kirakira-kirara

ある日突然『あなたガンです』って言われてビックリ…。
子宮頸ガン0期で円錐切除したkaorieの経過観察中の日記です。

私が私でなくなる日…自分、とはなんだ??

2019-09-14 | 日記
こんにちは。kaorieです。


まだ暑いけど、私の心の中はもう初冬って感じで鬱々としています…。

今日も実家に顔を出してきたんですけど、う~ん。。。


父ね、じっくり見ていたらやっぱりアルツハイマー病なんだなぁって思った。
ただの物忘れ、とちょっと質が違うんだよね。
これからどんどん進行してしまうんだろうか。


年齢的なこともあり、仕方がないという気持ちと…まだ若いのに…っていう気持ちが交差して複雑。
あんなに恐れていたのにね。なるときはあっさりなってしまうんだって思った。


そして、それは努力して予防できるようなたぐいのものではなく。


本人は自分を病人扱いしてって思っているみたい。
ちょっと年齢のせいで鈍くなっているだけなのにって。

私が頻繁に顔を出すのも良くないのかなぁ…。
母につらくあたるようになったら嫌なんだけど、母を父と二人だけにしておきたくもない。


父は父であるけれど、かつての父ではない。

私のよく知る父ではなくなってしまった。


誰でも老いていくんだから、それは悲しくても受け入れていくしかないんだと思う。
自分自身もそうなんだよね。


混沌とした自我。

いつか私が私でなくなる日、過去にここに記した言葉たちが私に代わって残るのかな~。
以前に書きなぐってきたものも、今読み返すとかなり忘れていたりする。
今の私とは、やっぱり全然違う過去の私が残ってる。


自分ってなんだ。


でも、こうして生きて父と母の老後を見守っていられるのは悲しくて、ありがたい。
もしかしたら私にはこんな日はなかったかもしれないし。
あのとき、見つかって助かったから今がある。


老いは悲しいけれども、流れには逆らってない。
流れに沿って進む。


がんは、生木を折るように命を奪ってしまうもの。
父と母にこの上ない苦しみを与えてしまうかもしれなかった。


私は生きて、見守って…いつか見送らなければ。

そしていつか、老いてどこかへいくのかな。


ねぇ、魂はどこへいくの。

魂は脳みその中だけ?