開光塾 カアチャンのつぶやき

どうしたら子どもたちに力をつけていけるか、元気に育っていけるか。
愉快でパワーにあふれたみんなとの、楽しい記録です。

学力をつけたいって、それ、こっちのエゴじゃん!

2022-02-13 23:54:30 | 子どもたち
新年が始まると、
塾の大仕事が待っている。



受験



さすがにこの時期になると
子どもたちの目の色も変わってくる。
教える側も必死

しかし、この必死って、
今思えば、くせ者。
誰のために、必死なん・・・

子どもたちも懸命に頑張るけど、
疲れてくる時期でもあります。

あともう少し・・・
もうひと踏ん張りで、手が届く・・・



ところがある日、
張りつめていた糸が切れて
心が受験からそれてしまうことがあります。



それは
はたから見ているとよく分かる

ここまで来たんだもの
あと少しで手が届くんだもの
頑張ってほしい


そう願って
声を掛けます。

『あと少し、頑張れ


「頑張らんといけんのは
よ~く、わかってる。
でも、これ以上頑張れんのんよ。
今までだって、
私なりに頑張ってきた



こちらの必死さ
かえってあだとなることがあります。
追いつめてしまって、
本当に糸が切れたたこのように
飛んで行ってしまう。

私は子どものことを考えて
声をかけていたか。
「頑張れ」
それは、エゴの コエ ではなかったか。

昨日、
ふとそんな言葉が浮かんできました

目の前の子どもが
しんどい思いをしているのに・・・
『頑張れ』じゃないでしょ

そう気づくと
私の心がフワッとなって
穏やかで満ち足りた気持ちが広がっていきました。
『頑張れ』という言葉は
私の心も堅く縛っていたのかもしれません。

何を大切に選んでいくか。
心に聞きながら
これからもやっていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

宮本浩次さんの『夜明けの歌』
1年ぶりに聞きましたら、心に沁みました
ボサボサ頭で、
ビシッと決めてるわけじゃないけど
伝わってくるものはとても深い。