川の果ての更に果てに

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金芽米を発見

2006-02-28 18:26:34 | 日々のニュース
別に探していたわけでもなく、たまたま通りかかった米屋さんにドーンと出ていただけですけどね。
もちろん、荒川静香選手の笑顔の写真と一緒に…

最近、というか荒川選手の金メダル以降、この金芽米がとみに注目を集めているそうですね。もちろんこれだけではなく、彼女が本番で使用した曲も大きく注目を集めているのだそうで…
さすがにトリノの女王、日本唯一のメダリストだけあって宣伝効果などが桁違い。加えて、大会前の荒川選手は安藤美姫選手と違って、あまりCMにも出ていなかったということで更に宣伝効果がアップ、関係者としてはウハウハというところなんでしょうね。

中には、「先見の明だ」と褒めたたえている方もおられました。
この金芽米の生産者に本当に先見の明があったのか、あるいは単に縁故を頼ればすぐに彼女に行き着いたからとりあえず起用してみただけなのか。
私は関係者ではないので、そのあたりは全く知りえないのでありますが。

ただ。

結果として金メダル効果でバカバカ売れているのを見ると何となく「これはどうなんだろう」と思う部分もあるわけですね。スポーツと商業主義という昨今の傾向をほとんどの人が批判しているのに、いざ終わると思い切り商業主義、というか消費者の方でスポンサーの意向以上の商業主義に走っているわけで。
スポンサーの意向以上というのは、少なくとも私はそう思うだけのこと。もしかしたら、スポンサーには「ここは静香ちゃんの好調にかけて、一気に金芽米を全国区に売り込もう。静香ちゃんが金メダルでも取ったら、ましてや不振が予想されるトリノ五輪で彼女だけが
唯一のメダリストだったとすれば、もう全国から問い合わせ殺到するよ」なんて意向があったのかもしれません。
ただ、そうだとすればそのスポンサー凄すぎ。


こんな状況を目の当りにすると、次のバンクーバーでもまたスポンサーが圧力をかけてどうこうなんてことが起こりうるのではないか…とも思ったりするわけです。
いやま、別に荒川選手にも、金芽米にも含むところ、恨むところがあったりするわけではなく、ただ単にあまりにも極端な現状を見ていて思うだけのこと…

ついでに、選考の際にはスポンサーがどうこうと文句を言っていたのに、現在は先見の明があるという方もいるのも、ちょっとね。
ま、私は選考の時には「スポンサーの影響仕方ないじゃないか」と言い、今になって「商業主義はどうなの?」と言っている点で、やはり矛盾しているわけですが(笑)

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