Kamicoco

ゴスペル界に新風を吹き込む
神戸生まれのゴスペルユニット
『かみここ』です♪

水彩画家 堀江優 遺作展

2013-07-15 16:21:27 | Kamicocoの日々

皆様今日もこんにちは。YUKAです★

先日ずっと行きたかった、堀江優さんの遺作展に行ってきました!
聖書人物を主題に「人間の弱さ」を生涯描き続けた、神戸市出身の水彩画家です。
1980年には「ペテロ」という作品が、水彩画家として初めて安井賞を受賞されています。
安井賞とは小説界でいう所の芥川賞ですね。

実際に絵を見ると、どう見ても水彩画とは思えない重厚感と迫力、色使い、そして独特の構図。
始めから鳥肌が止まりませんでした。
全ての絵に聖書箇所の説明が付いていて、クリスチャンの私にはとても分かりやすかったのですが
聖書に出てくる人物に投影している作者の気持ちや、人間の心の内面を細かく表現していて、
自分自身はどうなんだと、直接語りかけられている気がしました。
一枚一枚気合いを入れて見ないと、さらっと流して見るような事は到底できず、
全部見終わると結構へとへとになってました…。

強烈な印象が残っていた絵は、夜になっても残像が残って中々眠れない程でした…。
特に黙示録を描いた絵はすごかったですよー。

でも絵によっては、デザインの要素も沢山入っていて、勉強にもなりました。

もともと、これは通常の展覧会として開催される予定だったのですが、
今年の初めに堀江さんが昇天された為、急遽遺作展になったそうです。
最後には、絶筆になった絵も飾られていました。
素晴らしい賜物を活かし、生涯絵を描き続けた堀江さんは、神様から特別に
祝福されていたのではないかと思います。

いやぁ~しかし絵はやっぱり実物を見るのが一番いいですね。ほんまにすごかったです。
このブログを読んでいる方にも、機会があったら是非見て頂きたいと思いました。


モーセが、「どうか、あなたの栄光をお示しください」と言うと、
主は言われた。「わたしはあなたの前にすべてのわたしの善い賜物を通らせ、
あなたの前に主という名を宣言する。わたしは恵もうとする者を恵み、
憐れもうとする者を憐れむ。」
出エジプト記 33章18~19節