アルベルト・ゼッダ氏の指揮を2年ぶりに。
昨年は体調不良で来日が中止になりましたが、86歳という年齢を感じさせない軽やかな指揮でした。
上半身を左右に鋭く振る姿は、小鳥のようで可愛らしさも。
今日の演目は、サントリーホールで聴くのにぴったりという感じ。軽やかな音色が、すぐ後ろの壁から回りこむように感じる心地よい席でした。それで最初は心地よすぎました。
プログラムの寄稿に作曲者と指揮者にたいして「シャンパン」という表現がありましたが、さすがにこのホールにふさわしいですね。
曲目
シューベルト・交響曲第3番
ロッシーニ・カンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)」
マリピエロ・交響曲第2番「悲歌」
ロッシーニ・歌劇「ギヨーム・テル」より
ロッシーニ・・歌劇「セミラーミデ」序曲