植生Salon

植生Salonでは、植物や緑、自然の面白さを探究するとともに、それを多くの方々と分かち合ってゆきます。

講演会「地域の自然遺産をまもる」4月24日(日)

2011-04-21 | 自然
4月24日(日)
飯田市美術博物館にて、講演をやらせていただきます。
http://www.iida-museum.org/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=126;id=eveco#126

■タイトル:「地域の自然遺産をまもる」

■日 時:4月24日(日) 午後2時~4時
■場 所:飯田市美術博物館 2階講堂
■講 師:蛭間 啓(飯田市美術博物館専門研究員)

*どなたでも参加できます。(聴講無料・申込み不要)


自然は、生き物の生育環境(景観)をまるごと保存するかたちでまもらなければなりません。

個々の希少種ばかりみていては、それを移植すればいいということになってしまう。
もともとそこにある”環境”が大切なんですよ。

世界レベルでは、自然遺産や、生物多様性ホットスポットという考え方があります。

それは国内レベル、地域レベルでも考えられること。

日本はまるごと生物多様性ホットスポットですが、
さらにホットスポットのなかのホットスポットがあります。

尾瀬ヶ原や、屋久島、上高地などは有名所ですが、
地域の中で人知れず残るホットスポット、
これを見いだして、しっかりつばをつけておかなければなりません。

そうしないと、いつのまにか開発でなくなってしまいますから。

地域資産として運用、維持可能な保護区、地域自然遺産を提案します。