老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

内分泌(ホルモン)療法

2010-04-27 07:30:11 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

精密検査の結果、とりあえず内分泌(ホルモン)療法を行うことにした。

前立腺がんのがん細胞は、男性ホルモン(アンドロゲン)によって増殖することが知られている。だから内分泌療法の基本は、男性ホルモンを低下させるか、あるいは男性ホルモンが前立腺へ作用しないようにするか、ということである。

最初は1ケ月に一度、その次からは3ケ月に1度の通院でお腹(臍の下)に皮下注射(リュープリン)をするだけである。その前に血液検査と尿検査を行うが。

次回、通院するまでの三ヶ月間なにもしない(投薬等なし)ので、なんだか病気ではないような錯覚さえする。以下三回に渡る検査の結果(PSA値のみ)を記す。

2009年2月16日  2.235(PAダンデム)

2009年3月16日  0.478(高感度PSA)

2009年6月08日  0.308(高感度PSA)

因みに治療費(09年6月8日分)は診察、検査、注射代等合計で9,710円(1割負担)であった。その内注射代が8,773円と少し高額であるが、3ケ月に一度であるので仕方がないと思われる。

<写真:アルゼンチン、プンタ・デル・エステの港風景>