ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

戦斗ロボット

2006年06月24日 01時58分33秒 | 糞何気ない日常関係
早朝バイトが終わり(このくだり多いな)自転車で公園通りを走っているとベンチの辺りで何か素敵なものが目に入った気がした。

(まさか今のは、レオパルドン・・・!?)

確認すべく自転車を止め歩み寄ってみる。

落ちていたのは昔テレビでやっていた東映版スパイダーマンのレコードのカバーシート(残念ながら中身はなかった)とばら撒かれた大量のレコードであった。

そうか、今日は燃えないゴミの日だ。
きっと誰かが捨てたものを別の誰かが拾って物色していたんだな。

それにしても古いな。
三橋美智也に橋幸夫、そしてスパイダーマン、か。
昭和の歌謡スターもマーベルコミックのヒーローもひとまとめにされて不燃ゴミになってしまうんだな。
どうでもいいけどさ。

近年ハリウッドで映画化され、第三作も製作中のご存知スパイダーマンは、実はずっと先に日本で東映によって映像化されていたのです。
1978年、僕がまだ父親の精嚢の中にもいない頃の話です。

ひとりの青年がスパイダー星人に超人的能力を与えてもらい、悪の鉄十字団と戦うという原作へのリスペクトが少しも感じられないストーリーであるが、この東映版スパイダーマンは専用スーパーカーに乗るし、怪獣瞬殺用巨大ロボットにも乗るのである。
その巨大ロボットこそ冒頭で述べたレオパルドンビッグボディチームの次鋒でもナードコアテクノでもあらず)である。

どうしてスパイダーなのにレオパルド(豹)なのか気になっていたものです。
タランチュランとかアラニャンニャンとかの方がいいじゃんなんて思ったりして。
まぁ、どうでもよすぎますけどね。

で、その拾ったカバーシートに書いてあったレオパルドンの説明がまた僕の逸物をそそり立たせてくれたのです。
以下の通りです。


「レオパルドン:スパイダーマンがのるスーパーロボット、全長60メートルもある。戦斗(せんとう)用で、かずかずの武器をもつ。」



・・・戦斗。
なんてアツイコトバなのだろう。
戦"闘"ではなく戦"斗"。
「北斗の拳」の"斗"、「魂斗羅」の"斗"、もっと言えば「越斗魂(ベトコン)」の"斗"である(最後は自分が勝手にあてた字ですが)。

もしかしたら昔は常識的に戦斗と書いたのかもしれませんが、この二文字が最近の頭ごちゃごちゃになり気味だった僕をいきり立たせてくれたのは間違いありません。

何を迷っていたのだろうか。
そうだ。俺は戦斗ロボットだ。
立ちふさがる敵を瞬殺するべく生まれた戦斗ロボットだ。
さらに、ゴミを拾って戦斗ロボットとして覚醒するなんて痛快じゃないか。
よーし、殺りまくるぞぉぉぉぉ!!


画像はそのレコードの中から拝借してきた「恍惚のテナー・サックス」のカバーの写真と戦斗用ロボット・レオパルドンです。
僕のチンカス携帯の画像では分かりにくいけど、この金髪ねーちゃん、赤い全身網タイツ(それこそスパイダーマンみたい)で非常にエロいです。

パイオツもチリバツです☆