やはり、自分の出生は気になるものである。
がんばれ!NIPPON(もち、ワールドカップ)
カメ族は産み放しである。カメ族の母はなんと亀情がないと謂われなき指弾を受けるかもしれない。人族が亀族を非難する資格は全くないのである。
カメ族の母は人間と違って、子供をちやほやと甘やかしたりはしない。
(ウミガメ族を挙げるが)満月の夜。ひっそりと砂浜に上がり、懸命に穴を掘り、涙を流しながら卵を産み落とす。丁寧に砂を掛け、振り返り振り返りしながら海に帰っていく。
亀母は後ろ髪を引かれながら、断腸の思いであるに違いない。人族でも、実親による子捨て、幼児虐待が巷に溢れている。
カメ族は生まれた時より独立独歩なのである。
さて、自分が亀族のどの種に属するか、実のところ分かっていない。
親父の言によれば、ペットショップのガラス室に貼られていた紙切れに何かカタカナ文字で書いてあったようだが、全然覚えていない。
親父は我が輩を如何にも大切にしているかのように他に吹聴している節がある。それは全く口先だけのことである。
もし、その紙切れが自分の方を向いて貼ってあったなら、自分探しの旅も楽になったであろう。
好い加減な親父も、流石に少しは気がとがめたらしい。 カメのすべてと言う本で 調べて見たらしい。
カメ目 → 潜頸亜目 → リクカメ上科 → ヌマガメ科までは分かったようだ。 なーる程、僕が水陸に強い訳が分かった。
図鑑と首ぴっきで、照らし合わせてみたのだが、ミシシッピーチズカメ、ニセチズカメ、テキサスチズカメ、フトマユチズガメ・・・・
どの種と比べても、これに当てはまると言うものがない。仕方なく、一番近そうに見えるフトマユチズガメ?にしたのである。
カメ族も異種結婚がされているようなので、自分もハーフかもしれない。
自分は自分であることに違いはない。出生調べはここまでにしておくつもりだ。
もし、心当たりの方がおられれば、お教え頂ければありがたい。
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