蓄音機&写真 気ままなBlog

気ままに更新してます

2005年01月31日 | コ ラ ム
 昨日は、京都での会合に行っていたので日誌はお休みさせていただきました。会合の中で、「民」という言葉は「目」に「針」を突き刺した形の象形文字から発展してきたという話が出ました。今の日本の社会は、市民がありのままを「見たり」「聞いたり」「考えたり」るすことをできるだけやらないような仕組みになっているんだそうです。
 そういう意味でも、国の会計制度も本当に複雑すぎます。一般会計の82兆円の中身だけでもわかりにくいのに、表には出ない31の特別会計217兆円がぶら下がっており、その下に特殊法人や独立行政法人の40兆円の予算があり、またその下にファミリー企業や公益法人があり・・・というふうになっているので、その全貌の解明はなかなか難しい。
 GDPの5~6割もの予算が公的機関で使われている「日本型(依存と分配の)社会主義」の構造を分析し現実の社会(グローバル・少子高齢化・共生)に適応したものへと変えるためにも、徹底した情報公開と説明責任(説得責任)の履行、新たなガバナンス構築と共に、大きなバージョンアップのためのリセットという意味でも政権交代も不可欠なんだろうなぁ。

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民の原字 > http://ww81.tiki.ne.jp/~nothing/kanji/jinmin.html 

自浄力

2005年01月28日 | コ ラ ム
 「エッ!・・うそっ~ホント?!」と我が耳を疑ったNHKの海老沢氏の引責辞任直後の顧問就任問題は、「やっぱりなぁ」という感じで顧問辞退に至ったようです。視聴者からの抗議殺到でやっと気が付くという状況は、もはや自主再建(別に潰れた訳ではないけど)の可能性が無いことを証明しているともいえるのではなでしょうか。
 でも、NHKの社会的役割やその再生を願う良識ある声の中に隠れて「そもそも、NHK受信料は払いたくなかった。これで、払わなくて済む理由が見つかった」という感覚の人も相当多いのだろうなぁ。
 これも、なんだかちょっと寂しい感じがします。

検察審査会

2005年01月27日 | コ ラ ム
 今日の朝日新聞朝刊に「東京第二検察審査会は27日までに、橋本龍太郎元首相の政治資金規正法違反(不記載)容疑を不起訴処分とした東京地検特捜部の判断について、『不起訴不当』の議決をした」との記事が掲載されていました。http://www.asahi.com/special/nisshiren/TKY200501270180.html

1億円もの献金を隠した政治とカネの問題をめぐる重大事件であるにもかかわらず不起訴処分というのでは検察の存在意義も「NHK」と同様、その独立性や公平性・妥当性が疑われるのも無理ありません。そうした中で、この決定がどのように実質的な影響を持つのか注目しています。
 政権の都合で巨悪を放置して、小さなミスをも見逃さないという状況は変えなければ・・・。

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検察審査会? >  ・一般市民から無作為に選ばれた11人の審査員で構成。・検察の不起訴の再審査を行う。・検察審査会の決定に拘束力なし。・職権は、検察や他の専門家などからも完全に独立。  2005/01/27 21:21
参考アドレス > http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/20040214/qa1.html


司法の正義は何処へ消えた?

2005年01月26日 | コ ラ ム
 桶川女子大生ストーカー殺人事件で、告訴状を改ざんしたりして充分に予見できた事件を防ぐことをしなかった埼玉県警の責任を問うた裁判において、東京高裁判決は世間の常識と司法の正義を覆す内容となったようです。〔そもそも、なんだかんだといちゃもんを言って告訴状を受け取らない警察の姿勢は公務員の立場としては犯罪的。告訴状の提出・受理の方法を変えるべきでは?〕
 警察が汚いのは充分分かっていますが、司法までこれでは希望の持てる社会には絶対ならない。本当にイヤな世の中になりました。
 警察が犯人逮捕や犯罪防止による治安維持のプロであるならば、その使命を果たすことができなかった場合は、その原因を徹底して洗い直して正していくという謙虚な姿勢は不可欠。プロは、結果責任を負うことが最低条件です。間違いは誰でも犯してしまうものですが、その後どう対処するのかということでその人の「人格」は決まります。
 こんなことで、日本の「国格?」はどうなるんだろう。

テスト

2005年01月25日 | コ ラ ム
 Eジャパン協議会のコメットをテスト運用することにしました。 http://www.ejf.gr.jp/comet2/honpo/LTop.html

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27日 > ローカル・マニフェスト推進ネットワーク関西発足会が開催されます。http://www.waseda.jp/prj-manifesto/index.htm  2005/01/25 19:45
映像 > 昨年5月に開催された21世紀臨調主催「政権公約マニフェスト検証・第1回大会」のHPから当日のオンデマンド映像を見ることができます。http://www.secj.jp/gaiyou.htm  2005/01/25 20:04
書籍つづき > この前から読んでいる本は、あと最終章を残すのみとなりました。この本と平行して「パブリック・ガバナンス」(NIRA)を読んでいます。ガバナンスの改革において、アカウンタビリティが大切だと書いてありますが今国会での首相の答弁を見ていると、それが圧倒的に欠如しているようですね。  2005/01/25 20:12
情報 > 「電子政府・自治体ガイド2004」http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=04017099 という本も同時進行で読んでいますが、民主主義にもとづく政策形成・ガバナンスを徹底するためにも、情報公開や市民参加・コラボレーションも大切ですね。   2005/01/25 20:17


書籍の内容(途中ですが)

2005年01月23日 | コ ラ ム
 1978年にノーベル経済学賞を受賞したハーバート・サイモンは、人間は常に最適かつ合理的な判断を行える存在では無いとし、認知限界という概念を打ち出したそうです。

 先日紹介した書籍「政策形成の過程~民主主義と公共性~」でも、人間の頭脳は複雑に絡み合う現実社会の複雑な構図をそう簡単にはすべて解き明かすことができないとしています。そうした意味では、分析というのは一定の限界はあるものの、現実的に政策は分析や情報に基づく合理的な方法を選択するのではなく権力(利害関係)に基づく決定が主流であることから、益々その問題解決に複雑さを増しています。
 そうした中で、民主主義に基づく政治的相互交流が賢明な政策をおこなう上で、どのような潜在的可能性を持っているのか、またその限界はどこにあるのかを分析することがこの本の主題のようです



NHK

2005年01月22日 | コ ラ ム
 先ほどまで、CS放送の朝日ニュースター「愛川欽也パックイン・ジャーナル」を見ていました。NHKが朝日新聞の記事が虚偽報道だとニュース番組で大々的に取り上げた件について議論が交わされていました。一番大きな問題は、特定の政治家の有形・無形の圧力によって報道内容が改ざんされ、その影響が世論という形になってしまうという現実が有るのかないのかということ。でも、世の中は複雑にできていて、圧力というのは圧力という明確な形として表さないのが圧力のかけ方だということ。また、組織というのもヌエ的なものが多くて、特に公「的」機関は責任や意思決定のプロセスが曖昧なところが多いですから、益々事の本質が見えにくいです。


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朝日新聞の社説 > http://www.asahi.com/paper/editorial.html  

オーツ

2005年01月21日 | コ ラ ム
 今日視察においでになったのは、新世紀ながと創造ネットワーク会議のみなさんでした。
 ここでは、期間限定で500円に相当地域通貨オーツが発行されています。

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詳しくは > http://www.gotjp.com/kitaura100/event/tsuka/main.html   2005/01/21 20:14


やれやれ

2005年01月19日 | 活動日記
 昨年12月19日に開催した「まちづくりトーク」の記録集(HP)が完成しました。今、ゲストスピーカーの方々に校正をお願いしていますので、公開までしばらくお待ち下さい。

 ところで、最近時間の余裕が出てきたので本を読むようにしています。手元にあるのは「政策形成の過程~民主主義と公共性~」(チャールズ・E・リンドフロム、エドワード・J・ウッドハウス)という本。
 内容は、民主主義に基づいて政治が行われているのに、社会問題が合理的かつ効果的な政策が実行されない理由を分析したもの。非常に興味深い内容なので、このコーナーで紹介します。

テスト版

2005年01月17日 | 活動日記
 まちづくり本舗のホームページを、リニューアル(テスト)版に入れ替えました。まだまだ問題が多いのですが、当面はこれで行きます。
 肝心な内容がおろそかになっているので・・・。

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ボタン > メニューボタンのターゲット設定スクリプトが分からない。 http://www.kaikaku21.com/kusatsu/    2005/01/17 22:38
小原 > 大阪で地域通貨支援の大阪元気コミュニティ創造特区が認められるようですね。このような動きが全国に広がっていくといいですね。http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200501180055.html


残念

2005年01月05日 | コ ラ ム
 1月3日の京都新聞に「琵琶湖の環境事業費 大幅削減へ 滋賀県が検討 財政難受け」との見出しで、ノーリリースありがとう券事業が05年度いっぱいで廃止する方針であると書かれていました。
 せっかく、「滋賀プラスワン」にはノーリリースありがとう券事業が大きな効果を生んだと報じているのにちょっと矛盾している感じもするな・・・・。
 こういう分野は、既得権益や利権とは関係無いし一番切りやすいので分かるような気もするけど。


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記事はこちら > 3日付け京都新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050103-00000011-kyt-l25   2005/01/05 23:40


活動始動

2005年01月04日 | 活動日記
 居眠りしている間に、お正月の三箇日が過ぎ去ってしまいました。
今日から、ぼちぼち活動を始めます。
 まずは、年賀状の返信から。

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筆王 > 昨年から、最新バージョンの筆王の調子が非常に悪いです  2005/01/04 13:38
特に > にじみ・かすれ処理は時間がかかりすぎる。  2005/01/04 13:39
更別村 > 年末に、FAXで「ありがとう券」についての問い合わせがありましたが、しばらく行方不明になっていたので返信できませんでした。先ほど、パソコンディスクに置いてある書類を整理していて見つかりましたので、返答させていただきました。遅くなって申し訳ありませんでした。  2005/01/04 23:47
結果 > 滋賀プラスワンに、ノーリリースありがとう券事業の結果  2005/01/04 23:48
続き > が詳しく掲載されています。是非ご覧ください! http://www.pref.shiga.jp/koho/2005-01/02.html   2005/01/04 23:49