50歳の育児日記

うつ状態になり休職、復職
子供の誕生、Uターン・・
50代を目前に授かった子供の育児を中心に日々の暮らしを綴ります

電話が恐かった

2012年03月07日 | 休職する前
テレビで、自宅でくつろぎながら携帯電話を気にしている主人公にシーンを見ました。
悲しいような、辛いようななんとも言えない気持ちになりました。


携帯電話が鳴って、「どうした?」と相手に問いかけている自分を想像してしまったからです。


休職前、ひっきりなしに携帯電話や会社に電話ががかかってきました
客先や外注先、部下、上司から。
判断を仰ぐものから、トラブル、苦情、叱責、相談、愚痴などなど。


大半が電話してくるまでもないどうでも良いことか、怒られる、責められるものでした。
そういう電話を受けるのも仕事のうち、電話をしてこなくなるほうが事態が悪化するから、なんて思って嫌がらずに、「どうした(どうしましたか)?」と受けていました。


電話ってもどかしいんですよね。
相手の様子がすべてわからないし、相手もこちらの表情なんかを読み取れない。
弁解無用とばかりに一方的に責められれば落ち込むし、どうでもいいような電話に時間を取られてイライラもしてきます。




そのうちに電話がなるのが恐くなってきました。電話があるだけで、いつか鳴るんじゃないかとビクビクしてしまう。
でも、職責上、休日でも電話を切ることができず、たとえ切ったとしても、その間に電話がかかってくるんじゃないかと心配したり・・・


休職後、職場に私への電話禁止令が出たのか、ピタッと電話がこなくなりました。
月に1度くらいのペースで上司が様子を聞いてくる程度です。
突然私が会社からいなくなり、混乱しているはずなのに。
とても助かったし、ありがたたかったです。
それでも、電話が恐くなくなるまで、2,3ヶ月くらいかかりました


今は、ぜんぜん平気です。
もっとも、仕事に復帰しても大丈夫かどうか、やってみなきゃ判らないですけどね。

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