老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

妻の飛行機旅行

2009-05-11 06:09:03 | Weblog
「作風」全国大会のため、
8日~10日四国の道後温泉に行ってきた。

羽田空港の出発ロビーで飛行機を見ながら、
妻が独り言を言う。
「飛行機に乗るのも、
何年振りかな?・・・。四十年ぶりだ・・・」、
聞き流していた私だが
「40年振りだ・・・」が、
妙に耳に残った。

記憶を辿ってみたら、
丁度40年前の3月に新婚旅行に行った。
「その時以来だ」と言う事らしい。
私は、矢張りそのまま聞き流す事にした。
 
往路は「26K」の座席で、
窓際ながら主翼の上だった。
それでも、離陸間もなく富士山が見えたり、
離着陸の際の補助翼のダイナミックな動き、
眼下の雲や瀬戸内の島々などが珍しく、
子供みたいにはしゃいでいた。
 
帰路は「18K」でエンジンの頭の位置、
静かな事を期待したが外れた。
羽田の第二ターミナル脇を通過する時
「ANAばかりだ」と子供みたいな事を言う。
第一ターミナルへ着いた時
「JALを数えていたら、
いっぱいあって解らなくなってしまった」という。
こうなるともう子供以下だ。