「金子さんは、兜太さんと親戚ですか」
と真剣に尋ねられることがある。
共に熊谷に住み、
俳句と短歌という、
詩歌に無関心の人には区別がつかないような
文芸の世界にいるからだろう。
2日、熊谷の八木橋百貨店で
「金子兜太先生のお喜びを熊谷で祝う会」という、
俳人の会とは思えない長たらしい名前の祝賀会があった。
発起人に歌人の佐佐木幸綱、
NHKテレビ小説「つばさ」のお婆ちゃんを演じている
女優の吉行和子などが名を連ね、
吉行さんや俳優の小沢昭一さんらの祝辞があった。
中でも日本画家の大野百樹さんが
「風のような付き合いをしよう」
と言われたというエピソードが印象的だった。
兜太さんは、大正8年生まれの九十歳。
明確な長寿の意志を持って生きている方だ。
現代俳句協会名誉会長、日本芸術院会員であり、
今も作句や講演などでなど八面六臂の活躍をしている。
次の一句は今の心境だという。
よく眠る夢の枯野が青むまで 兜太
と真剣に尋ねられることがある。
共に熊谷に住み、
俳句と短歌という、
詩歌に無関心の人には区別がつかないような
文芸の世界にいるからだろう。
2日、熊谷の八木橋百貨店で
「金子兜太先生のお喜びを熊谷で祝う会」という、
俳人の会とは思えない長たらしい名前の祝賀会があった。
発起人に歌人の佐佐木幸綱、
NHKテレビ小説「つばさ」のお婆ちゃんを演じている
女優の吉行和子などが名を連ね、
吉行さんや俳優の小沢昭一さんらの祝辞があった。
中でも日本画家の大野百樹さんが
「風のような付き合いをしよう」
と言われたというエピソードが印象的だった。
兜太さんは、大正8年生まれの九十歳。
明確な長寿の意志を持って生きている方だ。
現代俳句協会名誉会長、日本芸術院会員であり、
今も作句や講演などでなど八面六臂の活躍をしている。
次の一句は今の心境だという。
よく眠る夢の枯野が青むまで 兜太