犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

ワイルドライフ。

2012年09月11日 | おせわがかり日誌


おれこはじっと見ています。

お留守番のごほうびに、テレビをつけてあげました。

NHK BSの、ワイルドライフという番組です。






その日は北海道千歳川に住むヤマセミとカワセミの生態について、やっていました。

飼い主も野鳥は大好きですから、ご一緒しました。






こういう番組を見る時のおれこの真剣さというのは、言葉では書き尽くせないものがあります。

まるで、人間みたいです。

あんまり真剣にじーっと見ているので、つい、「ひな大丈夫かな」なんて、意見を求めそうになります。





(木の葉を魚に見立てて漁の練習をするヤマセミのひな)

しかも内容を理解しているらしいんですよね。

このときも、ひなのいる巣に、キタキツネが近寄ったシーンなどは、

心配でくーんくーん鳴きながら画面まで駆け寄り、キタキツネがあきらめるまで、

画面の前を、ぐるぐるぐるぐる、落ち着かない様子で、円を描いてました。




そうしてまたこうやってソファに戻ってきて、あごの下にボールを敷いて、じーと見ているのです。

ちなみにこのシーンはひなが木の葉で魚とりの練習をしているシーンです。

その様子をこんな表情で、じーっと見ています。

どうぶつのドキュメンタリーも大好きですが、ドラマも、映画も、アニメも好きです。

アニメは「ピーターラビット」「リボンの騎士」をはじめ、宮崎アニメも大好きです。

こないだは「めぞん一刻」も見ていましたね。

見方はワイルドライフのときと同じ。

ドラマでもアニメでもピンチのときには、思わず画面にかけよってしまいます。

反対に自分の怖いものが出ているときは、吠えたり、逃げたり、画面のうしろの部屋に隠れたりします。



人に話すと、あんまり信じてもらえないんですけど、

家に来てもらって、実際に見てもらうと、それはもう、みんなびっくりします。

そうかもしれません。だってあんまり、人間みたいなんだものね。




長く猫暮らしをしていた私ですが、猫たちもテレビを見ることがあります。

興味のあるシーンなどでは、ついつい手が出ちゃうこともあります。

テニス中継とか、卓球とか、動きのあるものが多いです。

まあ、彼らの場合は、狩に近い感覚で鑑賞しているのでしょうね。

じいっとみながら、ストーリー性を理解しているかどうかまでは、わかりません。

やっぱりおれことは違うな、って、感じがします。





(↑ジュラシックパークのロストワールドは怖すぎて画面後ろに隠れて寝ていた)

テレビの好きなおれこですが、そのうちニュースなんかにも興味持ちだし、

「大体首相はさあ~」

なんて、評論ぶったこといったらおもしろいのに、と、飼い主は楽しみにしているんでした。