルパが、
女神の首飾りという意味があるアマダブラムを登る登山者を発見したとの一報が。
すでに山頂直下まで来ているらしく登頂成功は間近のようです。
しかし後に、彼らによって救助要請がされることになりました。


アマダブラムのピーク


ひとしきり感動を味わった後は中でチェックインし部屋に荷物を置きます。
部屋には電気ストーブがありましたが、使える時間が限られています。

 
1階の食堂 / 部屋


12時、3階にある食堂で昼食です。
ここの窓からは、
エベレストをはじめとするクーンブ山群の大展望がいながらにして楽しめました。
そしてテーブルには、
今までのロッジにはなかったおしゃれなセッティングがされています。
というのも、今日と明日宿泊するこの宿は、
エベレストシェルパリゾートという名前のロッジではなくホテルという位置づけで、
今回のトレッキングの中で一番の高級宿なのです。
とはいえ、場所が場所なので、
どこかのリゾート地のような豪華設備を期待してはいけません。


3階の食堂


昼食はなんとオムライス。
ここの食事はホテル専用のコックさんが作るそうで、
同行のコックさんは、私達がここに宿泊している間は休憩だそうです。
こんな空気の薄いところで、こんなハイカラな料理が食べられるとは。
さすがホテルを名乗るだけあります。

 





にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#13-シャンボチェの丘への道

2010-12-05 11:23:41 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓タムセルク峰と丘を下るヤク(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

6日目

6時起床。
カーテンを開けると今日も快晴で、朝日が当たり始めたコンデリが見えました。

 


7朝食。
メニューはここに来て定番になったお粥です。
ほこりで喉を痛めていたので、刺激のない料理がうれしい。

8時半出発。
今日はいよいよ今回のツアーの折り返し地点シャンボチェ(3800m)に向かいます。
行程は2時間なので、昨日に比べれば短いですが、
その分標高が高いので呼吸が苦しくなりそうです。

ロッジを出るといきなり階段の登りが始まりました。
ただでさえ階段状の登りは苦手なので、正直朝からかなりきつい。
早くも息が切れます。
そしてそのまま町を抜け、シャンボチェの丘の急登に突入。
細い山道はたくさんの登山客で、場所によっては渋滞していました。

 

 


さらにゾッキョなども入り乱れ、ほこりがあたりに舞い上がります。
さっそく昨日買ったマスクを装着。

…苦しい

生地は薄いので普通の平坦な道や下りならいいのですが、
こういう急登では(しかも空気薄い)、
これだけの遮蔽物でさえ息苦しくなるようです。
すでに喉が痛かったのでずっとしていたかったのですが、
仕方なく、ほこりの度合いによってつけたりはずしたりして対応しました。




コンデリ峰に抱かれたナムチェバザールの町を眺めながら
頻繁に立ち止まっては休憩を繰り返し、なんとか急登を制覇。

 


急登が終わると一気にだだっ広いなだらかな草原地帯になります。
その草原の前方にはクーンビラ峰、右にはタムセルク、
そして後ろにはコンデリが聳え、なんとも贅沢な空間。
ここで一度休憩をはさみ、ロッジに向けて最後の斜面を登ります。

 
急登の上の休憩所


左手にはシャンボチェの小さな空港も見え、
丘の頂上には今日の宿、シェルパリゾートも発見。
開放感のある丘陵にはヤクがのんびり草を食べたりしていて、
苦しいけど、気持ちの良い山歩きができました。

 

 
ホテルの入り口 / 振り返ってみる


にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#12-ナムチェバザール散策

2010-12-04 14:29:07 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓ナムチェバザールの町を囲むタムセルクとクスムカングル峰(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

5日目

昼食のあと、いつものようにくじ引きで部屋の鍵を引き部屋に行くと、
窓からはナムチェバザールの町とコンデリ峰が一望できました。




午後は市内散策。
まずは山の斜面の上のほうにたつナムチェゴンパへ。
細い路地を登っていくと、町を取り囲むように、
コンデリ、クスムカングル、タムセルクの山々が連なり壮観な風景です。

 
タムセルク峰 / クスムカングル峰


ゴンパには僧侶が一人いて中に入ることが出来ました。
チベット仏教のグルリンポチェや経典が並び、荘厳な雰囲気をかもし出しています。
やっぱりこの独特の感じはチベットでもブータンでも同じようです。

 


僧侶にお礼を言って、次は町の中心まで行くことになりました。
私は、トレッカーがよくしていたバンダナのようなマスクがほしかったので、
Kさんに聞いて購入。
それは筒状になっていて伸縮性があり、頭からかぶって口や鼻を覆うというもの。
生地も薄くて使い勝手が良かったです。

 
町の中心 / マスク


他にポストカードなどを買い、帰りにカフェによってお茶をしました。
ショーケースにはパンやケーキがならび、メニューにはピザなどもあります。
そこで、ヒマラヤのカフェの味はどんなものか試してみようと、
一緒に入った内の3人で協力して、
チョコレートケーキ、アップルパイ、ピザなどを注文。
これがなかなか美味しくて、ヤクのチーズがたっぷりのったピザは特に絶品。
注文を受けてから釜で焼くこだわりで、
テーブルにきてからお店の人がブラックペッパーをふりかけてくれます。
お客さんは観光客ばかりで、本を読みながらくつろいでいる人もいました。

 

 


もう薄暗くなってきたのでお店を出てロッジへ戻ります。
時刻は16時半。夕飯まではまだ時間があるので部屋で休憩。

7時、食堂で夕食です。
今夜のメニューはトマトスープと春巻きのようなもの。

 


食後、部屋に戻って寛いでいると、部屋の外でTさんから、

今子供達が踊りにやってきました

とのお知らせがありました。
さっそくカメラとお菓子を持って食堂にいくと、
数人の子供たちが音楽に合わせて踊っています。
実は今日はティハール(収穫祭)というお祭りの日で、
ハロウィンのように子供達が各家をまわってお菓子やおこづかいをもらうのだとか。
メンバーからも飴やかりんとう、羊羹など色々なものが出てきました。

 


お菓子なども出揃って踊りも終わると子供達は次の家に向かいます。
ほんの数十分でしたが、地元の文化に触れることができました。


にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#11-ナムチェバザール到着

2010-12-02 20:54:49 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓ナムチェバザールの町(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

5日目

何度か休憩をしながらがんばって登りますが、
今度は空腹でだんだん元気がなくなってくるのがわかりました。
Tさんからもらった柿ピーでなんとかしのぎ、

ナムチェバザールに着けばごはんだ

と言い聞かせ、よたよたと進みます。


柿ピーを食べた休憩所


少し行くと坂の向こうに民家が見えてきました。
そろそろかと思いましたが、目的地はまだ向こうに聳える丘の裏側とのこと。


ナムチェは目の前に見える丘の向こう


民家の間を通り、コンデリを眺めながら階段を登ります。
半円を描くようにぐるっと丘を回ると、
山の斜面に民家が立ち並ぶ風景が広がりました。
エベレスト街道で最も大きな町のひとつナムチェバザール(3450m)です。

 

 
町への階段 / ナムチェバザール


市場の横を抜け町の中心地に入っていくと、たくさんのお店が連なっていました。
よくこんな山の中にこれだけ大きな町をつくったものだと感心するくらい、
観光客向けのいろいろなお店が並んでいます。

 
市場 / 町のメインストリート


店先の商品に目移りしますが、散策はあとにして、とりあえず今日のロッジに一直線。
町が山の斜面に作られているので、水平方向に行く以外はすべて坂。
ロッジは斜面の上の方にあるらしく、まださらに階段を登ります。




空腹もあり最後の階段はきつかったですが、なんとかロッジに到着。
時刻は11時35分。
予定通り4時間の行程でした。

 
A.D.フレンドシップロッジ


食堂に入ると、壁に田部井さんや野口健さんらの写真が飾ってあり、
ここがエベレスト登頂の拠点であることを実感します。
実際、ここから先にはこの町ほど物がそろっているところはないそうです。




全員が無事到着し、待ちに待ったホットサンドの昼ごはん。
お代わりもしお腹一杯食べました。


ホットサンド


にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#10-急登開始。そして初エベレスト!

2010-12-01 20:33:36 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓エベレストとローツェ(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

5日目

つり橋を渡りちょっと下ってから登り開始。

  
つり橋までの道


つり橋を渡って下る


つづら折の山道をひたすら登っていきます。
道はほとんどが土で、相変わらずかなりな砂煙が舞い上がります。
初日からそのせいで喉を痛めてしまったので、首にタオルを巻き、
人やゾッキョが通り過ぎるときはそれで鼻や口をガードしました。
上から下ってくる人を見ると、マスクをしている人が結構います。
きっと上に行くともっとひどくなるのでしょう。

最初はみんな固まって歩いてましたが、そのうちだんだんとバラけてきました。
下の方はまだ樹林に囲まれ写真を撮るような風景もないし、
私はあまり休まず歩き続けるほうが楽なので(止まると冷えるし)、
ガイドさんとしばらく先行していきました。

  


1時間ほど歩くとトップダラに到着。
人がたくさん集まっているので休憩所だとは思いましたが、
実はそれだけではなく、この場所からエベレストが見えるとのこと。


トップダラ


さっそくそのポイントに立ってみると、
木々の間からかろうじてそのピークが見えました。
このツアー初のエベレストのお目見えということで、テンションは一気にアップ。

上に行けばもっとよく見えますよ

とのTさんの言葉も無視し、崖っぷちまで行って写真撮影。
雲に隠れることもないその姿を見たときは、マチュピチュを初めて見たときと同じで、
世界の有名人に会ったときのような感動を覚えました。


初エベレスト


感動の出会いを果たした後は、またひたすら登りです。
しかし、そろそろ高度も上がってきたので視界も開け、
左側には雪を被ったコンデリ峰が見えました。


コンデリ

 

 


途中休憩したところに肉の塊を籠に入れたシェルパがいました。
この肉はバッファローの肉でナムチェバザールで開かれる市場に持っていくとか。
ちょっと担がせてもらったのですが、とても一人では持てない重さ。
聞くと100Kgもあるそう。
こっちは一眼レフとデイバックだけでヒーヒー言っているのに、
これはもはや細胞レベルで育ちが違うのだろうと思いました。





にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材

エベレスト街道トレッキング記#09-いよいよサガルマータ国立公園へ

2010-11-30 21:26:44 | ネパールエベレスト街道トレッキング記
↓谷間に架かるつり橋(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


~旅行期間2010年11月2日から11月13日~

5日目

5時半起床。
モーニングノックよりは早い時刻ですが、
クーンビラの朝焼けを見たかったのでがんばって起きました。
外に出て少し歩くとその姿が前方に綺麗に見えるポイントがあります。
そこにある椅子に座って日が当たるのを待っていると、
他のメンバーもポツポツと現れました。
6時すぎ、ようやく朝日が当たり始めましたが、
残念ながら期待したほど赤くならなかったので諦めて退散。


朝日を浴びるクーンビラ(5761m)


7時に朝食を食べて8時出発です。
太陽の日差しはまだ山に隠れていて谷間まで届きません。

 


今日はナムチェバザールまで行くのですが、
今回のトレッキングの中で一番きつい道のりで、
かなりな急坂を数時間登らなければならないとのこと。
しかし、時間的には余裕があるのでそれほど不安は感じません。
Tさんも、

どんなにゆっくりでもいいので自分のペースで歩いてください

と言っているので、
逆に、好きなペースで歩けるので今までよりも気が楽なくらいです。

ロッジを出て少し行くと、サガルマータ国立公園の入り口がありました。
サガルマータとはネパール語でエベレストのことを意味し、
世界の名だたる高峰が連なるクーンブ山群一帯の世界一高所にある国立公園です。
ここから先が、ユネスコの世界自然遺産に登録されている地域になり、
入るには入域許可証(要顔写真)が必要です。
私達のツアーの場合はツアーリーダーがまとめて携帯していました。

  
許可証 / ゲート


マニ車が並ぶゲートを抜けると、しばらく急な下り坂が続き、
前方にはクーンビラ峰が聳えていました。

 
下り坂 / クーンビラ峰


つり橋を二つ渡り、石がごろごろしている川原を進みます。

 
ひとつ目の橋 / ふたつ目の橋


ドゥード・コシ川


川原が終わったところで上を見上げると最後の長いつり橋が見えました。
あの橋を渡るといよいよ急登の始まりなので、
ここで上着を脱いで薄着になっておきます。


橋の左側の斜面を登っていく



にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
↑気に入っていただけたらポチッとお願いします。

-----
商用利用可の写真素材