先日,千葉のK様邸に伺ったら,その半月前とうってかわって緑豊かな庭に変身していました.
3月31日撮影.





やまめが細かく株分けした地下茎や苗たちも,しっかり根付いて元気に花を咲かせていました.
地下茎を植えた当時,ナルコユリと伺っていたものは,地上部の姿を見たら何となくアマドコロ?かな・・・と思いました.
何となく,でしたけど

灌木の下であちこち芽を出し花を咲かせていました.
ユンボで掘り返してしまうところに沢山群生していたのですが,救出しそこなったものもたくましく芽を出していました.
緑っぽい花がとてもかわいらしかったので,奥様のご厚意で2株いただきました


今度やまめの庭から何かお土産を持って行こうと思います


帰りの電車の中では,うれしくて

(アマドコロ



と,密かにテンションアップしていました.
さて・・・
アマドコロとナルコユリはどう違うのか.
わかっていないな,確認しなければ,と思って調べてみると,
花の形から,どちらでもなさそうでした

じゃあ,何


さらに調べてみたら,「ホウチャクソウ」だということがわかりました

・・・・・そういえば・・・・・
やまめがアマドコロ~

師匠が傍らで
「ホウチャクソウというものもあるんだよ」
と呟いていたことを思い出しました


もっと師匠のつぶやきにも集中しなければ



ホウチャクソウ(ユリ科チゴユリ属)
学名:Disporum sessile
茎が上部で分かれることと,花びらがナルコユリやアマドコロはくっついているけれど,ホウチャクソウは分かれている(花びら3枚,ガク3枚の計6枚)のが特徴.
宝鐸(ホウチャク)とは,寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りのことで,風鐸ともいい,花の形が似ていることからこの名が付いたということです.
ちなみに,ナルコユリとアマドコロは,両方ともユリ科アマドコロ属.
間違えるのも無理ないくらい似ていますが,
「角ドコロに丸コユリ」
ということで,アマドコロは茎に稜があり,ナルコは丸い,
ナルコは花と花柄のつなぎ目が緑色の突起状?になっている,
の2点が見分けるポイントらしいです

勉強になりました

話は変わりますが,

ダークな葉色と明るい花の組み合わせ,えんじ系と緑の組み合わせ,結構いいな

