老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

平和外交を立て直せ

2009-12-25 09:09:23 | 愚観想

今日の新聞・TVなどのジャーナリズムは鳩山内閣の外交がのろまだとかなんかと批判めいた論調が多い。

確かに現在の内閣は三党連立でしかも各党の外交政策が一致していないため、右顧左眄しがちであることは確かである。当然結論は遅くならざるを得ない。したがって結論を先送りするのは止むお得ない。批判されるべきは戦後60年以上にわたる冷戦対応のアメリカに追従した自民党外交である。

この政権交代を機会に本来の日本の外交をキチッと確立するために鳩山内閣はがんばらなくてはならない。時間がかかっても仕方がない。沖縄をはじめ多くの米軍基地を置きながら独立国日本などとおこがましい。それでいて国連の常任理事国に立候補など聞いて呆れる。基地を撤廃することと、独立国としての軍隊の保持を国論を経て確立するよう努力するときである。

日米間会は重要であることは論を待たないが中国、ロシア等の隣接する国との外交関係を安定すると共にアジアに軸足を置いた平和外交をゆっくりで良いが確実なものにすることである。

北朝鮮問題も「拉致」だけではなく先の大戦の精算の覚悟で本格的な交渉(たとえ秘密交渉でも良い)をし、東アジアに平和を確立するべく努力されるべし。


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1 コメント

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全くその通りです (大和)
2009-12-25 21:00:35
日本社会には、鳩山政権の改革が必要です。教育、医療、年金、司法、行政等すべてを腐敗させた自民党・官僚政治を排除し、子供や若者、母親を不幸から救うべきです。
学校現場から、文科省の愚民化政策を詳細に解明したのが、「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。文科省官僚は、この知識時代に愚民化教育を行い、20万人の不登校、退学者、60万人の引きこもり、ニートを作りだしたのです。国民から生きる能力を奪い、失業者、貧窮者にし、うつ病、自殺に追い込んだのは、自民党官僚政治です。 
残虐に子供や国民を苦しめ、国を没落させた許されない大罪です。愚民化政策を行う古い政治には、二度と戻るべきではありません
鳩山内閣への批判は、国民に一つの利益もありません。冷静に判断し内閣を支援してゆくべきです。


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