おれこちゃん、憂鬱です。
だって今朝のお散歩のとき、怖いものがいっぱいあったんです。
怖いものがあると、そっちには進めませんから、
全部の方向に怖いものがいるときは、がんとして動かないのです。
あんまり引っ張ると、関節を痛めてしまいます。
猫と違って、犬は関節が弱いです。
彼らに比べて、骨の数が少ない上に、体も重い。
齡をとると、痛くて歩けない子もいるんだって。
だからあんまりひっぱらないようにしないといけないんですよね。
怖いものがいっぱいだと折角楽しい散歩もがっかりです。
どきどきして楽しくありません。
だから今朝のおれこちゃんは、少し元気がありません。
今日はたくさん怖いものがあって、疲れちゃったのです。
あんまり怖いもの続きだったので、泣きたくなりました。
おれこちゃんはもう、怖いものはどっかいってしまえばいい、と思っています。
それでふてくされているのでした。
今朝の怖かったもの。
(1)けりんちょの子供
(2)自分より1.5倍くらい大きな犬
(3)ラジオ体操のおじさん
(4)自動車整備工場の掃除機の音
(5)台車もって走ってた運送会社のおじさん
(6)スーツケースひっぱって歩くおねいさん
(7)道路工事
(8)サッカーしていた子供たち
(9)ボールを蹴飛ばしながら歩いてる子
(10)小さい子供とお母さんの集団
(11)大きなトラックの大きなクラクション
(12)ゲートボールしてた老人グループ
(13)大きな声で携帯電話で話すおじさん
(14)自転車のお兄さん
(15)マンションの管理人のおじさん
(16)つえついてたおばあさん
(17)乳母車とお母さん
(18)自分より小さかったけどわんわん吠える犬
(19)ごみ収拾車
(20)バイクのおばちゃん
「あー、しんどかった」だね、おれこちゃん。
またうーんと早朝に切り替えかしら。