7月10日(土)、このところ猛暑である。お誘いいただき、「第3回ミャゴラトー
リ・オペラ・コンサート」(角筈区民ホール)に足を運んだ。
角筈区民ホールは初めてだ。客席定員238名。この種のコンサートではほどほどの
規模ではないかしらん。初台から歩いたが、もう少し近い行き方があったか、暑か
った。新宿中央公園のお隣である。
プログラムには、代表・司会の黒瀬さんのご挨拶として、「(前略)オペラの美し
さに身震いし、驚嘆し、感動し、『あぁ、この素晴らしさを誰かと共有したい!』
という強い思いに駆られ、それがミャゴラトーリを続ける大切な原動力となってい
ます」という言葉があった。
今回が3回目だが、今回はあらたに沼生沙織さん(ソプラノ)と与儀巧さん(テノ
ール)が参加された。出演者はみなさんコンクール入賞歴のある方々ばかりであ
る。
<プログラム>
W.A.モーツァルト
1.「ドン・ジャヴァンニ」より 「豪華な宴を催そう」
ジャン・ハオ
2.「フィガロの結婚」より 「手紙の二重唱」
スザンナ;佐藤貴子(Sop) 伯爵夫人;沼生沙織(Sop)
3.「イドメネオ」より 「オレステとアイアーチェの苦悩を」
沼生沙織
「コシ・ファン・トゥッテ」ハイライト
4.「僕のドラベッラに」(フェッランド、グリエルモ、アルフォンソ)
5.「アラビアの不死鳥のような」
6.美しいセレナータを
7.ねぇ、妹よ、見て!(フィオルディリージ、ドラベッラ)
8.あぁ、なぜこんなにも突然に(全員)
フェッランド;与儀巧(Ten) グリエルモ;前田進一郎(Bari)
フィオルディリージ;沼生沙織(Sop) ドラベッラ;日向由子(Mez)
アルフォンソ;ジョン・ハオ(Bass) デスピーナ;佐藤貴子(Sop)
G.ビゼー 「カルメン」より
9.「恋は野の鳥」 日向由子(Mez)
10.「何を恐れることがありましょう」 沼生沙織(Sop)
G.ヴェルディ
11.「ドン・カルロ」より 「一人寂しく眠ろう」 ジョン・ハオ
「リゴレット」ハイライト
12.だんな!~俺は剣のつかい手(リゴレット、スパラフチーレ)
13.貴族でも王子様でもなく、~愛しい名(ジルダ、マントヴァ公爵)
14.悪魔め、鬼め!(リゴレット)
15.女心の歌(マントヴァ公爵)
16.美しい恋の娘よ(リゴレット、ジルダ、マントヴァ公爵、マッダレーナ)
17.アポロのようなあの男を(ジルダ、スパラフチーレ、マッダレーナ)
リゴレット;前田進一郎 ジルダ;佐藤貴子
マントヴァ公爵;与儀巧 スパラフチーレ;ジョン・ハオ
マッダレーナ;日向由子
ピアノ;藤原藍子 司会・解説;黒瀬史織
ほとんどこのコンサートに対する「予備知識」を持たずで出掛けたが、①進行、②プ
ログラム、③出演者の熱演と大変よかった。
進行・司会は、失礼ながら想像以上に、滑舌(かつぜつ)といい解説の内容といい、
大変よかった!相当準備されたことだろう。
プログラムは、正統的といおうか、ただのガラ・コンサートではなく、作曲者ごとに
整理されていたのがよかったのではないだろうか。私自身もオペラの勉強になった。
最後に、個別には省略させていただくとして、出演者はみな(字幕はなかったが解説
の)言葉の意味が分かるかのような熱演で、ハッとさせられたり、知らずひきつけら
れたり、あっという間の2時間半であった。
とくに重唱のアンサンブルは、指揮者がいないだろうに練習の賜物か、すばらしく、
最後には「ブラボッ」まで飛び出した。
アンコールはヴェルディ「椿姫」から「乾杯の歌」で、会場が盛り上がり、なごりお
しげにエンディングとなった。
なおやや客席(30席くらい?)が空いていたので、学生には無料招待として、聴きに
来てもらってもいいのではと思わせる内容(オペラ鑑賞会)だった。
---------------------------------------------------
昨日も町田の病院に母を見舞った。病院に行ったら、スヤスヤと寝ており、10分ほ
どで帰ろうかと思ったら、ほどなく眼を覚ましたので、わがトリオの録音「空に星
があるように」をヘッドホンで聴かせたら、一点を見つめ耳を傾けていた。
「分かる~?」と聴いたら、言葉は出ないが「ウンウン」と頷いていた。「よかっ
た~」と小雨の中を家路に着いた。
母の入院している病院
リ・オペラ・コンサート」(角筈区民ホール)に足を運んだ。
角筈区民ホールは初めてだ。客席定員238名。この種のコンサートではほどほどの
規模ではないかしらん。初台から歩いたが、もう少し近い行き方があったか、暑か
った。新宿中央公園のお隣である。
プログラムには、代表・司会の黒瀬さんのご挨拶として、「(前略)オペラの美し
さに身震いし、驚嘆し、感動し、『あぁ、この素晴らしさを誰かと共有したい!』
という強い思いに駆られ、それがミャゴラトーリを続ける大切な原動力となってい
ます」という言葉があった。
今回が3回目だが、今回はあらたに沼生沙織さん(ソプラノ)と与儀巧さん(テノ
ール)が参加された。出演者はみなさんコンクール入賞歴のある方々ばかりであ
る。
<プログラム>
W.A.モーツァルト
1.「ドン・ジャヴァンニ」より 「豪華な宴を催そう」
ジャン・ハオ
2.「フィガロの結婚」より 「手紙の二重唱」
スザンナ;佐藤貴子(Sop) 伯爵夫人;沼生沙織(Sop)
3.「イドメネオ」より 「オレステとアイアーチェの苦悩を」
沼生沙織
「コシ・ファン・トゥッテ」ハイライト
4.「僕のドラベッラに」(フェッランド、グリエルモ、アルフォンソ)
5.「アラビアの不死鳥のような」
6.美しいセレナータを
7.ねぇ、妹よ、見て!(フィオルディリージ、ドラベッラ)
8.あぁ、なぜこんなにも突然に(全員)
フェッランド;与儀巧(Ten) グリエルモ;前田進一郎(Bari)
フィオルディリージ;沼生沙織(Sop) ドラベッラ;日向由子(Mez)
アルフォンソ;ジョン・ハオ(Bass) デスピーナ;佐藤貴子(Sop)
G.ビゼー 「カルメン」より
9.「恋は野の鳥」 日向由子(Mez)
10.「何を恐れることがありましょう」 沼生沙織(Sop)
G.ヴェルディ
11.「ドン・カルロ」より 「一人寂しく眠ろう」 ジョン・ハオ
「リゴレット」ハイライト
12.だんな!~俺は剣のつかい手(リゴレット、スパラフチーレ)
13.貴族でも王子様でもなく、~愛しい名(ジルダ、マントヴァ公爵)
14.悪魔め、鬼め!(リゴレット)
15.女心の歌(マントヴァ公爵)
16.美しい恋の娘よ(リゴレット、ジルダ、マントヴァ公爵、マッダレーナ)
17.アポロのようなあの男を(ジルダ、スパラフチーレ、マッダレーナ)
リゴレット;前田進一郎 ジルダ;佐藤貴子
マントヴァ公爵;与儀巧 スパラフチーレ;ジョン・ハオ
マッダレーナ;日向由子
ピアノ;藤原藍子 司会・解説;黒瀬史織
ほとんどこのコンサートに対する「予備知識」を持たずで出掛けたが、①進行、②プ
ログラム、③出演者の熱演と大変よかった。
進行・司会は、失礼ながら想像以上に、滑舌(かつぜつ)といい解説の内容といい、
大変よかった!相当準備されたことだろう。
プログラムは、正統的といおうか、ただのガラ・コンサートではなく、作曲者ごとに
整理されていたのがよかったのではないだろうか。私自身もオペラの勉強になった。
最後に、個別には省略させていただくとして、出演者はみな(字幕はなかったが解説
の)言葉の意味が分かるかのような熱演で、ハッとさせられたり、知らずひきつけら
れたり、あっという間の2時間半であった。
とくに重唱のアンサンブルは、指揮者がいないだろうに練習の賜物か、すばらしく、
最後には「ブラボッ」まで飛び出した。
アンコールはヴェルディ「椿姫」から「乾杯の歌」で、会場が盛り上がり、なごりお
しげにエンディングとなった。
なおやや客席(30席くらい?)が空いていたので、学生には無料招待として、聴きに
来てもらってもいいのではと思わせる内容(オペラ鑑賞会)だった。
---------------------------------------------------
昨日も町田の病院に母を見舞った。病院に行ったら、スヤスヤと寝ており、10分ほ
どで帰ろうかと思ったら、ほどなく眼を覚ましたので、わがトリオの録音「空に星
があるように」をヘッドホンで聴かせたら、一点を見つめ耳を傾けていた。
「分かる~?」と聴いたら、言葉は出ないが「ウンウン」と頷いていた。「よかっ
た~」と小雨の中を家路に着いた。
母の入院している病院
空き席の問題は次への課題として、なるべく埋められるよう頑張りますm(__)m
今後とも応援していただけると嬉しいです。
なごやかなフンイキのコンサート、よかったで
す!今後ともよろしくお願いします。