今夜も飲んじゃった・・・

よう子とたか子のカルトワイン日記

たまにはモルトなど・・・

2006-08-26 19:30:00 | Weblog
先日湘南男さんと六本木のCaskに行ってきました。というか連れて行ってもらったんですが。モルトも大好きなんだけど、如何せん門外漢なので細かい事はサッパリわかりません 折角なのでとバース・ヴィンテージのモルトを紹介してもらいました

左の Caol Ila はまさにハニー!!甘くてまろやかでとっても美味。女の子が好きそう。右の Glenturret は華やかな香りでお花、麦、ちょっと病院みたいな薬っぽい香りも。かなりドライで鋭い味わい。個人的には Caol Ila の方が好きかな。

やっぱりモルトの勉強もしよっかな~。・・・って今まで何度も同じ事言ってんだけどね




Meursault Perrieres, Yves Boyer Martenot 1986

2006-08-24 17:50:28 | ブルゴーニュ
小さいですが、とても評価の高い生産者であのノース・バークレー社のセレクションにも入ってます。白の当り年、1986のペリエールなんて最高に決まってます。ただ重大な問題がありました。その日はすでにビール、ワイン、焼酎を飲んでいて、自分のキャパに隙間が無かった事です・・・ 初めて(のハズですが・・)店のテーブルで寝ました ひぇ~、ホントすいません 他にお客さんがいなかったのが救いでしょうか。復活してもう一度残りを飲んだ印象としては、「かなり華やかな香りで密やべっこう飴のような甘みたっぷり、味わいはミネラリーで後味残る柑橘類の皮やワタのホロ苦さが心地良い。」・・・とメモに残ってます 皆さん、良いワインを開ける時は自分のコディショが万全の時にしましょう

Boxcar Pinot Noir 2004

2006-08-24 17:02:02 | カリフォルニア
Amour Fou ほどの強烈なインパクトはないですが、バランスが良くチャーミングなワインでした プラムっぽい。時間とともに甘みが増してきて、ゆっくり飲んでも楽しめます。現地だと25ドル以下で売られているのでかなりお値打ちだなんだけど、日本だと送料やコストが色々と乗っかって随分と高い小売になっちゃうところが悲しい・・・ まあ、Red Carのピノが手の届く価格で飲めると思えば安いのかも。同じBoxcarのシラーも飲んでみたいな~。

Domaine de Trevallon 1983

2006-08-20 14:53:10 | フランスその他
甘いっ 蜜っぽい甘さがたっぷりですが、すごく透明でサラっとしてる。赤いフルーツのエキス分だけを抽出したよう。甘みの奥に青い野菜っぽさ、腐葉土、きのこやたばこ等の複雑な熟成感があり、グラスに注ぐ度に味わいのニュアンスが変化して1本で色々な表情を見せるとても豊かなワインでした。今までに経験した事の無い味わいに感激 バックヴィンテージ自体なかなか出てこないですからねー。本当に貴重です。O野さん、ありがとうございました

Midnight Party, le 28 Juillet

2006-08-04 18:57:29 | ASADAワイン会
第二回目の深夜の持込会です。今回は4名で6本、結構飲んでましたね。
以前は私が一番睡魔と闘っていたのですが、今回は二人が後半寝てました
まあ、皆さんお仕事の後ですからお疲れのハズ。(1名は飲みすぎで寝ていたような・・・) こんな光景も深夜飲み会ならではです。テンションの高い跳ね馬さんも見れてなかなか面白かった なんとか最後まで体力がもった私も最後の1本に関しては、味わいが曖昧で・・・湘南男さん、ごめんなさい

1.Calera Viognier 1994
自分で持参しといて褒めるのもなんですが、いやビックリ!まさかこんなに美しく熟成しているとは思わず香りだけだと「誰かムルソー持って来た?」と疑うほど。ブルには無いネットリ感と南国系のフルーツや花の香りが新世界らしさとして出てましたけど、とにかくイメージを覆されて逆にヴィオニエの特徴がわからなくなりました もう少し冷えてたらさらに良かったかな。

2.ルージュ・クサカベンヌ 旭洋酒 2005
ここで告知した旭洋酒さんのワイン会ですでに飲んでいたにもかかわらず、品種なんだっけ?なんて考えてる私はプロにはなれません 香りはガメイのようなイチゴキャンディー系、ちょっと鉄っぽい香りも。味わいはかなり爽快なカンジでサラっとしてます。品種はマスカットベリーAですね、ハイ。

3. Ch. La Fleur Petrus 1997
久々のボルドー!んまいっ!!果実味たっぷりでエレガント。舌触りが本当に滑らかで丸みのあるワインですね。今飲んで十分に美味しいヴィンテージです。やっぱりボルドーは凄いなぁ 安心して飲めますね。湘南男さん、ゴチです。

4. Club Lealtanza Reserva, Bodegas Altanza 1999
なんと、あのレアルマドリッドの社長やサッカーチームの為に特別に仕込まれた樽らしいです。といってもサッカーのことはめっぽう暗くて、名前くらいしか知りませんが 凝縮したジャミーな果実味とリッチな酸が印象的。さすがK田さん、いつも面白いワインありがとうございます

5. Bandol Rose, Domaines Ott 1988
K田さんが一か八かで持って来たボトル、残念ながらちょっと熱が入っちゃってました 状態が良かったらどんな風に熟成してたんでしょうね~。興味があるだけに惜しいっ

6. Chassagne Montrachet Clos Saint Jean, Bernard Morey 2002
非常に申し訳ないのですがテイスティングコメントのメモを見てみると、すごく汚い字で「酸味しっかり、典型的なカンジ」としか記されてません・・ 白で有名なモレの赤、レアなのにぃ~。この会ではボトルの順番が大切ですね。最後は睡魔と酔いで覚えてないという事態が発生しますから・・。

深夜の Red Car

2006-07-28 18:37:25 | カリフォルニア
やっちゃいました。深夜1時の酔っ払いの誘いにのってノコノコとタクシー飛ばしてASADAへ着いたのが2時。そして開けたのがこのワイン。

Red Car The Table 2002
エッジまでネットリとした濃いガーネット。ブラック・チェリーのリキュールのような凝縮した甘~い香り。こりゃ重たくて濃い「ザ・新世界シラー」だろうと思ったらビックリ。想像よりもずっとエレガント。タンニンも程よくこなれていて、酸と甘みのバランスが良かったです。ってワケであっという間に飲んでました(笑)。

この後またしても焼肉行って(私は食べてませんよ、私は・・)、バーに行って、最後にファミレスのコーヒーで締めたころには太陽が眩しい時間でした。さすがに家に着いた頃は死ぬほど疲れてた。それでも一緒にいたSさんはそのまま仕事行ったからな~。恐ろしすぎる・・・。普通の人間ではありません。

こんなコト仕事してない今しかできないから、まあいいか、と自分で自分に言い訳してるのはどうしてでしょうか。まあ、この記事読んで確実に引いてる人の顔が目に浮かびますが・・・


しかしASADAって日本で一番Red Carを開けてる店なんじゃないかと思う。


もったいない・・・

2006-07-28 17:57:32 | カリフォルニア
こんなにゴージャスなワインを開けたにもかかわらず、酔っ払っていて最後のFlowersなんてほとんど味わいを覚えてません ひぇ~、もったいない・・・。珍しく残したし・・・。もう一度同じワインを普通の状態で飲みたいっす


Ravenswood Old Hill Vineyard Zinfandel Sonoma Valley 1986
先日の'90より更に穏やか。少し枯れかかっているような味わいが心地良くて、この時の私にはこちらの方が美味しく感じました。

Williams Selyem Pinot Noir Cohn Vineyard Russian River Valley 1993
ずっと飲みたかった憧れのセリエム。何だか妙に甘みが強くて、少し不自然なバランスの味わい。美味しくないワケではないけど・・・。若い時から同じような味わいなのかな?これだけ酸が低いと熟成に耐えられないような気がするんだけど、どうなんだろ。

Flowers Pinot Noir Camp Meeting Ridge Vineyard Sonoma Coast 1995
こっちも憧れのFlowers。しかもCamp Meeting!でも、この時にはすでに眠気が襲ってきていて味なんてほとんど覚えてナイ・・・すでに散々飲んでいた私には濃かった。それくらいの印象しか覚えてません。残ったワインを二日後にグラスで頂きましたが、全く別物になってました


アンデス・レッド

2006-07-25 14:45:23 | Weblog
べつにASADAさんの新しいカクテルの材料というわけではありません。 最近すっかり農作業にハマっているAさんの自家製じゃがいも”アンデス・レッド”君です。今回のワイン会のおつまみにオーブンでローストしたものが登場!カリっと香ばしい皮をかじると中は栗のようにホクホクと甘くてとっても美味でした。こだわりのビオ栽培で(笑)安心して食べられるし、これからのおつまみ材料はAさんの畑から調達ですね~ 

ASADA, le 16 Juillet

2006-07-25 14:25:08 | ASADAワイン会
1.Rose Petillant,Marcel Lapierre 2004
人気のLapierreのペティヤン、自分で買おうと思っていたので飲めてラッキー
先月のASADA会で飲んだペティヤンより甘みが強くて熟したアメリカンチェリーって感じ。個人的にはもう少し酸があるとベスト!しかしガブっとすぐに飲んじゃいましたね。Aさんゴチです。

2.Salento Bianco,Valle dell'Asso 2004
全体のトーンが控えめで水代わりに飲むようなガブ飲み系の超すっきり白。今までASADAで出た事ないタイプです。プーリア州のワインで品種はシャルドネ、マルヴァジア、フィアーノだそうで。”気の抜けたWilkinsonソーダっぽい”というKさんの表現に納得。正直言うと私はちょっと苦手な味わいでした

3.Gewurtztraminer Grand Reserve,Gustave Lorentz 1959
グラスの中に入っちゃいたい!うっとりするほど甘美な香り 熟した洋ナシやオレンジ、はちみつ、トースト香、ミネラルなどなど・・深みがあって複雑で・・言葉が追いつきません。味わいはドライで香りから想像すると甘みがちょっと弱めかも。ホント熟成アルザスって凄いパワーを秘めてますね。皆静かになっちゃうくらい幸せな1杯でした

4.Centurione,Stefano Ferrucci 2002
香りは熟したプラム、梅干、ちょっとウスターソースっぽい感じも。酸はしっかりしてるけど尖ってなく、フルーティで飲みやすい。サンジョベーゼが苦手な私もこれは美味しくいただけました。湘南男さんのサンジョは2本ともなかなかのヒットでちょっとイメージ変わりました これから他の造り手も飲んでみようかな。

5.Chassagne Montrachet,Leon Jouard;Alexis Lichine 1966
残念ながらちょっとピークは過ぎてました。でも村名で40年後にここまで綺麗に熟成しているんだからタイミングが合えばきっと凄かったんでしょうねー。開ける時期を見極めるのって本当に難しいですね。


いつものメンバーでまったり飲んでしっかり食べました(笑)。やっぱりASADAのワイン会の魅力は熟成オールドですよね。今回はアルザスが大ヒットで、本当に幸せ~な気持ちになりました。ただタイミングって大事ですね。Trimbachもそろそろ開けなきゃだな~、こりゃ

退職祝い!?

2006-07-18 01:22:38 | Weblog
私事ですが、ワケあって会社を退職いたました。先週金曜が最終出社日。同僚と新宿で韓国料理を食べ、パブでビールを飲んだ後、最後のご挨拶にとASADAさんへ。そこで偶然ご一緒した方にワインをご馳走になっちゃいました なんともゴージャスなボトルを頂き感激!お二人ともとっても素敵な方で本当に楽しいひと時でした。退職祝いに神様がプレゼントしてくれた時間かも・・・なんて都合良すぎか 


Chassagne Montrachet Les Morgeots,Chartron et Trebuchet 1987
ムルソーの1級と思うほど華やかな香りを感じた途端アルコールはもう十分と思っていた胃袋が一気に元気になりました。こーゆーのは別腹 一緒の方は酸がちょっとキツイかもとおっしゃってましたが、私は大好きです。基本的に酸がしっかりめがスキかも。後からフワっとくる樽のニュアンスも上品でとっても素敵。

Ravenswood Old Hill Vineyard Zinfandel Sonoma Valley 1990
こんなの飲めるなんて 初めてジンが美味しいと思ったのはRavenswoodのヴィントナーズ・ブレンド・シリーズを飲んだ時です。これはその時の感動50倍増しって感じ。最高級のシングルヴィンヤード、しかも1990ですもんね。極上のジンは上品なんだなと実感。至福のひと時でした

J.Rochioli Pinot Noir Three Corner Vineyard 1995
こんなの飲めるなんて パート2。味わいの要素が完璧なバランスで成り立っていて文句のつけようがないっス。想像以上に繊細でした。しいて言えば綺麗すぎるような気がしないでもない。しかしスゴイぞ、カリフォルニア!カリのイメージがさらに広がった感じがします。

Bourgogne Blanc,B.Vireley Rougeot 1986
この手のワインはASADAさんでしか出会えないでしょうね。ブラインドだと絶対にブルゴーニュ・ブランとは思えません。1本目のシャサーニュ程ではないですが複雑性のある香りは村名ムルソーに匹敵するほど。味わいはややライトな印象ですが、無名の生産者のACブルがここまで美しいワインに変化してると感動しますね