かめちきの 風に吹かれて

今年はふた味違うかも。

プロの技なり

2016-04-22 | つれづれ
藝大の新卒業生紹介演奏会なるもの、友だちの
お誘いで。いやはやプロの生音ってこんなに
凄いのか、と。掌でごろごろされているような、
それでいて音が生き物みたいに迫ってくるんだな。
ああ、音楽ってこういうものかと感じ入る。
野球で言えば草野球とアライバみたいなものか。
指揮も、初めてこういうことなのかと思ったり。

もっとも、やっぱり興味は鳴り物にいくわけで。
ティンパニ奏者が、えらくカッコよかった。
小番頭のように手を重ねてちんまりと座っていて、
撥を構えてもなんかちょうちょの触覚みたいな
構えで。それが演奏すれば音の膨らみとキレが
素晴らしく。最後のラフマニノフ3番の締めの
決め方には、思わずかっけーと声が出た。

ひどくいい加減でお叱りを受けそうな感想だけど、
あまりに濃密な3時間でありました。ツウにしか
わからない技もあるけど、素人も感動させるのが
プロってものか。

帰ってきたら、ドラ大勝で荒木2安打2打点。
頑張ったじゃん、と思ったら、走塁死はあるし、
他の打席散々だし。今日は森代行のエンドラインの
サインのおかげというしかない。
ともあれ、2006試合、1905安打、362盗塁。

コメントを投稿