青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

木綿街道探訪帖(31)

2015-06-07 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

7日の一宮市内は、終日、曇り空の、涼しい天気となりました。

午後は、和食「ひさや」様(一宮市瀬部)の2階、大広間で開催されました、「ひさや寄席」を楽しんできました。

ひさや様謹製のお弁当を食べた後、天狗連(素人落語家の総称)の皆様による落語5席、マジック1席を堪能してきました。

参加者80名全員には、「小関園芸」様(一宮市浅井町)から、ペチュニアの苗を、3ポットづつ、お土産として手渡されました。

ありがとうございます。

ひさや様は、うなぎ料理を得意としています。

小関園芸様は、ニンニク栽培で知られています。

前回の続きでございます。

「木綿街道探訪帖」について書いています。

ミニツアー第五の巻、(5)木綿屋「木綿の歴史と機織り体験の巻」に参加しています。

機織り体験にチャレンジしています。

写真は、機織り機の座席に座って、織った布などを見ているところです。

糸と糸の間に隙間ができています。

暑い季節は風通しの良い布が好まれることから、隙間をわざと作るそうです。

東北地方などでは、寒い期間が長いことから、隙間がない布が良いとされるそうです。

そのため、機織り機の、筬(おさ)を引っ張り叩いて、糸と糸の隙間ができないように、機を織る、とのことです。

高橋様の、機織りのご指導が終わりますと、平田の木綿産業の「栄枯盛衰」についてのお話がありました。

宍道湖の西岸、平田船川と斐伊川の挟まれた河口付近に位置する平田は、江戸時代、宍道湖の湖岸にあったそうです。

時代が進むにつれて、斐伊川の上流から流されてきた土砂で、河口部が沖積され、加えて新田開発により、湖岸は平田から約4キロ東まで移動した、とのことです。

宍道湖は汽水湖(きっすいこ)のため、水には塩分が含まれています。

新田は、塩分が含まれており、加えて栄養が不足しており、稲作に使えない。

そこで、塩分を含んだ土地でも育つ作物を捜したところ、綿花にたどりついたそうです。

江戸時代末期、新田では綿花の栽培が盛んになりました。

その栽培した綿花を、綿(ワタ)から糸へ、糸から布へ加工することによって、平田に木綿製造の産業が発達しました。

次回に続きます。

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