ラシーヌ 『ブリタニキュス ベレニス』 (岩波文庫) の 「ブリタニキュス」 は、先日読了しました。
全五幕の戯曲なんですが、合田さんがいたたまれなくなって読むのを止めたのは、第二幕の最後の部分なんですね。早すぎるよ、合田さん!(笑)
いずれ雑感などは、記事にする予定です。
そういえば来週、『バガヴァッド・ギーター』 が講談社学術文庫で発売されるのですね。何というタイミングの良さ!
岩波文庫が見つからないんだもん。恐らくこちらを買うでしょう。実物を見てからですが(苦笑) 倍の値段しますが、ね(苦笑)
というわけで、第十八回の雑感を、いつものように、だらだら、ぐだぐだと。
当然、まだ読まれてない方も、入手できていない方もいらっしゃるわけですから、物語の核心については、おおっぴらにネタバレはしませんが・・・警告:隠し字にしておりますが、以下は自己責任でお読み下さいませ。(『晴子情歌』 『新リア王』の内容も、そして『マークスの山』 『照柿』 『レディ・ジョーカー』 いわゆる<合田三部作>並びに<七係シリーズ>の内容についても、「既読」を前提とした上で、多少触れている場合があります。)
また、コメント欄に入力する場合、ネタバレはOKとします。もちろん
「太陽を曳く馬」限定で。未読の方はご注意下さいませ。
***
今回の概要・・・ 先月号の続きになりますが、それでも今回分について、高村さんはまた新たな表現法・描写方法を試されているなあ、と感じました。
真っ向から、この難しいテーマに挑んでらっしゃる。
それでいて、内容も面白い。読んでいて、何度面白いと感じたことか! 解らないけど、面白い。難しいけど、面白い。
この展開は、あと数回続きそうな気がしますが、どうなりますやら。
それにしてもそろそろ、梗概の内容を変えてもよろしいんじゃないでしょうか、担当者さん?
福澤彰閑和尚と高木宏仁和尚、岩谷渓山和尚、岡崎博法和尚・・・今回は一括した方がいいかと。
オウム真理教を巡っての、レ○ゴー三匹と彰閑和尚の対話と解釈。これがもう、面白くて面白くて! 理解は出来てないけど、面白い。難解ではあるけれど、面白い。
レ○ゴー三匹の各個人が自論や解釈を展開し、お互いに意見を共有したり、反発したりするのが、面白い。
また、それを受け止め、あるいは受け流す彰閑和尚の姿勢や反応も、面白い。多分、彰閑和尚の返答や疑問が、高村さんのご意見であり、疑問なんだろうと推測。
それでも、レ○ゴー三匹の各個人の主張があってこそ、なのでしょうけどね。
宗教には普遍性がないといけない、という見解は、その通りだと思う。現在、「世界宗教」と認識されているものは普遍性があったから、生き残ることが出来、更に拡大していくことが出来たんだろうから。
宗教の知識や理解と共に、欠かせないのが哲学の知識と理解。
この連載のために、ついに意を決して、手がかりになればと思い、『西洋哲学史 古代から中世へ』 『西洋哲学史 近代から現代へ』(ともに岩波新書)を読みました。「哲学史」ではありますが、哲学者たちの生の言葉・思考の軌跡なども載せられていました。
個人的に「何となく解る哲学」を述べている哲学者もいれば、個人的に「さっぱり解らない哲学」を展開している哲学者もいます。
その中で、何となく気になるというか引っ掛かるというか、以前から気に留めていたのが、今回の連載で登場した「スピノザ」だったりします。時代が悪かったのか、「汎神論」と誤解された(?)スピノザの思考を、今回の一件がきっかけで、もっと知りたくなってきましたよ。
同じく登場した、マックス・ウェーバーはどうかって? それは他の方に委ねますわ(苦笑)
ですが岡崎博法和尚が展開したように、「宗教を宗教たらしめる緊張関係には、もう一つ芸術と性愛がある」とウェーバーは述べたそうで、それをオウム真理教に照らし合わせてみれば、確かに当てはまらないのですよ。
世界宗教には、「芸術」と呼ばれるにふさわしいものが生まれてますものね。例を挙げれば、仏像のしなやかな姿。キリスト教会のステンドグラス。イスラームのアラベスク文様など。
一方、オウム真理教は? 何も「芸術」を生み出していない。生み出したのは、破壊行為だけ。
「性愛」については解らないので、逃げます(苦笑)
とはいえ、「性愛」と直接の関係はないでしょうが、明円和尚が(彰閑和尚の)「身体」に「一目惚れ」・・・って! 久しぶりの高村用語と用法、爆発しましたな(笑)
(念のため、意味の把握を勘違いしたくなりますが、たまには勘違いしてもええやん?)
またそのことを、サンガの幹部たちは確信・認識しているってのが凄いなあ。明円和尚は、バレてないと思っているのか? 片や彰閑和尚は、気付いているのか、いないのか? ああ、気になるぞ~!
ま、今さら合田さんもそんなこと言われたって、以前に田辺氏から聞かされて、それとなくほのかに気付いていたやん? そこで我が身を振り返って欲しかったですわ、合田さん・・・。
「明円和尚=三蔵法師」とは言い得て妙! だけどドリフターズの人形劇の三蔵法師(いかり●長介さん)ではないぞ!(←解る方だけ笑ってくだされ)
合田雄一郎さん、並びに吉岡くん・・・今回も脇役。
だけど、吉岡くんの反応が面白かったなあ~。お坊さんたちの話が終わり、辞した後に合田さんに向かって発するであろう、何らかの「言葉」がどんなものなのか、楽しみだ。
合田さんについては、上記でチラッと記したので、ここではやりません。
***
以上、連載第十八回を1回読んだ雑感です。
今回分もファースト・インプレッションを大切に。後で気付いたこと、忘れていたことは、書籍になってからにします。眠いんだもん。
・・・とはいっても、8日に多少追加してますが。
高村さん、ありがとうございました。続きを楽しみにしております。
***
この土日は、大阪地どりを致します。初めて行く場所もあるので、楽しみ~♪
全五幕の戯曲なんですが、合田さんがいたたまれなくなって読むのを止めたのは、第二幕の最後の部分なんですね。早すぎるよ、合田さん!(笑)
いずれ雑感などは、記事にする予定です。
そういえば来週、『バガヴァッド・ギーター』 が講談社学術文庫で発売されるのですね。何というタイミングの良さ!
岩波文庫が見つからないんだもん。恐らくこちらを買うでしょう。実物を見てからですが(苦笑) 倍の値段しますが、ね(苦笑)
というわけで、第十八回の雑感を、いつものように、だらだら、ぐだぐだと。
当然、まだ読まれてない方も、入手できていない方もいらっしゃるわけですから、物語の核心については、おおっぴらにネタバレはしませんが・・・警告:隠し字にしておりますが、以下は自己責任でお読み下さいませ。(『晴子情歌』 『新リア王』の内容も、そして『マークスの山』 『照柿』 『レディ・ジョーカー』 いわゆる<合田三部作>並びに<七係シリーズ>の内容についても、「既読」を前提とした上で、多少触れている場合があります。)
また、コメント欄に入力する場合、ネタバレはOKとします。もちろん
「太陽を曳く馬」限定で。未読の方はご注意下さいませ。
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今回の概要・・・ 先月号の続きになりますが、それでも今回分について、高村さんはまた新たな表現法・描写方法を試されているなあ、と感じました。
真っ向から、この難しいテーマに挑んでらっしゃる。
それでいて、内容も面白い。読んでいて、何度面白いと感じたことか! 解らないけど、面白い。難しいけど、面白い。
この展開は、あと数回続きそうな気がしますが、どうなりますやら。
それにしてもそろそろ、梗概の内容を変えてもよろしいんじゃないでしょうか、担当者さん?
福澤彰閑和尚と高木宏仁和尚、岩谷渓山和尚、岡崎博法和尚・・・今回は一括した方がいいかと。
オウム真理教を巡っての、レ○ゴー三匹と彰閑和尚の対話と解釈。これがもう、面白くて面白くて! 理解は出来てないけど、面白い。難解ではあるけれど、面白い。
レ○ゴー三匹の各個人が自論や解釈を展開し、お互いに意見を共有したり、反発したりするのが、面白い。
また、それを受け止め、あるいは受け流す彰閑和尚の姿勢や反応も、面白い。多分、彰閑和尚の返答や疑問が、高村さんのご意見であり、疑問なんだろうと推測。
それでも、レ○ゴー三匹の各個人の主張があってこそ、なのでしょうけどね。
宗教には普遍性がないといけない、という見解は、その通りだと思う。現在、「世界宗教」と認識されているものは普遍性があったから、生き残ることが出来、更に拡大していくことが出来たんだろうから。
宗教の知識や理解と共に、欠かせないのが哲学の知識と理解。
この連載のために、ついに意を決して、手がかりになればと思い、『西洋哲学史 古代から中世へ』 『西洋哲学史 近代から現代へ』(ともに岩波新書)を読みました。「哲学史」ではありますが、哲学者たちの生の言葉・思考の軌跡なども載せられていました。
個人的に「何となく解る哲学」を述べている哲学者もいれば、個人的に「さっぱり解らない哲学」を展開している哲学者もいます。
その中で、何となく気になるというか引っ掛かるというか、以前から気に留めていたのが、今回の連載で登場した「スピノザ」だったりします。時代が悪かったのか、「汎神論」と誤解された(?)スピノザの思考を、今回の一件がきっかけで、もっと知りたくなってきましたよ。
同じく登場した、マックス・ウェーバーはどうかって? それは他の方に委ねますわ(苦笑)
ですが岡崎博法和尚が展開したように、「宗教を宗教たらしめる緊張関係には、もう一つ芸術と性愛がある」とウェーバーは述べたそうで、それをオウム真理教に照らし合わせてみれば、確かに当てはまらないのですよ。
世界宗教には、「芸術」と呼ばれるにふさわしいものが生まれてますものね。例を挙げれば、仏像のしなやかな姿。キリスト教会のステンドグラス。イスラームのアラベスク文様など。
一方、オウム真理教は? 何も「芸術」を生み出していない。生み出したのは、破壊行為だけ。
「性愛」については解らないので、逃げます(苦笑)
とはいえ、「性愛」と直接の関係はないでしょうが、明円和尚が(彰閑和尚の)「身体」に「一目惚れ」・・・って! 久しぶりの高村用語と用法、爆発しましたな(笑)
(念のため、意味の把握を勘違いしたくなりますが、たまには勘違いしてもええやん?)
またそのことを、サンガの幹部たちは確信・認識しているってのが凄いなあ。明円和尚は、バレてないと思っているのか? 片や彰閑和尚は、気付いているのか、いないのか? ああ、気になるぞ~!
ま、今さら合田さんもそんなこと言われたって、以前に田辺氏から聞かされて、それとなくほのかに気付いていたやん? そこで我が身を振り返って欲しかったですわ、合田さん・・・。
「明円和尚=三蔵法師」とは言い得て妙! だけどドリフターズの人形劇の三蔵法師(いかり●長介さん)ではないぞ!(←解る方だけ笑ってくだされ)
合田雄一郎さん、並びに吉岡くん・・・今回も脇役。
だけど、吉岡くんの反応が面白かったなあ~。お坊さんたちの話が終わり、辞した後に合田さんに向かって発するであろう、何らかの「言葉」がどんなものなのか、楽しみだ。
合田さんについては、上記でチラッと記したので、ここではやりません。
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以上、連載第十八回を1回読んだ雑感です。
今回分もファースト・インプレッションを大切に。後で気付いたこと、忘れていたことは、書籍になってからにします。眠いんだもん。
・・・とはいっても、8日に多少追加してますが。
高村さん、ありがとうございました。続きを楽しみにしております。
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この土日は、大阪地どりを致します。初めて行く場所もあるので、楽しみ~♪
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