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この作品はイ・ナヨンとカン・ドンウォンというキャスティングにも注目され高い興行成績をおさめた。9/14の公開時の本作「私たちの幸せな時間」はメロ映画最多スクリーン数の全国520スクリーンで公開。公開2週目の週末23、24日それぞれ19万2000人と16万人の観客を集めて、公開11日目で総観客数205万6000人を記録したという。
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カン・ドンウォン
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この作品はもう日本の配給会社が買い付けているので・・作品紹介はその時に^^
本作のように韓国内での原作取得交渉は、簡単で話が早いのだが・・日本の原作を取得するには、日本人でも様々な障害があり難しいのに韓国の人だとなおさら・・。日本の原作を韓国から頼まれ交渉する韓国人は必ずこう感じるようだ・・{近くて遠い国 日本}と^^。これは交渉ごとや著作権の感覚的な価値観の違いなどに直面するからである。
韓国内では、ほんとに簡単で作家などに直接交渉する事もあり、P「この小説を映画化したいのですが・・幾ら位で・・」作家「この位は・・」P「・・了解しました・・」とこんな感じで終わり、原作取得まで色々あっても2~3週間で交渉は終わり直ぐに脚本作りに取り掛かるそうである。
日本では平均 交渉も含め3~4ヶ月といったところか。(と言っても仮契約に近い形で初めの契約は結ばれ、それから段階を得て本契約と進む)
韓国では週単位で契約が終わる事も、日本では単位が月単位になってしまうのである。
韓国の映画企画では、そんなに待っていたら俳優も押さえられなく企画自体が流れてしまう。日本の処理スピードが遅い事が障害となり企画が流れてしまうので、日本原作を諦める事も多いと聞く。
こんな話を最近聞いた、ある韓国の映画会社が日本でも韓国でも人気のある○本○○な と言う作家の短編小説の原作映画化権を交渉していたそうだが・・作家の一声で、韓国側は諦めたそうである。この話が流れた原因は作家の要望で「この作品の原作に近い形で映画化してほしく・・大幅な内容変更は許しません。」との事だったのです。
これでなぜ?映画化出来ないの?と思われる人も多いかと思いますが、短編とは一つのエピソードに過ぎない作品であり、映画脚本に書き直すにはある程度 話を膨らませないと映画的にならない小説原作も多いのです。
韓国の場合 原作映画化権を買い取れば、作家は口を出さないし。映画会社も脚本制作段階で題名と原作者のネームバリューだけを使用し中身を丸ごと変更する位の勢いで書き直すそうです。
(極論は、題名と原作者のネームバリューが欲しい^^。)
そんな事も許されるはずのない日本。
まだまだ韓国から見れば日本は、ある意味で{近くて遠い国}なのである^^。