人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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2/3 新日本フィル第583回定期

2018-02-15 05:00:00 | 音楽

2月3日(土)、新日本フィルの定期。今回はドイツの大物、マルクス・
シュテンツを指揮者に迎えた。

M.シュテンツは、すでにロイヤル・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィ
ル、ウィーン・フィルという「ビッグ・スリー」と共演している。
日本でもN響、読響にも呼ばれているが、新日本フィルとは初共演だ。

ハイドンの交響曲は108曲あると言われているが、あまり聴いたことが
ない。全集のCDは、数千円で入手できるが、CDにして30枚以上にな
り、とても聴き通す自信はない(笑)。


<プログラム>
1.ハイドン 交響曲第22番 変ホ長調 「哲学者」
2.ハイドン 交響曲第94番 ト長調 「驚愕」
 --休憩--
3.ヘンツェ 交響曲第7番
指揮;マルクス・シュテンツ
コンサートマスター;豊嶋泰嗣



以下、いつもながらつたないコメントを・・・・・・

1.ハイドン 交響曲第22番 変ホ長調 「哲学者」(演奏時間17分)
M.シュテンツは長身だ。185cmはあるのではないかしらん。
弦は、12型かしらん、1st、2ndの対向配置だが、ヴィオラとチェロ
が入り混じり、コントラバスは2丁ずつ左右に分かれるという変則的
なもの。ホルンとイングリッシュ・ホルンがステージ左右に立つ(第
2楽章から中に座った)。
この曲は、全楽章とも変ホ長調だったかしらん。緩・急・緩・急の形。
テンポ感が実によく、お隣のご婦人(赤の他人)は気持ちよさそうに
寝ていた。


2.ハイドン 交響曲第94番 ト長調 「驚愕」(同 22分)
1曲目が終わると管の出入りがあった。この曲もすべての楽章が長調だ。
急・緩・メヌエット・急の4楽章。ただし、メヌエットはややスケルツォ
的だ。ヘンツェは楽章の間をやや長めに取った。第2楽章は、例の「ビッ
クリ」だ。主旋律以外の旋律(変奏?)がおもしろい。第3楽章は、堂々
としたメヌエットであり、第4楽章はまことに生き生きとしていた。

 --休憩--
赤ワイン(500円)でのんびりと。


3.ヘンツェ 交響曲第7番(同 38分)
私は無論初めて聴く曲だ。弦は16型。大編成はマーラー並みだ。管か
らの開始が珍しい。ヘンツェは得意としているようで確信をもって振
っていく(--指揮棒を使っている)。
第1楽章は、とりつかれたように踊るモダン・バレエの音楽だ。途中
からパーカッションも全開だ。第2楽章はゆっくりした3拍子かしらん。
暗い部屋で一人佇んでいるイメージだ。

第3楽章はパーカッションの動きが目覚ましい(--ちなみに、この曲
のパーカッションの種類は、ティンパニ、大太鼓、小太鼓、吊るしシン
バル、タムタム、ボンゴ、チャイニーズ・ゴング、トムトム、タンバリ
ン、ギロ、鞭、フィンガーシンバル、マラカス、グロッケンシュピール、
ヴィブラフォン、チャイム、マリンバと総出演?)。fで終止。

第4楽章は静かにフルートから始まる。メロディーはいずこ?混沌とし
ている。中盤で鉄琴、木琴も強打する。終盤は、「板」がパチンパチン。
最後はストップモーションで、シ~ンとなった。
M.シュテンツは大きな音楽作りだった。また聴いてみたい。



休憩後の後半、コートを席に置いたまま、ガラガラに空いていた2列ほど
前へ移動。終演に盛んに拍手し、いざコートを持って帰ろうとしたら、
コートがない!私の隣にいたご婦人が忘れ物として届けたに違いない。
案の定、出口の案内に届いていた(笑)。




左;マルクス・シュテンツ 右;鈴木雅明



12:02


12:58


13:00


13:08


13:39


13:40 ロビーコンサートをやっていた。うっかりした。


13:46 チラシの分別


13:47



14:49


15:00



15:51


15:59 時間が中途半端だったので書店に立ち寄る。

「昭和33年頃の押上駅」など


16:02


16:17 錦糸町


17:14


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