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籤に翻弄された二人が契約

2005-11-10 07:00:06 | 野球
巨人・辻内投手と日本ハム・陽内野手が仮契約を交わしたそうです。二人とも契約金は1億円で年俸は前者が900万、後者が1000万なのだとか。
この両者、高校生ドラフトの時に主催者の進行ミス(といっていいでしょう)で運命が二転・三転してしまいました。まあ、辻内投手の場合はオリックスから巨人でしたので、これは彼にとってうれしい誤算(オリックス関係者には失礼ながら)でしたでしょう。が、相思相愛の王さんに獲得してもらえたと勘違いしてしまった陽内野手は非常に気の毒でした。おまけに母国の台湾では彼自身が日ハムを選んだのだとこれまた勘違いされていたのだとか…。

それでも、日ハム側の誠意が実ったのでしょう。確か当初行きたくないと主張していた東邦の投手もオリックスと契約していたはずです。誠意にほだされたのか、とにかくプロでやりたいと思ったのかは分かりませんが、日々精進して一日も早く一軍の舞台で活躍してください。好意的に見れば、一軍内野手の層が厚いソフトバンクよりは日ハムの方が出番は早く回ってくるかもしれませんしね。
一方で、行きたいと主張していたはずの福井投手が拒否してしまったことは、今後の交渉の上で一石を投じる結果になったでしょう。プロスポーツチームとはいえ、一企業なのですから、人材獲得には最大限の努力を払うべき、天下の東大ですら入試説明会をやっているのですから、いわんや巨人程度が、ということですね。
まあ、東大と巨人を同レベルで比較するのは間違っているかもしれませんが。

大学・社会人ドラフトももうすぐですが、こちらは逆指名というか自由獲得があるので、イベントとしての興味は低いですね。ヤクルトは早大・武内内野手を獲得しました。大学屈指の強打者ですが、個人的には西武で今ひとつ信頼を勝ち得ていない後藤内野手と重なってしまうのが
まあ、スワは内野の層が厚いですから、後藤選手と武内選手とではチャンスの数が違うでしょう。余計なこと考えず、5番・ファーストで頑張っている武内を想像することにします。
他に必要なポジションもありますし、ここを誰が埋めてくれるのか。
11月18日を待つことにしましょう。

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