老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

バナナ移住

2009-05-28 06:29:05 | Weblog
バナナは1万本以上食べてきたが、
美味いバナナの見分け方は難しい。
スイカやメロンの売れ具合の判定が難しいように、
外見では判らない。

バナナは、
未熟で青い物を輸入して、
国内で販売時期、
食べられる時期に合わせて熟成させる。
その熟成の良否がバナナの品質を決定づける。

皮は、
しっかりした黄色をしていて、
やや硬めの物が良い。
果肉は、
やや硬めで、
甘みは頂点に達する手前の頃合いの物が好きだ。

ところが、外見が美味そうなのに、
炊き損なった御飯に芯があるような
バナナに出合うことがある。
熟成の仕方を間違えた物だ。
食べてみてガッカリする。

また、人によっては、よく熟れたもの、
黒い点点のシュガースポットの多い物がお勧めだと言うが、
私は嫌いだ。
歯ごたえが弱く甘すぎる。

みっともないが、バナナは筋も食べる。
バナナの筋は維管束と言って、
植物にとって人間の血管のような重要な物で、
栄養分の宝庫である。

老後は、
樹で熟成したバナナが食える国へ移住したいものだ。