カミカミ亭にゅうしのブログ

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なごや雷門

2015-07-26 21:03:27 | 落語
きょうはナディアパーク7階 アートピア第一スタジオで開催される第33回 雷門幸福独演会に行ってきた。長円寺会館の芸協らくごで見つけた駐車場を利用してみる けっこう近い アートピアにポスターも チラシも どこにも掲載なくて ホントにあるのか疑わしいので 8階の事務所に確認に行くと たしかに 「なごや雷門」サンで借りているとのこと そのことが書いてあるホワイトボードを撮影することも 禁じられ Twitterすらもできない 仲間に教えられない ひみつの幸福独演会 になっちゃう

暑いなごや 近くで 昼メシとなると トンコツラーメン一蘭 しか 思いつかない また研究しないと ふらふらっと店内に入り たべる きくらげを追加し 辛いのを調整する 店を出ると汗が吹き出る

さてさて 開演まで 本屋で時間つぶし そろそろかなと いってみると 案の定 だれもいない 元芸人みちゃこのTwitterで 情報を得た CBCラジオまつりには 勝てなかったか! 開演まで 受付の方といろいろしゃべる。少人数(6名)でスタートしちゃいました。

雷門幸福サンはパントマイムが得意でハンナバーベラのアニメっぽい落語になるところが面白い。どことなく石川進の風貌に近づきつつある つい最近 というか 金曜日に 廃業宣言した 快楽亭ブラ雲 サンの関係者の方とも 話すことができた マクラで ひと:みちゃん と同じ回の名古屋場所にいった話や ブラ雲さん廃業のいきさつ 話の感じだと まだ ブラック師匠は知らないみたい 幸福サンが大須演芸場に10月定席から3回でる どこかできいた ザ ぼんち 柳家さん喬師匠も出演予定 上方落語協会会長 桂文枝師匠と海老名香葉子大須演芸場アドバイザーの逸話 なんて ことから 家元立川談志の嫌いな「宗論」龍志師匠 に稽古つけて貰ったんだそう つづいて「千早ふる」開口一番がいないから 4席やるとのこと そしてここからは ネタおろし まずは「そば清」さん喬 喬太郎 ときいたことのあるこの話 描写も丁寧で いい味でてる 幸福サンテイスト さすが そばの啜り方 上手いなあ~

中入り後は「蜘蛛駕籠」これは たぶん ナマで聴くのは初めてじゃないか 酔っ払いの繰り返す逸話がちがうんだあ 二人乗りするところ おもしろい 駕籠の担ぎ方 とにかく 型が綺麗で うまい噺家さんなのに 宣伝不足がもったいない あと 文我師匠がやってらした 岐阜のじばなし 柿の木金助のようなのも みてみたいなあ次回は年末ぐらいに大須演芸場でやる予定とのこと

芸協 東西競演

2015-07-20 22:32:49 | 落語
きょう海の日は芸協らくご 名古屋寄席の東西競演 が 長円寺会館であり 楽日で2回興行の両方に 以前から桂たか治サンに予約していた 為 チケットナンバー1だあ 各演者が2席やってくれるという豪華版

笑福亭希光 「犬の目」「大安売り」鶴光さんの弟子 この人 かなりネタ用意してきて くれたんだ かぶることなくまた声とか風貌が いい オーソドックスでちゃんとらくご いい感じ 犬の目の方がよく練れてた 大安売りはもっとおもしろくできそう

桂たか治 「のめる」「強情灸」のめるのやりとりもよかったが 強情灸のイントネーションがどこにあるのかという男のインパクトがバツグンでした

春風亭昇々 「ちりとてちん」「壺算」昇々サンの演じる おかしな人間はすごすぎる ドンドン昇々ワールドに引き込まれる パワフルな 異常人物 古典もやるのだ たのしみぃ

林家花丸 「鉄砲勇助」「千早ふる」鉄砲ユースケは 言い立ても早く見事でした ただ 花丸サンの千早ふるはすごい ミュージカル仕立てですごくおかしい 鉄砲勇助 宝塚編も今度やってほしい

月亭文都 「鬼の面」「粗忽長屋」歯医者さんで治療を受けたマクラが強烈やった 鬼の面もええけど まともな人が1人しかおらん 粗忽長屋が 大ウケでした

桂福丸「生駒のオーロラ」「エコはじめ」この人 新作するんや けっこう理科系の オモロイやつ プラズマが発光する説明がダジャレになっていく下り最高でした。

春風亭柳之助「青菜」「荒茶」この時期ぴったりの落語 汗かいての熱演だった 視力障害のお客さんを出口まで誘導してらした おやさしい師匠

桂文治「親子酒」「幽霊の辻」もうこうくるとわかっていて 爆笑させられる 芸の力 ドーンドーンと物凄いウケかた 師匠の幽霊の辻はナマは初めてすごい迫力 また絶対名古屋来てほしい




もやしと一味トッピング

燕弥襲名 披露興行 岐阜

2015-07-19 21:17:16 | 落語
きょうは 岐阜市文化センターで 岐阜市出身の柳家燕弥師匠の燕弥襲名真打昇進披露口上興行にさそわれていた 午前中に用事を済ませ12時半ぐらいに会場入りすると結構 まっとる人 おるがね

開場前に 取り置きチケットを貰って やはり 打ち上げの飲み会は断った ぎょうれつ並んで まっていると大汗かいた我太楼サンらしき人が通過 知り合いが さっき 歌武蔵 我太楼 燕弥で タバコ吸ってたよ まるで相撲取り2人のあいだに挟まれた行司のようだったとのこと

開場から落語会まで1時間あり いろいろな噂話がまたでる 知人が入院したことを知り すこし心配 愛大落研ささしま昼席 は予定が合わない 鯉朝師匠のお弟子になった彼のこととか チラシ見ると燕弥會イン岐阜が11月からあるみたいだ 500人 満員御礼だ

柳家さん光 狸札 後でわかったんだけど この人が柳家おじさんって人だったんだごく当たり前な前座話 狸ねいりがウケタ ていねい 笑いちゃんととれてた

柳家我太楼 気の長短 藤子不二雄Aのマンガに出てくる笑うセールスマン的な人のような 強烈な風貌 で また リアクションも おもしろい この後出てくる燕弥より岐阜を愛しているとか 数のクイズ小噺 おまんじゅうの食べ方も芸が細かくて笑いどころ満載

三遊亭歌武蔵 歌舞伎のお客は 持ち上がらないほど指輪をはめてる 床屋で刈り上げすぎた頭と北の人 CBCラジオのらじちゃんこ爆笑漫談マクラの連続 からの支度部屋外伝 師匠のこれは毎回 新しい部分が改作されて 今回は 物言いと横綱白鵬 の部分が圧巻

柳家権太楼 満員御礼の会場にウルウルしてる権太楼師匠 マクラで出囃子で出棺される小さん師匠 同期の右紋は野球拳で送られた 俺はコンピラフネフネ かねえ なんて話ながら 猫の災難 をこんな至近距離で観れるとは お酒 うまそうに飲むなあ

口上は 我太楼司会 燕弥 権太楼 歌武蔵のならびで 我太楼サンは 吉野家 松屋 和民 なんかに連れてった 歌武蔵は 丸デブ 金津園を おごった 権太楼師匠は 真打の弟子がこれで4人め 他の3人は何もくれなかったが 燕弥は今着てる着物を貰ったという話をした 歌武蔵師匠3本締め

柳家小菊 粋曲 正統派の都々逸 端唄 をたっぷりと

柳家燕弥 竹の水仙 上手くなった じゅうぶん真打だと思う マンガで言うと古谷三敏の絵が浮かぶ リアクションに遊びなく すこし不満 もっともっとおもしろいんだけどな





芸協名古屋 夢丸真打 口上トリ

2015-07-17 21:52:51 | 落語
ときどき いろんな 噂が耳に入る 大須演芸場の10月講演に さん喬師匠 ザ ぼんち がくるとか 三亀司師匠がいついつでるとか 宮治さんが通りで呼び込み 遊雀師匠も お出迎え 新真打ち 夢丸師匠も一番太鼓を叩く 手作り感満載の長円寺会館での 芸協の篭城はいつまで続くのか?

真打昇進襲名披露興行 は後半戦 口上から 宮治さんが司会 京子さん 夢丸新真打ち 遊雀師匠 柳橋師匠とつづいてならぶ こんな最前列で口上見るのは初めて さすがの宮治さんも二つ目での司会はやりにくそう 京子さんもあがってるねなあ 遊雀師匠は 相変わらずおもしろい でも口上で一番おもしろかったのは柳橋師匠でした 自分を売り込む口上 最高でした

遊雀師匠は 初天神 これはものすごくおもしろかった いつも 遊雀師匠をみてると 赤塚不二夫の漫画のようで 大好きなんだけど 今回の金坊と熊五郎の親子のやりとりは涙がでるほど笑いました こんなのがあるから ナマ寄席にこないとダメだな

桧山うめ吉 俗曲 昔 先輩の先生と岐阜で芸者呼んだときを思い出すなあ なぜか お菓子を食べるシーンがない どーしてなんだろ とおもって三味線の音色を聴いてるいるうちに 奴さん 姐さんで終わる やはり 色っぽいなあ

三笑亭夢丸 夢吉さん 師匠の名前を継いだんだ この人はすごいねえ 芸達者で いろんな落語のハナシをしってる 殿様団子 おもいで なんてかわったのをよくきいたなあ とおもっているとこれもこの人以外聞いたことない 身投げ屋 値踏みするところが 爆笑です すこし固いところがあるなーと感じましたが まあ緊張してたんでしょう これも 好きなハナシになりましたブログよんでる人 いるんですね~(^^)

芸協名古屋 夢丸真打 中入りまで

2015-07-16 22:26:05 | 落語
きょうは 台風がくるということで 午後の予定が全てキャンセル よーし これで 芸協らくご名古屋寄席の3時半に行けるぞお 夢丸真打披露興行だあ

当日券 買うとき 遊雀師匠 至近距離を始め 桧山うめ吉 神田京子の きれいどころを チラ見

コンビニでトイレをすまし2時半ぐらいから待つ Twitterで1回目の演目 宮治さん反対俥だ よし 違うの聞けるぞ

3時半10分前から 笑福亭希光さんが秘伝書 キコさま の演目中 携帯2回なる アドリブで 2回ともかえす 秘伝書は鶴光師匠のリズムが生きた 工夫抜群のすごいネタ だめだ 前座がそこまでやっちゃあ

桂たか治 強情灸 岡崎出身 高木陽輔と本名を明かすマクラからの 師匠文治の芸風のはいった 何人かわからん ミネの灸をすえる人 僕ひとりウケてた 充分面白いがまだまだここから仕上げるのか

桂宮治 最前列に座る岐大落研をいじる 江戸前の啖呵キルキル 皿屋敷 たくさんの人を演じ分ける 落語の技法 おもしろいですねえ 芸がキレッキレ 体型以外に絞ってて 足も細い 短パン履くんだあ

神田京子 青葉の笛 きのうの強行採決に対して 京子さんの反戦 平和の 訴えの詰まった 講談 自分の子供の歳の武者 平敦盛の命を救えなかった熊谷直実 の無念さ う~~ん 深いいい

春風亭柳橋師匠は 権助芝居 オーソドックスで ザ落語 という感じ 柳橋師匠の笑顔に 世間のウサが全て飲み込まれたところでお中入りダンボールのお水を見て 世界のやまちゃんで 手羽先買って帰る