ＣＥＬＬＯ ＥＴＵＤＥ

オーディオ用パッシブアッテネッターである。
プリアンプ代わりに使う。



　　　　　　　　　　　　　ＣＥＬＬＯ　ＥＴＵＤＥ

デザインは至ってシンプルなもの。味も素っ気もない。
小さくて、水鳥の羽のように軽い。


　　　　　　　　　　　　　　　裏　　面

入力４系統、出力１系統、それにアース端子。



　　　　　　　　　　　　　　　正　　面

左のつまみが入力切替用、右のつまみが入力電圧調整用ボリューム。
ＣＥＬＬＯのロゴが美しい。

中身は切替用接点とボリューム、それらを結ぶ配線があるだけでスカスカ。
音に色付る要素はない。水に例えれば蒸留水である。

ＥＴＵＤＥの魅力ってなんだろう。
理屈上、納得させるようなものは何もない。
強いて言えば、衒いのない、けれんみのなさであろう。
ＥＴＵＤＥにはENCORE、PALETTEと言う美しい姉がいるが、高嶺の花である。
ＥＴＵＤＥ・・・・・、可憐さかなー

ＣＥＬＬＯの呪縛に掛かったようである。