ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

知恵とジャパンマネー(ちょっと書き足し)

2006年06月14日 16時21分14秒 | 糞ぼやき関係
今初めてリズムマシーンでリズムトラックを製作しています。
機械にあまり明るくないのでできるかどうか不安でしたが、根気強くやってみると案外やれるものです。

要は頭を使えばいいのです。
悪い頭にも鞭をふるってやればいいのです。
本当に頭使ってると直接行動に繋がりますしね。

昨日政治学という講義で聞いた話だと、年収ン千万と稼ぐ官僚達は大学卒業した二十歳そこらでⅠ種国家試験をパスして凄い早さで出世して、トップまで上るかそれが出来なくても天下りして金に不自由しない生活を送るそうです。

これが頭いいだけで出来る事かは疑問が残りますが、要は勉強しまくっていい大学に入って国家試験の勉強もしまくれば晴れてビッグマネーをゲットできるわけです。

僕は勉強に関してはもう何年も本気で頭を使っていないかも知れません。
ときどき面白そうな科目には力をいれますが、どうも意味があるのかもっと面白い事に力入れてもいいんじゃないかなどと考えてしまい、全身全霊を込めるなんて事はまずありませんでした。

しかし、今もⅠ種国家試験に受かるための長期的な計画に取り組んでる同じくらいの歳の人たちが確実にいるのです。
まぁ、そういうのには全然憧れないし、後にも先にも自分には無縁な話でしょう。

結局一番価値のある知恵とは勉強で得る事なんでしょうか。
今言う価値というのはお金の話。
官僚の無敵の地位と財産は勉強すれば得る事ができるのでしょう?
良い会社だって良い大学出ないと相手にもしてくれないでしょう?

一方で地位や学歴とは無縁の場所でお金を生み出す術を編み出す人がいます。
自分で会社興したり一芸を人に認めさせることが出来た人たちです。
こちらのほうが知恵という言葉がしっくりきますね。

知恵者、識者、海千山千のつわものがこの世にはごろごろしているわけです。
そんな世の中で知恵を使わないものは餌食にしかなれません。
人が信じるほど良い人間なんていないはず。
例えある人が良い人間だったとしてもこちらの知恵が無いあまりに良い関係が築けず、その人にとって害悪か餌食にしかなれないことが度々あります。

知恵は人にとって一番の授かり物です。
ただしそれは人が扱うにはかなり複雑難解な代物。
それでも僕はもっと知恵に触れてみようと思います。
難解なリズムも一音ずつ分解していけばはっきりと把握できるのだから。

sucker

2006年06月13日 11時03分20秒 | 糞ぼやき関係
巷はサッカーの話題で持ちきりですね。

あらゆる面白いものに常にアンテナをはっているのが自分のモットーなのですが、スポーツにはどうしても興味が持てないのです。
例えそれが自分が大好きだったテレビゲームでも、スポーツゲームとなると急に拒否反応を示してしまうほどです。
故にウイイレもパワプロもやったためしなし。
それに現実の運動神経もダメですね。
何やっても人並みかそれ以下。
それでスポーツに対していじけ根性がついちゃったのかもしれない。
出来る限り回避。
なので、ワールドカップだろうがオリンピックだろうが気づけば終わっているというのが常です。

自分でももったいない事だとは思っています。
お祭りごとは好きだし、人間の構成要素のかなりを占めると思われるスポーツに興味が持てないのはなんか損な話です。

昔は横浜フリューゲルスの大ファンだったのになぁ。
なんだかなぁ。
別にむかーしむかしにやってたデカビタCのCMの少年みたいに「オレオレやってんじゃねーよ」とは思いません。
むしろ自分も楽しみたい。

試合見に行けばきっと楽しいんだろうな。フェイスペイントとかしちゃったくらいにして。


で、昨日の日本とドイツはどっちが勝ったの?

夜用昼用

2006年06月11日 22時12分33秒 | 糞何気ない日常関係
すごく良い夜だ。
風呂にも入ったし、耳掻きもした。
夕食のかつおのたたきは最高においしかったし、くずもちもおいしかった。
テレビに島田紳介が出ているのが少し気になるが、全くもってたいしたことではない。

うん、昨日の夜からなんだか充実しているなぁ。

あと数時間で日付が変わるという時間にノロノロと家を出て友達のやっている店で飲む。
自分のビールに投下されたスピリタスの量に長年の友の正気を疑う。

やがてやって来た兄弟と共にクラブへ。
白黒黄色。たっぷりいやがる。
祭りの夜はクラブも繁盛するらしい。
意気投合した見知らぬお姉さんとレゲエダンスと称したイヤラシイ踊りを楽しむ。
いや、あれは踊りですらないな。ただの「イヤラシイ」だ。

一人で暴走する僕に見切りをつけた兄弟はがんばれ的な微笑を残して帰ってしまっう。
だらしない僕は彼を全く見送ろうともせず「イヤラシイ」を続ける。
どれだけイヤラシイかは推して量るべし。
そして愚かな自分にいつか天罰が下ることを願う。

やがてホールの人がまばらになる頃、別の友達が訪れる。
ハイタッチ・ハンドシェイク・ハグなど一連のスキンシップを決まりごとのように一人一人とこなす。

ススキノの街に新鮮な朝日が差す頃、用事のために友達の家へと向かう。

翌朝、用事をこなしてくたばっている僕らにしては早い目覚めで一日が始まる。
友と二人、再び街へやってくる。

今日の街は素晴らしい。
空は晴れ渡り、通りには祭りののぼりが立ち並び、子供達がはしゃいでいる。
友達は子供を見るのが久しぶりだという。
僕は、それは君が子供のいるような時間に外出しないからだろうと言う。

彼のブレイキン用のTシャツを購入した後は、
セントラルホビー、とらのあな、メロンブックスという無敵のコースをねり歩く。
彼は見た目はかっこいいくせに自分に勝るとも劣らずオタクである。
一番好きな漫画に「宇宙家族カールビンソン」をあげるような輩である。
推して量るべし。
因みに自分の一番好きな漫画は「銃夢」である。

キャプテンやらゲーメスト、さらには知的なリリックを書くラッパーについて、果てはセム的一神教まで話が飛び火した頃、猛烈に喉が渇いていることに気づく。
シネマカフェなんて素敵なお店に連れて行ってもらう。
プリヴィ地下にある大きなプロジェクタで映画の予告編や学生達が作ったショートフィルムを流す店だ。
またいつでも来ようと思える面白い店だ。





どこぞの日記サイトっぽくなるように書いてみたら、物凄く不機嫌そうな文になっちゃいました。
でも本当に良い一日でしたのよ。
うわ、なんだ「でしたのよ」って。
ひでーわ。終了。
あと今日のデートコースで喜ぶ女の子がいたら結婚しちゃいそうです。終

俺をめちゃくちゃに打ちのめす

2006年06月10日 13時55分20秒 | 糞音関係
深夜に布袋の「サーカス」を聴きながら馬鹿みたいにアがってました。

森雪乃承の歌詞も僕は大好きです。
「目隠しをされた天使の綱渡りはまだ続く 呪われた時代の隅で俺達は恋に落ちる」のとことか、どことなく被虐的でゴシックな雰囲気のコトバを炎のノリに乗せてるところがたまらないです。

そしてサビの「Fly high! Fly high!」のところでカタルシス爆発。
思わず付けていたベルトを引き抜き、鞭に見立ててブンブンぶん回し。
こうなるともう止まらない。
壁や棚にビュタンビュタン当たりまくるが気にしない。

気分は猛獣使いonギタリズム。
そこらにほとばしる熱いパトスの一撃を見舞いまくる。

布団に寝そべるライオンに一撃。
「さぁ、お前の出番だ。寝てるんじゃ・・・ねぇっ!」
ピシィッ

部屋の隅で怯えている天使にも一撃。
「おら、誰が主人か教えてやる・・・よっ!」
ピシィッ

猛獣使いだか暴君だか分からなくなってきているが、とにかく良い高揚感。
最高だ。布袋はやっぱりロックしてやがる。

うん、実に良い感じだ。
試しに自分の腕にも一撃見舞ってみようか。
ピシィッ
痛い!


痛い・・・!!


ここで一気に頭が冷めてしまった。
途端にライオンや口にギャグ噛まされた天使に申し訳ない気持ちになってしまった。
俺は、馬鹿だ。(いや、本当にただのお馬鹿)

ここで思っていたのは我が青春、KORNの「Falling away from me」。
その曲のPVで父親によって虐待される女の子が描かれているのですが、
その虐待の内容こそ、ベルトで何度も打ちつけるというものなのです。

ただのPVなのですが、女の子の顔をぐしゃぐしゃにしながら泣き叫ぶ様子や、急に目を覚まし娘を痛めつける父親、何も出来ない母親の様子が見ていて胸が痛くなります。


この頃のKORNは本当に好きだった。
まだジョナサンがトラウマと格闘している頃だ(それにまだ痩せてる)。
それにヘッドだっている。
横からのアングルで稲妻流れてるところなんて最高にクールです。
リンプのフレッドも良いビデオ作ってくれたものです。


まぁKORNの話はいいか。

ノリでベルトぶん回してただけなので、誰か鞭を振るうまたは振るわれるという行為に特別な思いがある人は何か話を聞かせてください。

PCで見てる人で興味ある人は「Falling away from me」を見てみてください。

糞界

2006年06月09日 11時56分17秒 | 糞学校関係
今週のゼミもいつもどおりの時間だった。

僕が所属するゼミは英語の詩を研究するものです。
以前書いたようなエキサイティングなものではなく、ゼミナールと呼ぶには余りに刺激が足りない時間、言うなれば全く味のしないガム、もしくは全く匂いのしない糞、そんなものに感じてしまうのです。

毎回何人かの学生が詩とその論述文を訳して、その間他の学生は黙ってノートを取ったり、喋ったり、携帯いじったり、寝たりするというのが内容です。

そんなゼミに自分ももういい加減飽き飽きしているのですが、今回扱った詩が短く簡単な内容であったこともあり、少しは詩を鑑賞した気分になった。


一年は春にあり
一日は朝の七時にある
真珠のような丘
ひばりは羽ばたき
かたつむりは茨の上に
神は彼の天国に
世界は平和である


もろ直訳で美文もへったくれもないが、こんな感じのものでした。
まぁ、普通かな。
しかし、その論述の中で「かたつむりは茨の上に」(The snail's on the thorn)の部分を「茨の上に花は咲き」(The bloom's on the thorn)にしたらどういう印象だろうかみたいなことが書かれていた。

おお、美しい。
小鳥にお花に神様に、お人形さんみたいな世界の出来上がりだ。

こんなの世界じゃねーや。

そう、この詩において一番重要な役を担っているのは俺の大嫌いな「かたつむり」だ。
俺が世界で一番醜いと思っている生き物がだ。
綺麗に飾られた世界を鮮やかで生々しいものに仕立ててくれているんだ。

糞の中で生まれ、糞を食べて生きる生き物達がいる。
そいつらのひり出す糞が大地を作っている。
糞はピカピカのアイボニーのTOTOが綺麗にしてくれるわけじゃない。

世界は糞塊だ。
糞をするからこそ美しい。

ひばりがいてかたつむりがいて神がいて糞をして

世界はなんて素晴らしいんでしょう。


ありがとう、かたつむり。
ぶっ殺してあげる。

サガ

2006年06月08日 15時11分12秒 | 糞心ワープ関係
その男は素晴らしい歌声をしていた。
声楽のことは詳しくないが、音域は恐らくテノールってやつ。
何を歌っているのかは聞き取れないが、多分何も歌っていない。
素人耳でもあれは「あ~」や「お~」、「ろ~ろ~ろ~」とかをでたらめに繰り返しているだけだ。
とにかくあれは、まるで日曜の朝にだけお目にかかることができるような、本当に素晴らしい歌声なんだ。

しかし、何故だ。

何故そんなテノール歌手がこんな本当になんでもない路上にいるんだ。
何故俺のほうに向かって走ってくるんだ。
ポロシャツの上にベンチウォーマーを羽織り、ジャージパンツにタッグイン、メーカー不明のスニーカーとリュックサック。
髪は密度こそ薄いが、もしゃもしゃとインドのサドゥのそれのような質感をたたえている。
言い方は悪いが、そのいでたちはまるで○的障○者だ。
いや、実際彼は知○障害○なのだろう。
でなければ、駅前の人だらけの場所であんなに高らかに歌ったりしない。
こんなに俺を追っかけてきたりしない。
こんなに俺も全速力で逃げたりしない。

何なんだ一体。
どうして俺だ。
俺が何をした。

は、速い!
どうしてちっとも腕を振ってないのにこんなに速く走れるんだ。
何故の嵐。
見る見る間に縮まる距離。
遂に捕まってしまった。

き、気持ち悪い!
犬みたいにじゃれついてくる男。
ベンチウォーマーのシャリシャリという摩擦音。
強烈な頬擦りのジョリジョリ感。
そして相変わらずの至高のテノール。

その場でもみくしゃになり倒れる男二人。
俺も全力で抵抗するが、10キロ以上はありそうな体重差はそう簡単に覆されない。
すっかりへっぴり腰になってしまった俺に良いパンチなんて撃てるはずもなく、
全く迫力の無いげんこつ(あるいは「ぐるぐるパンチ」)は申し訳程度にもしゃもしゃ頭にヒットしていく。

もしゃっ もしゃっ もしゃっ もしゃっ

くそっ、離れろよキ○ガイ野郎!
誰か、誰か助けてくれ!
このキ○チガイをどっかにやってくれー!!

周囲10メートルにも聞こえているのか情けない俺の声。
誰にも聞こえていないのだろう。
男の歌声以外は。

その時ふいに見知らぬ少女がしゃがみこんで仰向けの俺の顔を覗きこんできた。

「いいの?そんなこと言っちゃって」

いつの間にいたのか、やおら割り込んできた少女の姿は女子高生だった。
それこそ電車の中で見かける思わず殴りたくなる生意気そうなまさに女子高生といった感じである。

「あんまりその子にそういうこと言わない方がいいと思うなー。あーあこんなに喜んじゃって」
お前は何を言っているんだ。

「だってその子は君達の言う所のあれだよ?そう、天使なんだよ?」
お 前 は 何 を 言 っ て い る ん だ 。
畜生、お前もこのサイコ野郎の仲間なのか。

「え、あたし?言わなくても分かってるんじゃない?」
いつの間にか手にしてたピンク色の缶から煙草を取り出す女子高生。

「あたしはぁ~・・・」
立ち上がる女子高生。
あ、パンツ見えそう。








恒例の今日の夢の話でした。

ゲームしたいゲームしたいゲームしたいよぅ!!

2006年06月07日 02時18分42秒 | 糞オタク関係
ダミアンの日が何事も無く過ぎ去ってくれたことにほっと胸を撫で下ろす一方、「何も無かった日ほど荒れる日は無い。何も出来なかった日ほど荒む日は無い」などと難癖つけそうな深夜ニ時。

明日の朝一に学生らしくテストを控えている私ですが、頭の方は完全にゲーム脳。
ゲーム脳ってなんのことかよく知らないけど、要はゲームしたくてたまらない人になっているのです。

借りてるFF1もFFタクティクス、ついでについてきた麻雀ゲーム「極」も全く手をつけていない。
そもそもテレビゲームなんて一年以上全くやっていない。
高橋名人はゲームは一日一時間しなければいけないと言っていました。
もう合わせる顔ありません。

僕のゲーム暦はついに終了したのかもしれない。
いや、とっくの昔に終了しているのかも。
きっとハードが16ビットから32ビットに移行したとき既に終わっていたんだ。

一応プレイステーションまでは買っていたが、その頃一番やっていたゲームはスーパーファミコンのデザエモンとRPGツクールだったはず(両方ゲームを作るゲーム。君もクリエイター!)。

ゲームやりたいと言っても頭に浮かぶのはFF12や脳をトレーニングするなんとかではなく、当時やったファミコン、スーファミ、メガドラばかり。

というわけで今日は僕のゲーマー終了記念特別企画として、カメムシゲーム思い出年表を発表したいと思います!
はりきって行ってみましょう!


3歳 
姉がやっていた「シティコネクション」を見ている

4歳 
姉が友達から借りてきた「サラダの国のトマト姫」をやっぱり見るだけ

5歳 
友達の家で見た「ロックマン2」に衝撃受ける。お気に入りボスは「バブルマン」
初めて覚えたジャンルは「シューティング」

6歳
姉のやっていた「ウィザードリィ」におびえる

7歳 
初めて自分のソフトとして「ロックマン3」を買ってもらう
また、父「ファイアーエムブレム」にはまる

8歳 
スーファミ導入。初めてのソフトは「エリア88」。難しすぎてクリアに5年かかる
人生のベストフェイバリットソフト「ラグランジュポイント」購入。Theゲームパワー!

9歳 
「くにおくん」シリーズとの衝撃的邂逅
学校の道徳の時間に見たさわやか3組に「ファンタシースター3」の映像流れ一人でアガル(よりによって3かよ)

10歳 
クラス中「FF5」の話題で盛り切り。実は自分は姉のプレイを見るだけ
勉強をがんばって「ロックマンX」買ってもらう

11歳 
「デザエモン」「RPGツクール」「モータルコンバット」等後々まで影響が残る名作の数々に邂逅。今思えばこの頃がピーク
またこの頃「カラテカ」ごっこにはまる

12歳 
「クロノトリガー」が出た辺りから妄信していたスクウェアに疑問を持つようになる
友達は皆「ダビスタ」と「信長の野望」にはまる。一人で「くにおくん」やろうぜ~とぼやき続ける。

13歳 
初めてコンビニでゲーム購入。ソフトはもちろん「FF7」
その前にプレステ導入。リッチに「ペルソナ」と「ストゼロ2」同時購入

14歳 
この頃からほぼ借り専門になる。やはり32ビットについていけなかったか

15歳
「バイハ2」で本気ビビリ。「そんなじゃ1はできないよ」と言われる
近所のゲーセンでえぐい脱衣麻雀やりまくる

16歳
バンドメンバーと「コナミワイワイワールド」でワイワイなる

17歳
友達の家で「突然!マッチョマン」を見て笑う。借りて微妙になる

18歳
「RPGツクール」で大作「春一番!たかしの秋」製作

19歳
暗黒時代。ゲームはやらずにヨドバシで攻略本を立ち読みしまくる。やったことないのにストーリーからラスボスまで知り尽くすミスターネタバレに。

20歳
パソコン導入。実機派なのでエミュはやらず。だがエロゲーはやる。

21歳
引越しのお供に選んだのはファミコンとスーファミとメガドラ。
接待ゲームは「スペランカー」「モータル2」「キャプテンED」「プレデター」「バトルロワイヤル」等。大不評。「ガンスターヒーローズ」こそ持ってくるべきだったと悔やむ
注:「プレデター」と「バトルロワイヤル」は「RPGツクール」による自作
注2:この頃自分のゲーマー生命はその幕を静かに下ろしていた

22歳
ゲームボーイアドバンスSPなんとなく購入。ソフトは「ガンスタースーパーヒーローズ」一本のみ。
借りるだけでやらないミスター借りパクに堕ちる。


そして、23歳。
既にゲーマー生命が終わっていたことにやっと気づく。
カート・コバーンは遺書の中で「だんだん消えていくよりは激しく燃え尽きるほうがいい」と言ったけれど、俺はどうだったのかな。

平和・愛・同情

カメムシ

奴隷獣タカ~アポカリプス続き~

2006年06月05日 12時08分29秒 | 糞心ワープ関係
俺達が聖書どんど祭りで燃えまくっているのを後ろから見る一人のシスターがいた。

「あぁ、なんて罰当たりな。主よ、どうか罪深い彼らをお許しください」

彼女は敬虔なクリスチャンの家に生まれ、成人した今では修道院に身も心も捧げている。
修行中である彼女の朝は早い。
小鳥もさえずらないうちから起きては神の家のすすを払い、祈りを捧げ、恵まれない子供達の為に食事を作る。
一通りの仕事が終わり、彼女はささやかな楽しみであり安息である近所の大学の構内の散歩へ出る。

そこで目撃したあまりに背徳的な光景。

「燃えろ。燃えろ。燃えちまえ。
マタイもヨハネも燃えちまえ。
焦げろ。焼けろ。灰になれ。
パウロもイエスも灰になれ」

地獄の修羅のような形相で主の言葉である聖書をガスライターで燃やしながら呪いの言葉をつぶやく若い男二人。

戦争も飢餓もない日本の心穏やかな家庭で生まれ育ってきた彼女にとってあまりに衝撃的な光景であった。

彼女は恐怖した。
道を誤りがちな若者を正しい道へと導くべき立場でありながら、目の前で繰り広げられる修羅の祭りにただただ恐怖するしかない自分を不甲斐なく感じた。
そして恐怖は彼女の身体に変調をもたらした。

彼女は強烈な尿意に襲われた。

どこかトイレは・・・
あった。
日本一ともいわれる広さをほこるこの大学の構内には公衆トイレが設置されているのだ。
世俗の汚れから限りなく隔離された生活を送る彼女は公衆トイレにつきものの不潔なイメージからなるべくそのような場所には入りたくなかったが、早朝であり大学の各施設が施錠されているのと緊急を要するために女子個室へと駆け足で入っていった。

予想したとおり個室内は清潔という言葉からはかけ離れた空間であった。
裸の電灯はチカチカと明滅し時々羽虫がぶつかってはビチッという音ともに身を焦がし落ちていった。

そのような場所でなお、一心に神に祈りを捧げる時に感じる安息に似た感覚の中、彼女は盛大に放尿した。

水飛沫の音が一通り収まった頃、彼女は更に試練が用意されていたことに気づく。

紙がない。
芯さえもない。

ぴちょん ぴちょん ぴちょん ぴちょん

「Oh,jesus fxxckin' christ!!」とでも叫ぶ場面だろう。
しかし彼女は言わない。
何も言えない。顔を蒼くし、目をつぶり両手を胸の前で組みそうになるばかりである。
「どうしましょう、どうしましょう・・・」
こんな汚らわしい場所でも神にすがろうとする自分を必死に奮い立たせるように小さくつぶやく。
何か代わりになるものはないだろうか。
当然、彼女に拭かずにその場を立つなんて発想はない。
個室のドアを開けそっとあたりを見回したり、自分の身体をまさぐってみたりした末、現在の彼女の唯一の所持物に手が当たった。

一冊の聖書である。

彼女の5歳の誕生日に父親が与えてくれ、以来10年以上何処へ行くにも肌身離さず持っているものである。


父と母の顔が浮かぶ。

修道院に身を捧げたときのことが浮かぶ。

誰にも言えない十代の悩みを聖書にだけ告白した日が浮かぶ。


薄暗い公衆便所の個室に祈りの言葉が小さく響く。



「主よ、罪深い私をどうかお許しください」

彼女はマタイの一説を破り、それを自身の汚れた場所へ擦りつけた。

「お許しください、お許しください、お許しください・・・」
彼女はもう一心不乱につぶやき、流れる涙とカサカサカサカサという音をかき消そうとした。
「お許しください、お許しください、お許しください、お許しください・・・」
外に声が漏れるのも意に介さず一心不乱につぶやき続ける。

何度目の懺悔がされたか忘れた頃、刹那、

バーーーーーーーーーーーン

個室のドアが物凄い勢いで膝頭をかすり正面の壁に叩きつけられた。
個室の外にはあの二人の若い男が立っていた。

「あー、よぉ、便所の神様いた?」
「ぶはっ、だからいないんだっつーの。TP(トイレットペーパー)なら全部火ぃつけるのに使っちゃったんだよね」
彼女は硬直したまま二人のやりとりを見ている。

「ノックしたんだけどさ、何か言ってるし、心配になってさ。ごめんね。ドア蹴破っちゃった」
「あ、なるほど。紙持ってたんだね。っておいおい。それって」
彼女の左手には新約聖書、右手には見る影も無いその1ページ。

「こいつはいけねぇな」
「あぁ」
地獄の修羅の形相は飢えた餓鬼のものに変わっていた。

「さぁ」
「シスター」

「「懺悔の時間だ」」





BGM:This Is the New Shit Marilyn Manson

アポカリプス

2006年06月04日 16時23分26秒 | 糞何気ない日常関係
何も無かった日ほど荒れる日は無い。
何も出来なかった日ほど荒む日は無い。

こういう日、飲んだくれさせてくれる店があることには感謝してもしきれない。


朝靄かかる大学構内、草っ原、俺と兄弟は一冊の聖書を見つけたんだ。

俺達のやることは一つ、各々のライターを取り出し、着火。

燃えろ。燃えろ。燃えちまえ。
マタイもヨハネも燃えちまえ。
焦げろ。焼けろ。灰になれ。
パウロもイエスも灰になれ。

兄弟、聖書で暖をとると暖かいんだな。
でも、もう燃えるところが無いな。
火遊びしたらちゃんとしなきゃな後始末。

小川にぶん投げ、踏んづけ、鎮火。


これだけで大分気が晴れました。
今度は魚や野菜も焼けたらいいな。聖書で。おいしそう。ジュル

ありがとうバイブル。

灰は灰に。
土は土に。

エイメン!

おい、便所にいたぞ!

2006年06月02日 23時49分46秒 | 糞何気ない日常関係
胃液まで吐くと逆に気分いいですね。
腹から胸、咽喉を経て舌先まで襲う痙攣。
さらに米や麺の固形感、未消化物の酸味を通り越した後にだらしなく垂れ続ける苦味。
いつしか便器に手をつく自分に、空の雲の切れ間から温かい光が差し照らしてくれている気分になります。
どうせやるのなら深さ無制限だ。
最近では酔ってもそこまで滅茶苦茶にならない自分には、胃液吐き散らしてるときが一番誰にも邪魔されたくない高揚する瞬間です。
まさに、これこそカタルシス。

と、思い込んでいる自分がいます。

二日酔いはまだ一度もしたことがないので次の日に早朝バイトと面接が控えていても余裕です。
しかし、面接の場で尊敬する人は誰かみたいなことを聞かれ、両親とアナルセックス好きで終いにはショットガンで自分の頭撃ち抜いた人物を並べて語ってきたのは我ながらどうだったかなと思う。
面接はよくわからんが、筆記がダメだったな。
ホントああいうのはとろくてダメなんだ。

就職活動のこと書くのはみっともないし(今更何言ってんだコイツ)あんまり良くないな。もう二度と書かないことにしよう。
あと、うちの親は別にアナルセックス好きではないので悪しからず。
・・・誰にも分からないことだけどね。


多くの人が祝ってくれたうえに、東京へ行ってるブラザーがたまたま帰ってきて一緒に飲むことができ最高の誕生日になりました。
家族集合写真でも撮ってもらったらよかったかな。

とにかく、みんなありがとう。見返りは期待しないでね。えへ。ちゃは!