老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

究極の天下りを廃せ

2009-12-18 07:39:05 | 愚観想

昨日(12月8日)の朝日新聞朝刊のオピニオン欄に掲載されていた「天下り税理士を廃止せよ」の意見に大賛成である。

検事を退職し弁護士になる”辞め検”は司法試験合格後、検事か判事もしくは弁護士となったものでれっきとした司法試験に合格した後であるからかまわない。むしろ、これら三者交互の移動は司法の公平上歓迎すべきことでもある。

が、この国税庁職員の退職者OBが無試験で税理士となるのは、一般人が税理士試験を合格して税理士となることに比べ著しく不公平である。記事によれば、税理士の半数がこれら「天下り税理士」であるらしい。税に明るいのならば、正々堂々と試験を受け、合格の上税理士になるべきだ。

このようなことを永年にわたり慣習化してきた行政府や議会人に猛省を促がしたい。