あるタカムラーの墓碑銘

高村薫さんの作品とキャラクターたちをとことん愛し、こよなく愛してくっちゃべります
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あるタカムラーの小ネタ集 「月刊プレイボーイ」を生まれて初めて読んだ編

2007-11-22 23:56:47 | 何となく、タカムラー気分(お知らせ含む)
「月刊プレイボーイ」2008年01月01日号の特集記事「ミステリー徹夜本をさがせ/日本のミステリーベスト100-書評家が厳選」に、『レディ・ジョーカー』 が入っています。

本日の朝刊の広告でこの雑誌を見つけた途端、「あ、これは高村さんの作品が入ってるな」と確信してましたので、仕事帰りに書店へ立ち読み。大当たり~!
私はミステリには明るくないので、これが妥当な順位なのか分かりませんが、所詮は好き嫌いの問題と割り切っています。

同じ特集の中の1コーナーで、池澤夏樹さんによる「ミステリ中毒者のための警察小説」という寄稿があるのですが、そちらには合田雄一郎さんのことが取り上げられていますので、併せてご覧下さいませ。

一度ザッと読んだだけなのですが、どうやら池澤さんは、合田さんが「揺らがない」のがお気に召さないようです。
例えば、吉原警部のように駆け引きや裏取引をしたり、又さんのように口八丁手八丁で多種多彩な情報を掴み、駆使しているようなことを、合田さんはしていないから・・・らしい。
確かにそうかも。『照柿』では、秦野組長との関係は一線を越えそうで越えなかった。踏みとどまった。
だけど「合田雄一郎≒高村薫」(完全にイコールではないだろうと思ったから)ですから、「揺らがない」のは仕方ないと思いますよ。

(現在、「月刊プレイボーイ」のサイトは更新されておりませんので、悪しからず。数日後に更新されると思われます)

男性誌のコーナーで立ち読みするのは、ちょっとした勇気が必要ですね。読んだことはなくても、「プレイボーイ」がどんな雑誌なのかは知っていますから、いついきなり外国人女性のヌードがバーン! と出てくるのか、ドキドキしましたわ。

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これも立ち読み記録なのですが、毎週のことなので、忘れないうちに。

「AERA」2007年11月19日号の「平成雑記帳」は、英会話教室ビジネスについて。レッスンするごとにお金を払う方が、納得できますよね。

「AERA」2007年11月26日増大号の「平成雑記帳」は、さまざまな不祥事が起こることへの予見と思考停止の関係について。すっかり定着してしまった「想定外」という言葉を、不祥事が発覚した際の記者会見で、必ずといっていいほど発言しますよね。「ホンマにそうか?」という疑いを抱いてそれを見聞きする私です。

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そして来週27日は、高村さんの作品が掲載される 「yom yom」vol.5 (新潮社) の発売日。
2か月前に挙げた記事ですので、忘れていらっしゃる方もいるかと思い、もう一度お知らせ。

(発売前のため、サイトの更新はされておりませんので、悪しからず)



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