犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

オレコのイライラ、この季節ゆえの(他の子の)発情期のせいなのかも。

2015年10月15日 | おせわがかり日誌



ここのところオレコの機嫌が悪い。

機嫌が悪いというか、お散歩のとき、おともだちに吠えることが多くなった。




なんだろう。どうしてだろう。考えた。

原因はいろいろありそう。

大好きなおとうさんがいないとか、留守番が長いとか、

大きな公園にいってないとか、川に行きたいとか、水遊びしたいとか、

おばあちゃんに会いたいとか、いろいろあるんだろう。

積み重ねかなー、と思っていた。のだが。





もしかして、これかも。

そういえば、ここんとこ、散歩のときのふむふむが、いつもより念入りだった。

(いつも熱心なこんちゃんならともかく)




犬って、オスの大きな縄張りの中に、小さくいくつもメスの縄張りがあるらしい。

オレコが吠えかかるのは、いつも自分より小さな子で、眼検討だけど、大体メス。

オレコは避妊しているけれども、だからといって、だれかの発情に無関心というわけではないのかも。




人間だって老いらくの恋とかいわれることもあるし、ましてオレコは若いんだもの。

そういう影響でカッカしているのかもしれない。




でもオレコが(野太い声で)吠えると人も犬もびっくりするし、

何より我らがこんちゃんがぶるぶる震えておしっこちびりそうになるので、

また、お散歩のとき、普段の生活のとき、リーダーになって、オレコの内なる暴れん坊魂を鎮めるようにしている。




こんちゃんを育ててくれた人はどんな人だったのか知らないけれど、

この子は(ふむふむがしつこかったりおなかがすいたら夜ご飯の前に暴れん坊になるけど)ほんとに手がかからない。



特におさんぽのときのルールは見事で、ツーといえばカー。




こちらが立ち止まると「とまるんじゃな」と止まってくれるし、

行こうとするんと「行くのじゃな」と一緒に歩き始めてくれる。




こんないい子が妖精になって森でうろうろしていて私を掴まえてくれて(いや逆だけど)なんてラッキー。




それはそうとして、オレコは生後5~6か月ごろまでは確実に誰かの手によって育てられていて、

そこから2か月ほどは新宿のセンターでお世話になり、出て1週間はミグノンで生活したので、

まあいってみれば、そのころというのは、教育するもされるもなかった環境だったわけで、

うちへ来てからが本当の始まりなので、オレコについてはすべて、いいことも悪いことも、

いや悪いことが特に、私たち家族の責任なんであるからして、しっかり育てていかねばならないな。




それが飼い主のつとめなのだろう。




こんちゃんのようにほかの犬には無関心でも誰に対しても穏やかに、

人にはやさしくおとなしく、そういうふうな犬になってもらいたいからなあ。





オレコだって10歳くらいになれば「とまるの?」「いくのね」って、

アイコンタクトでストップアンドゴーができるといいんだけれど。

そうなるかならないかは、結局のところ、私次第なんだわ。