情報不足の人とのやりとりにうんざり（９月４日の「TVタックル」）

パックン・・・あんな人だっけ。野口健氏は相変わらずなので驚かないが。パトリック・ハーラン氏は情報と筋道を重んじる人だと思っていたが。まあ、「桜を見る会」に参加していたんだもんね。

まあ・・・私、１日に２時間近く旧統一教会関係の報道に接してないか？
番組内で同じ情報をさまざまな編集で繰り返すし、同じような映像がいろんなテレビ局で流されている。学生時代の苦手科目もこんなふうに繰り返して学べば克服できたんじゃなかろうか。

９月４日の「TVタックル」。私のように旧統一教会の知識が日々増えていく者からすると、「何週間も前までの情報しか知らないのに発言するのは、時間の無駄だからやめてくれ」と言いたい。
案の定、ハーラン氏は反論されると言い返せないことが多くて。



旧統一教会問題が話題になることを知ったら、山上容疑者はほくそ笑むだろうから・・・云々。
だから何なんだ？　「『山上容疑者という他者』の感情」に振り回される必要はないよ。現実を確かめて取り組むべき課題を見極め、解決のために頑張る。それが不満？「山上容疑者がほくそ笑むから癪に障る」と「旧統一教会問題を解消する」とどちらが重要なのかがわからない人もいるってことか？

（「他者」には、「ただの他者」と「意味のある他者」があって。「ただの他者」を見極めるとストレスが減るのでお勧めです）



旧統一教会問題に時間をかけるのはやめよう・・・と言うような人々は、もともとこの問題に興味がないのだと思う。興味があれば、オウム真理教の例のように洗脳でテロリストを作れるとか、警戒すべき点が多いことで途方に暮れるのでは。

（苫米地氏によれば、オウム信者にはテロリストになるような洗脳をされている人がいたので脱洗脳に頑張ったが、旧統一教会信者はそういう洗脳は為されていないので自分は脱洗脳作業に関わっていない、とのこと。なお、モロッコの軍事クーデターのために兵士は薬で洗脳されていた・・・と前に書いたが。その手法はCIAの研究の成果であるらしい。オウム信者では医師など理系人材が活躍（？）したので洗脳の技術のうち薬品でお手軽に洗脳していたのだろう）

洗脳については、専門とする大学教官の中には、講義内容を他の人には知らせるな、と学生に釘を刺す例もある（受講した大学生の話）。
不透明で悪用が恐ろしい洗脳行為。しっかり避けたい。そして洗脳の被害者の手当ては急ぎたい。前にも書いたが、脳や心に傷を負わされたようなものだからだ。負傷者を放置し続けるのはいけない。安易に人を見捨てると、社会を劣化させる。