空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

3月1日の稽古でいままで習った空手形の棚卸。/09.03.02

2009年03月02日 | 空手道の道場稽古
昨日3月1日は稽古。
実に2週間ぶりです。基本と移動稽古が終わったあと、空手形について師範にワンツーマンで指導していただきました。
全体的な反省点として、「敵に視線をすえること」。
これは全ての立ち方に関わってくるから必ず見直しなさいと指導されました。
次に「前屈立ちの腰の位置が高い」との指摘。たとえば左前(左足を前に)前屈立ちを行って、自分の目から見て、「左の膝頭から見て、左足のつま先が見えないところまで腰を落とす」のが基本。
そして腰を落としつつ、しっかり胸を張って敵に視線をすえること。そうすると、右足がぴんとはり、よぼろ窪(ひざ裏)もたるまない姿勢になるとのことでした。
「敵に視線をすえること」はここでもでてきました。

拳手四方当ては、特に問題ありませんでしたが、ひとつ、4動作めの順手左手手刀が抜けてました。8つしかない短い形なのに。

太極初段も全て前屈立ちで、漢字の「工」の字の演武線上で行う形です。
ここでも課題は、「前屈立ちの腰の位置が高い」ことでした。

ナイファンチ初段では、波返しという動作について指摘されました。ナイファンチは騎馬立ちよりやや狭いナイファンチ立ちといわれる姿勢横一線で左右対称に演武しますが、位置を変える際に足裏を返す波返しという動きをします。
この波返しがきちんと行えていないので、動作のたびに腰が高くなっていました。
また、動作の最後に左右の拳を同時に突き出す「二丁突き」があります。この前に、突く方向にいる仮想の敵に視線をすえること、裏拳でうけた拳を正拳に戻す動作が抜けておりました。どうも二丁突きのとき、手がスパッと出ないなとおもっていたら、裏拳でうけた拳を正拳に戻す動作がない、つまりねじって突いていたわけです。

アーナンクーは、手刀受けを大きく回すようにうけること、それと前屈立ち・騎馬立ちの切り替えをしっかり行うことでした。

だいたい覚えてきたな、あとは数をこなして…という発想は既に間違いで、演じる時「目の前に複数の敵がいる」との認識をもって再度取り組みです。