不評の多いゲド戦記について、原作者のル=グウィン氏がメッセージを発したのだそうで。
ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文(仮)
一応評価しつつも何かそこかしこにダメ出ししているような感はありますが、とりあえずそれはいいです。私は原作も知りませんし、ゲド戦記そのものも見ていないのでそのあたり偉そうに批評できる立場ではありません。
気になったのは、ル=グウィン氏が指摘されている「肌の色の問題」です。
何でもゲド戦記の本編では白人を文化的に後進的なものとして、有色人種を先進的なものにしていたのだとか。で、今回上映されているゲド戦記の人物について「日本の状況はよく分からないけれど…」と言いつつ、何となく釈然とはしていない部分もあるように受け取れます。
この部分がどうなのかなぁと。
まあ、宮崎吾郎氏が何を考えていたのかは分かりません、というか多分何も考えてないんでしょうけれど(笑)。
ただ、それ以外の日本のアニメ・ゲームなども、最近はほとんど見ていませんが、結構単一民族で構成されているきらいはあるように思えます。
まあ、この部分は個人的には今に始まったことではなくて、昔『タクティクスオウガ』というゲームをやっていた時に、そのゲームに出てくる有色人種の敵キャラを見ていて、友人が「そういやゲームの中に黒人さんってほとんど出てこないよね」とか言っていたのを聞いて、そういえばそうだなあと思ったりしていたのですが。
戦記ものとか見ても、有色人種とかが出てくるのってちょっと記憶にはないですね。エルフとかノームとかホビットは出てきても、人間は何故か単一種であることがほとんど。
そういえば世界と戦っていたキャプテン翼にしても、最初の頃は黒人選手を除外して行われていたような気もするなぁと。ウルグアイのヴィクトリーノが黒人っぽかった気もしないではないのですが何かあやふやです。
まあ、おそらくは想像力が及ばないというか、日本ではアイヌなどの問題があるにしましても総じて単一に近いので、そういう部分には想像がつかないだけなのかなという気もするんですけどね。作者の知りえない概念はそもそも取り入れようがないですし。
しかし、例えばNFLには監督交代の候補を何人か以上あげた場合にはそのうち最低一人はマイノリティにしなければならないという規則などもあります。これが色々なところでも一般化してきて、そのうち、登場人物が5人以上いる場合は、そのうち少なくとも一人はマイノリティにしなければならないなんてルールが設けられる日も来たりするのかもしれませんね…
とか考えていくと、10年以上昔にマイノリティの概念をゲームに持ち込んでいたクエストとオウガバトルのスタッフはその意味でも「凄い」と言うことになりますね。FFにもDQにもWIZにもPSにもFEにもこの概念はなかったわけですし。
ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文(仮)
一応評価しつつも何かそこかしこにダメ出ししているような感はありますが、とりあえずそれはいいです。私は原作も知りませんし、ゲド戦記そのものも見ていないのでそのあたり偉そうに批評できる立場ではありません。
気になったのは、ル=グウィン氏が指摘されている「肌の色の問題」です。
何でもゲド戦記の本編では白人を文化的に後進的なものとして、有色人種を先進的なものにしていたのだとか。で、今回上映されているゲド戦記の人物について「日本の状況はよく分からないけれど…」と言いつつ、何となく釈然とはしていない部分もあるように受け取れます。
この部分がどうなのかなぁと。
まあ、宮崎吾郎氏が何を考えていたのかは分かりません、というか多分何も考えてないんでしょうけれど(笑)。
ただ、それ以外の日本のアニメ・ゲームなども、最近はほとんど見ていませんが、結構単一民族で構成されているきらいはあるように思えます。
まあ、この部分は個人的には今に始まったことではなくて、昔『タクティクスオウガ』というゲームをやっていた時に、そのゲームに出てくる有色人種の敵キャラを見ていて、友人が「そういやゲームの中に黒人さんってほとんど出てこないよね」とか言っていたのを聞いて、そういえばそうだなあと思ったりしていたのですが。
戦記ものとか見ても、有色人種とかが出てくるのってちょっと記憶にはないですね。エルフとかノームとかホビットは出てきても、人間は何故か単一種であることがほとんど。
そういえば世界と戦っていたキャプテン翼にしても、最初の頃は黒人選手を除外して行われていたような気もするなぁと。ウルグアイのヴィクトリーノが黒人っぽかった気もしないではないのですが何かあやふやです。
まあ、おそらくは想像力が及ばないというか、日本ではアイヌなどの問題があるにしましても総じて単一に近いので、そういう部分には想像がつかないだけなのかなという気もするんですけどね。作者の知りえない概念はそもそも取り入れようがないですし。
しかし、例えばNFLには監督交代の候補を何人か以上あげた場合にはそのうち最低一人はマイノリティにしなければならないという規則などもあります。これが色々なところでも一般化してきて、そのうち、登場人物が5人以上いる場合は、そのうち少なくとも一人はマイノリティにしなければならないなんてルールが設けられる日も来たりするのかもしれませんね…
とか考えていくと、10年以上昔にマイノリティの概念をゲームに持ち込んでいたクエストとオウガバトルのスタッフはその意味でも「凄い」と言うことになりますね。FFにもDQにもWIZにもPSにもFEにもこの概念はなかったわけですし。
やっぱりマニアなんでしょうか
ゲド戦士を見に行った人がいるんですけど、
感想はまぁまぁよかったんだそうです。
確かに日本のゲームにしてもアニメにしても「肌の色」はあまり感じさせないようなのが多いですよね。
そのうちそういうマイノリティのルールが設けられたりするかもしれませんね。
時代がどんどん変わっていってますね。
まあ、見方は人それぞれなのでしょうけれど、ル=グウィンさんの評価は50点くらいみたいな感じですね。
日本のゲームやアニメで重要人物で黒人の人というと、それこそ巨人の星のオズマくらいではという気もします。まあ、それがいいのか悪いのかは分からないですけれどね。
まあ、ここで言いたかったのは肌の色とか人種ですので、民族という言葉を使ったのは私の落ち度ではありますが。