老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

目から竹の子

2009-05-17 06:38:08 | Weblog
蕗は20cm以内で摘むのが、
軟らかくて美味しい。
胡麻油で炒めれば最高だ。

摘むのは私だが、
茹でる事と皮むきは妻の仕事だ。
あんな面倒くさい仕事はない。
「摘むだけで後は手伝わない」
と言うから手伝った。
「2~3本で手伝ったと言わせない」
と言うから、
10本も剥いてやった。
 
但し、
竹の子の皮むきは、妻にはやらせない。
これほど痛快で面白い仕事はない。
今年は、すっかり嵌ってしまっている。
 
5月に入って、
1回目の竹の子を掘った時、
妻が風邪で煮物が出来ず、
仕方なく私が皮を剥く事になった。
私はやるなら、
とことん丁寧にやらなければ気が済まない。

そこで一枚一枚剥いて、
残った柔らかな部分も
爪を使って少しも残さないように剥いた。
まったく面倒くさい仕事だ。

ところが「縦に二つ割りにして、
竹の子の先端と皮の間に爪を入れて、
根元の方へ滑らせれば一瞬で剥ける」
と妻がいう。やってみて驚いた。
目から鱗だ。しかも完璧に剥ける。

今、竹の子掘りが楽しくて仕方ない。