嘉楽寄席 4月9日

きょうは なんとか時間を作って名古屋駅そばの嘉楽寄席に行った 今月で嘉楽自体が閉店のため わたしにとってはファイナル 知ってる人も多くきてた 若い女の子もくるんだねえ
トップバッターは古池鱗林さん 海演隊の着物のことや今後の活動についてのマクラから 「秀吉と易者」 秀吉と安国寺恵瓊 清水宗治の人間模様 いいねえ

2番バッターは柳家三亀司師匠の江戸曲独楽 調子悪い を連発 でもなんとか羽織の独楽回し成功させる。伊勢神宮の営業の噺 スエヒロ？もやった

トリは雷門幸福さん 「ちりとてちん」たべる所作 うまいなあ 酒は白菊 鯛のお刺身 鰻の白焼き 茶碗蒸し アナゴ ギンナン 食べたくなった。マクラで 杮落としの大須演芸場にもでるようになったことや 25日の嘉楽寄席ファイナルは予約制 で30人以上になったら1階2階で演ることなど はなしてた

鱗林さんにもらったウエハースうまかった

アルミカンのとにかく売れたいねん

アルミカン 初めて見たのは 村瀬みちゃこのTwitterでした。仲良し同期3人組でやってるブリキ娘というユニットの写真でした それから セクシー南京玉すだれや 見た目の悪いのと 中身のわるいので 覚えてください メガネかけてるのと人間性かけてるので お送りします などなど ツボにはまる ギャグの数々 かわいらしい顔に似合わない 怖めの突っ込みの高橋と 絶妙なタイミングの笑いがわかる赤阪の 二人の漫才が 水曜 夜8時より小一時間生配信してる LoGiRL アルミカンのとにかく売れたいねん は笑える
「アルミカンのとにかく売れたいねん！ ♯10 」19:30からアルミカンのネタ　ははははーん おもろ

桂文珍独演会 名古屋市公会堂

4月5日 大雨の中 鶴舞の名古屋市公会堂まで 桂文珍独演会を観に行ってきました。

桂楽珍 夏の医者

元の話から かなり改作してある。53才の前座 おもしろかった サンゴの海でウミヘビに飲み込まれる夏の医者さすが徳之島の楽珍さんならではの噺

文珍 玄海集落

同級生が定年で弟子入りさせてと楽屋を訪ねてきたマクラからいろいろ小ネタのあと暗転し吉幾三の「おら東京さ行くだ」がかかり「玄海集落」という新作落語 ある小さな集落が舞台で、地方再生のためにいろんなことを試してみたけれど、結局どれも失敗しちゃって、今では村から人がいなくなってしまったというストーリーでまだ高座3回目だとか これからまだ作っていく途中だろうな

内海英華 女道楽

途中歌を忘れるハプニングもありましたが 最後の三味線演奏のすごいこと よかったです

桂文珍 新版花見酒

10銭が行ったり来たりしているだけで1斗樽の酒が空いてしまうこの噺を文珍流に改作して 資本主義経済の実態を引き合いにお話のポイントをもう一ひねりも二ひねりも変化させ 笑いにつなげるすごい落語だった

桂文珍 寝床

師匠が今で言うところの“パワー・ハラスメント”がテーマなんだと噺に入る 本来 義太夫も上手な文珍さんが下手な旦那を演じる 何度も聞いた落語を新鮮に聞かせる芸 脱帽です