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ようやく・・・

2005年10月28日 | コ ラ ム
 元草津市助役でみのり保育園理事長の▲大田正明県会議員▲が、加重収賄の疑いで逮捕されました。

 なんでも、なごみの郷の電気工事に関連した事件なのだそうです。

 草津市の助役時代に当時の古川元市長から解任されたのも、公共事業で私腹を肥やすあまりにも酷いやり口を見過ごす訳にはいかなかったからではないかとの憶測も流れていましたが、「やっぱりそうだったのか」という感じです。

 収賄で逮捕された芥川前市長が県議から市長になった際に、その後継として県議となった形の太田氏ですが、汚職の系列はどこまで繋がっているのやら。

 今回の逮捕容疑は、まさしく氷山の一角でしょう。


加重収賄で元草津助役逮捕 設計金額教え200万 (共同通信記事より)
 滋賀県警捜査2課は28日、加重収賄の疑いで元滋賀県草津市助役の滋賀県議、太田正明容疑者(61)=草津市西渋川=を逮捕した。
 調べでは、太田容疑者は同市助役だった2000年1月から12月に、同市発注工事の指名競争入札で、設計金額を教えた謝礼などとして、同市内の電気工事会社社長(58)に、現金100万円と額面100万円の小切手1枚を草津市内の保育園に出させた疑い。社長は時効が成立している。
 太田容疑者は1993年4月から2001年3月まで草津市助役。03年4月に県議に初当選し自民党系会派に所属。


あやかる

2005年10月17日 | コ ラ ム
 好ましい状態にある人の影響が及んで、自分も同じような状態になったり、それを利用し便乗したりすることを「あやかる」と表現します。
 最近、靖国神社や都内観光地の土産物店で再販されている「純ちゃんの黒糖改革まんじゅう」は、まさに自民党圧勝・小泉首相人気にあやかって人気上々だとか。▲共同通信記事▲

 
 大阪市の関市長が突然辞意を表明し、出直し選挙に打って出るというのも、小泉さんの手法が大勝利したことにあやかってのことなのか・・・ 
 再選へ絶対の自信? 関市長辞意 (産経新聞) - goo ニュース
 

 さて、今日の小泉首相の突然の靖国参拝について、みなさんはどのように感じておられますか。
 
 私は先ほど、生涯で初めて「日刊ゲンザイ」をコンビニで購入しました。
 今日は17日なのに、この新聞の日付は10月18日となっているのに少し感がくるってしまいましたが、 「浮かれる小泉・沈みゆく国民のこれから」 「大政治家のように持ち上がられご当人もソノ気だが実はサル芝居の三文役者」 「最悪の借金王が『小さな政府』とは笑止千万」 といった見出しを見て、「えっ!ここまで書いていいの」とちょっと気になったからです。しかも、村上ファンドや楽天のTBS買収問題などについても詳しい記事が満載で、ボリュームの割に120円は安い!
 
 でも、この記事も別の意味で小泉人気にあやかっているのかも・・・

民意が政治を動かす

2005年10月14日 | マニフェスト
郵政民営化関連法、参院本会議で可決・成立 (朝日新聞) - goo ニュース

 先の総選挙で最大の争点とされた郵政民営化について、参議院で前回は反対、棄権・欠席した30人のうち27人が賛成に転じ、賛成134票対反対100票で可決・成立しました。
 これは良くも悪くも、民意が政治を動かした結果です。

 総選挙では、ポピュリズムやメディアの偏った報道など様々な問題点、さらには3分2以上の議席数を持った巨大与党に対する危惧などといった観点から否定的に評価することもできます。しかし、選挙制度が中選挙区制から小選挙区制に移行して以降、今回ほど国民が政権選択を行うということが総選挙の本質でありその結果がいかに大きく、またその選択に対して国民も政党も重大な責任を負うことだということが実感できた選挙は無かったのではないでしょうか。
 総選挙は政権をどの政党が担うのか、またその政権(政党)は国民からどのような負託を負っているのかが問われるものであり、政権のあり方は選挙によって有権者が決めるものだということがようやく定着して来たというふうに考え、今後の展望を考えていくことが大切だと思います。
 そういう意味では、今回の選挙結果は政権選択選挙を定着させると共に、政権選択を可能にする政党の成熟を促すためには非常に良い結果だったということができます。
 圧勝した自民党は郵政民営化法案を成立させましたが、国民の期待は郵政民営化が構造改革の入り口であり、その後は改革断行が加速していくということへの期待です。自民党は、郵政法案を踏み絵にして抵抗勢力を徹底して叩きつぶした訳ですから、改革が十分進まないことをこれまでのように抵抗勢力のせいにすることはできません。また、本来の筋道としては、政権交代によって下野した後に本格的な党改革がなされて生まれ変わるということだと思いますが、予想を越える圧勝はかえって自民党にとっては深刻な事態を招きかねません。

 一方で、民主党は中途半端な負け方よりも今回完敗したことによって、抜本的な党改革を行う以外に再生の余地の無いことが党内外ともに共通認識されたことで、前原体制という新たなスタートを切ることができるようになりました。民主党は政権準備政党として自民党とは違った改革メニューを国民に示し、自民党をその立場で監視・抑制すると同時にグローバル競争時代の国の機能や役割について国民的論議を深めて合意形成していくプロセスをどうのようにつくっていくのかが問われているのではないかと思います。

 つまり、圧勝した自民党は構造改革の断行を求める国民的期待に応えられなければ次回の選挙ではNOを突きつけられることになり、惨敗した民主党は前原代表を先頭に党改革を徹底して推し進め、国民が求める第2の国民政党として成熟していくならば次のチャンスは十分にあるという状況が生まれたということです。
 これは、「選挙で自分の1票を投じても何も変わらない」という今までの状況から考えると画期的なことではないでしょうか。

公平な競争の環境とは

2005年10月12日 | マニフェスト
自民やや上げ、民主は昨年並み 経団連の政党別政策評価 (朝日新聞) - goo ニュース

 昨夜の選挙分析に関する福山哲郎氏(民主党参議院議員)の講演で、選挙の公示の前の日に経団連が自民党支持を表明したことが日本経済新聞のTOP記事に出たことによって、スポンサーの大半を経団連加盟企業に依存するマスメディアの報道や選挙結果に非常に大きな影響を与えたと発言されていました。
 そのことに関連して、11日に日本経団連は政党の政策評価を発表し、自民党への評価を高めると共に、奥田碩経団連会長が記者会見で「政策評価を受けて、会員企業にはさらに増額をお願いしたい」と語ったそうです。
 これじゃ、数の力だけではなくお金の力(政党助成金と企業献金のダブルで!)が自民党に集中しすぎて健全な「改革競争」のバランスが崩れてしまうと思うのですが・・・

まもなく再開

2005年10月10日 | 活動日記
 最近、写真・音声・映像の記録活動に奔走していたため当ブログの更新ができませんでした。
 明日もキャンパスプラザ京都で福山哲郎氏(参議院議員 民主党京都府連会長)を招いて「総選挙総括と特別国会の争点―政権選択選挙・二大政党制の新たなステージ」と題する講演などが開催され、記録係として参加することになっています。
 これが終われば落ち着きますので、そろそろブログを再開しようと思います。