Kamicoco

ゴスペル界に新風を吹き込む
神戸生まれのゴスペルユニット
『かみここ』です♪

千代おばあちゃん

2017-09-04 23:32:32 | Kamicocoの日々

全国津々浦々の皆様、こんばんは==!
今日もひとしきりピアノを練習しましたが、
びっくり!するほど上手にならず、凹んでおります。
実は私の祖母、千代おばあちゃんは、
音大を目指す人を教えるピアノの先生でした。
音楽の才能は遺伝ではない!!と、
身をもって実証するYUCOであります。
さて、今、訳あって祖父母の家にいます。
祖父母は天国ですが、叔母や親戚が住んでて
何かかやとややこしい事になっています。
で、先日、叔母がゴミ屋敷にしてしまった酷い部屋から
その千代おばあちゃんのタンスが出てきました。
壊れていたので自分で修理しました。

で、開けてみると新聞紙がひいてありました。
トヨタカローラだぜぃ!

その日付を見ると、なぁんと!(年がバレる~)

私が生まれる20日前の新聞です!(このコナミルクの宣伝も感慨深い!)
母は里帰り出産をしたのできっとこの頃に神戸に帰ったのでは?
千代おばあちゃんは自分の娘の為に
タンスに新しい新聞紙を敷いてきれいにして準備していたんですね!
畳の下にも同じ頃の新聞紙が敷いてあり、
私の母の出産の為、一生懸命準備してたのがわかります。
千代おばあちゃんの愛を感じました。
その愛は、時を越えてしっかりと私も受け取りました。
ゴミの中から最後に出てきたのが千代おばあちゃんの愛。
まるでパンドラの箱みたいです。
部屋中、服とバッグと着物と帽子と靴と使用済みのオムツで
ひっくり返っていて、それを全部出した最後に出てきたのです。
残念な事に金目のモノは全くありませんでしたが、
ピアノの先生、千代おばあちゃんの愛が見つかったので、
心がふんわり温かくなりました。
千代おばあちゃんもクリスチャンです。
あまり愛を表現する人ではありませんでしたが、
亡くなって30年近く経って初めて知る祖母の横顔でした。。
神様は仰いました。
「父と母を敬いなさい。」
これは約束を伴う最初の掟です。
エペソ人への手紙6:2

 こんな愛情を見たら敬わないわけにはいきませんよね